効果的なコンテンツSEOのポイント 14.10.08  (更新: 

効果的なコンテンツSEOのポイント

ホームページからの集客はできていますか?

ホームページからお問い合わせがあることが集客ではありません。 ホームページを作って何もせずに放置していると、新規客のアクセスが全くない状態、つまりホームページは存在していないのと同じです。 ホームページが放置されている企業の場合、会社名やブランド、商品名を知っているリピーターのアクセスのみで、新規客の獲得に貢献できていません。
今回はホームページからの新規客のアクセス数を上げる対策の一つ「コンテンツSEO」(SEO=検索エンジン上位表示最適化)の方法についてご紹介します。

SEO対策はインターネットにいろいろな情報がありますが、 まず大前提として、検索エンジンを騙すような方法を行ってはいけません。 検索エンジン大手Googleのアルゴリズムは年々アップデートされ現在はとても賢くなっています。
Googleを騙すようなSEO対策は、たとえ一時的に効果があったとしても、いずれペナルティを受けて検索結果に全く表示されなくなるリスクがあるため、 ガイドライン違反せずにGoogleが推奨するSEO対策を行っていくということが得策です。
SEOで守るべき重要なことは今も昔も変わらずGoogleが推奨する「ユーザーに有益なコンテンツ」を配信することです。

それではコンテンツSEOのやり方について、どのようにしていけば効果的なのか見ていきましょう。

ホームページで潜在顧客を集客する「コンテンツSEO」とは

作ったはいいけどほぼ放置状態になっていたり、集客のことを意識せずに無闇に更新をしているホームページのアクセス状況は、 ブランド、商品、サービスを認知して既に何らかのアクションをとっているリピーターや既存客といった顕在顧客ばかりになっていることが多いです。
しかし、インターネット上にはブランドや商品、サービスをまだ知らない見込み客、いわゆる潜在顧客が圧倒的に多いです。

独走お宝ワード一覧

放置状態のホームページでは、この潜在顧客の集客はほぼできていません。
例えば京都にある「ウェブエース工務店」という会社名の新築住宅のハウスメーカーがあったとします。
ホームページが放置状態の場合、

  • ウェブエース
  • ウェブエース工務店
  • 京都 ウェブエース

などという会社名を含んだワード「指名ワード」のみで上位表示できるいる状態がほとんどです。
当然、ウェブエース工務店という会社名を知らない潜在顧客は検索エンジンからウェブエース工務店のホームページにはたどり着けません。
そこで、潜在顧客が検索エンジンで使用するキーワードをリサーチして、そのキーワードで上位表示できるコンテンツを作って潜在層の新規客を集客する、これがコンテンツSEOです。

例えば

  • 京都 おすすめ工務店
  • 新築一戸建て 安い
  • 関西 ハウスメーカーランキング

などです。

潜在顧客が使用する見込みワードはとてもたくさんあるので、上位表示できるキーワードが増えれば増えるほど、洗剤顧客のアクセス数も上がります。

潜在顧客のキーワード選定の方法については後述します。

コンテンツSEOのメリットと重要性

コンテンツSEOの最大のメリットはやはり、見込み客向けのコンテンツが一度上位表示してしまえば、広告や営業マンなしで勝手に新規客を集客し続けてくれることでしょう。

上位表示したからといってずっと放っておくと順位が下がってきますが、Googleのガイドライン違反でもしないかぎり急落することはまずありません。 また、SEO的にホームページ内の類似記事の更新は別ページのコンテンツにも影響するため、 TOPページで狙うビッグワードの順位も上がりやすくなり、とても効率良く集客することができます。

定期的にコンテンツで情報発信することで、企業イメージや信頼性向上にもつながります。 コンテンツ資産としても残るため、SNSマーケティングやメルマガのLPなどにも利用できるため集客の幅も広がります。

コンテンツSEOにデメリットはある?

一方でコンテンツSEOのデメリットはというと、当然ですが既に競合の多いニーズでコンテンツを作るためには労力がかかること、効果が出るまでに時間がかかること、があげられます。
また、コンテンツの内容もコンバージョンを意識しないとうまく成果につながりませんし、 逆に意識しすぎるとSEOに弱い記事になってしまいます。 後述しますがキーワード選定自体が間違っていると、上位表示しても期待した成果が出ないこともあります。

前述したように上位表示した後、順位を維持するためには定期的な更新も必要です。
しかし、コンテンツSEOによる集客効率の高さを理解して、 いずれ記事を書く楽しみ、自分の考えをコンテンツとして発信する満足感が伴ってくれば、デメリットも大した問題ではなくなるでしょう。

コンテンツSEOのコツ

SEO対策では良質な被リンク(他のWEBサイトから自サイトへのリンク)の量がとても重要です。

次のことに注意して、被リンクがつきやすいコンテンツを作成すると効果的です。

  • コンテンツにアクセスするユーザーの第一の目的は商品やブランドではなく情報(検索意図を意識する)
  • テーマを絞って内容に統一感を出す
  • 必要な情報を必要なタイミングで見せる
  • 専門性や独自性を出す
  • 実際に経験したエピソードを書く

成果を出すためにはキーワード選定が重要

コンテンツSEOは、闇雲にコンテンツを作っても効率よく見込み客のアクセスを集めることはできません。
検索数が多い、つまり「検索需要」の多いキーワードを選定してテーマを決定、コンテンツを制作して上位表示に成功すれば効率的な集客ができます。

