WEB集客において、SEOは必要不可欠。
需要の高い検索ワードでSEO上位表示ができれば、企業のWEBマーケティングはもちろん、アフィリエイトでも大きな収益を上げることが可能です。
収益化できるWEBサイトやブログを作るためには、コンテンツSEOとコンテンツマーケティングが重要です。
コンテンツマーケティングとは、そのコンテンツにアクセスしたユーザーをコンバージョン(購入やお問い合わせ、資料請求など)させることが目的でコンテンツ内容が重要です。
コンテンツSEOとは見込み客が必要としている情報をコンテンツにして新規ユーザーのアクセスを集めるためのSEO対策です。
コンテンツSEO → アクセス数UP
コンテンツマーケティング → アクセス数UPからコンバージョンまで
今回、このコンテンツSEOを成功させるためのSEOキーワードの探し方と選び方のコツをご紹介します。
ここで紹介するキーワード選定法方を実践すれば、初心者でもSEO上位表示するのは十分可能ですので、ぜひお試しください。
検索ボリュームをリサーチして需要のあるキーワードを選定
コンテンツSEOを成功させるためには、ただ闇雲に書きたいコンテンツを書いて量産していけばいいわけではありません。
コンテンツを書く前にどんなキーワードが需要があるのか検索ボリュームをリサーチする必要があります。
そして、検索ボリュームの多いキーワードをコンテンツのテーマとして、コンテンツタイトル(HTMLソースでいうtitleタグ)や見出し(HTMLソースでいうhタグ)、本文などにも使って執筆していくことで、効率的にアクセスを集めることができます。
ただし、検索ボリュームの多いキーワードを見出しや本文に使うのは効果的ですが、SEOを意識しすぎて変な文章になってしまうと、ユーザーに信頼されない上、読みにくくて離脱に繋がる可能性があるため、無理にキーワードを入れる必要はありません。
見出しにキーワードを入れるのが難しい場合は「共起語」をキーワードとして入れられないか検討してみてください。
見出しには「共起語」や「サジェスト」をキーワードとして入れる
前述のように、選定したキーワードを見出しに入れにくい場合は「共起語」を入れていきます。
「共起語」とは、選定したキーワードと同時に頻繁に出現するキーワードのことです。
例えば、「SEO」の共起語は「対策」や「キーワード」、「ツール」などがあります。
「SEO」でコンテンツを書く上で「対策」や「キーワード」といった内容は欠かせません。
似たような言葉で「サジェスト」というものがありますが、「共起語」はコンテンツ内に同時に出現するキーワードなのに対し、「サジェスト」は一緒に検索されやすい複合ワードのことです。
例えば、「SEO」のサジェストキーワードは「SEO対策とは」や「SEO対策 自分で」、「SEO会社」などがあります。
もちろん、サジェストキーワードを見出しに入れてもいいのですが、サジェストキーワード自体をテーマとしてコンテンツを書く方がコンテンツSEOとしては効果的でしょう。
共起語やサジェスト、検索需要の高いキーワードはラッコキーワードで無料で調べることができます。
見込み客の割合が高いキーワードを選定
コンテンツSEOで選定するキーワードは、ただ検索ボリュームが多ければいい、というわけではありません。
最終的な目的はコンバージョンですので、アクセスを集められてもコンバージョンしなくては意味がありません。
検索ボリュームだけを見てコンテンツテーマやキーワードを決定していると、コンテンツSEOとしてアクセスを集めることには成功してもコンバージョンに到りません。
(コンテンツマーケティングとしては失敗)
つまり、検索ボリュームがあるキーワードの中でも、見込み客が使っているキーワードを選定する必要があります。
例えば、コンテンツSEO代行の受注を取りたいIT企業が行うSEO対策で、選定するべきキーワードは、
コンテンツseoとは(260/月間検索数)
コンテンツseo やり方(10/月間検索数)
などではなく、
コンテンツseo 外注(40/月間検索数)
コンテンツ seo 会社(50/月間検索数)
などになります。
(※もちろん「コンテンツseoとは」、「コンテンツseo やり方」などにも潜在顧客は存在するので、優先度低で対策はします。)
また、短期間でアクセスを集めるためには競合性