Google検索エンジンの月間検索数は、Google広告管理ツールのキーワードプランナーを使うことで調べることができます。
しかし、広告アカウントに課金実績がないと、おおよその検索数しか調べられない制限がかかっています。
具体的な月間検索数を調べるには、ラッコキーワードのエントリープラン(※440円/月)を使うと便利です。
契約縛りもないので必要に応じて無料プランに変更してもいいでしょう。

見込みワードの探し方は、自社商品に関連するキーワードでGoogle検索して、検索窓のオートコンプリートや検索結果ページ下部などに表示される他のユーザーがよく検索する関連の複合ワードを収集します。
一般的にサジェストワードなどと呼ばれる複合キーワードです。
このサジェストワードもラッコキーワードで簡単に一覧で取得することが可能です。
サジェストワードは、ラッコキーワードの無料プランでも、1日30回まで調べられます。

また、早く成果を出すためには、検索ボリュームのあるキーワードの中から、競合率が低く、見込み客率が高いものから優先して施策していくことが重要です。
コンテンツSEOにおいて重要なのは、見込み客のニーズを理解したキーワード選定です。
キーワード選定方法について詳しくは、下記でご紹介しています。

コンテンツSEOのキーワードの選び方 コンテンツSEOのキーワードの選び方

効果的なコンテンツとは?

それでは次に、どのような内容のコンテンツが効果的なSEOになるのかご紹介します。
前述のように、リサーチしたキーワードのニーズを意識して、コンテンツを企画してみて下さい。

話題性

バズマーケティングとう言葉はご存知でしょうか?
話題性のあるコンテンツを配信することで宣伝しなくてもユーザーが他のユーザーに勝手に紹介、宣伝してくれること、つまり自然にクチコミが広がっていくような施策を「バスマーケティング」といいます。
(※インターネットに限定する場合は「バイラルマーケティング」と表現されることが多い。)
バズを起こすことができれば自然に多くのアクセスを集めることができ、被リンクも増えることが期待できます。

バズを起こすには、SNSを利用して話題が出そうな動画や画像を配信をする方法が一般的です。
WEBサイトの商品やサービスに全く関係のない動画ではアクセスが増えるだけで利益には結びつきにくく非効率ですが、ブランドイメージを印象付けられるような面白い動画や変わった商品紹介、ユニークな使用方法などを動画で配信する事でバズが起こせる可能性があります。

実用性・機能性

何回も見て参考にしたくなるような資料的なコンテンツや機能性のあるコンテンツを作成すれば、ブックマークされて何度もアクセスされる可能性があります。
つまり、被リンクされる可能性も高まり、検索エンジンの評価が上がってSEO上位表示されやすくなります。
例えば「安いコインパーキング地図」や「スムーズに確定申告を行うためのチェックシート」、WEB上で使える「HTML文字コード変換ツール」などです。
ただし、自社ホームページのジャンルに関連性のあるコンテンツである必要があります。

独自性(オリジナリティ)

インターネットでGoogle検索しても目的の情報が得られなかった、といったことはありませんか?
こういった検索しても見つからない情報は他のユーザーも求めている、つまり検索需要がある可能性があります。 独自性のある有益なコンテンツは、被リンクが増えることも期待できます。

あなたが解決できなかった検索キーワード(検索意図)を意識して記事制作すれば効果的です。 競合他社が配信していない検索ニーズがないか調べてみてください。
「独自性があること」つまり競合が配信していない需要のあるコンテンツは、とても効果的なSEOになります。

高い技術やノウハウ

企業にとって技術的ノウハウは競合他社に知られたくないものですが、これは競合他社にとっても同じこと。 実はほとんど競合他社がとっくに知っているノウハウであることもあります。
ということはどの企業が最初にそのノウハウを公開するかというだけのことです。
当然最初に公開した企業のコンテンツがSEOに有利に働く可能性が高くなります。

ターゲットとなる見込み客に直接関係のない技術的なノウハウをなぜコンテンツにして公開することが有効なの?
SEO上位表示しても見込み客ではなく競合他社のアクセスが多くなるため、情報を盗まれた上、コンバージョンが見込めないのでは?
と思うかもしれませんが、競合他社が公開していない情報は独自性があるため、SEOにとても効果的で、 前述したように見込み客用に対策された別ページのコンテンツやTOPページのビッグワードにも影響します。
また、技術的なノウハウを公開することで企業に対する信頼性や安心感などのイメージアップにつながるため集客には有効です。

企業秘密の核心部分だけ隠して、信頼性向上につながる技術的な内容をコンテンツにできないか検討してみましょう。

流行に左右されない(古くならない)

情報は古くなれば役に立たない情報もあれば、いつまでも色あせない情報もあります。
SEO効果をできるだけ長く持続させるためには、月日が経っても役に立つ情報を配信することもポイントです。
ニーズのあるコンテンツは定期的に更新しないといけないような内容であることが多いので、 古くならない情報に固執することはありませんが、 更新しなくてもできるだけ長く色あせない情報をコンテンツとして選定すると効率的です。

逆に更新できていないコンテンツで、情報が古く競合に負けている、役に立たないものは削除して整理するだけでも、ホームページ全体のSEO効果が上がる場合もあります。

(※本ページはプロモーションが含まれています。)

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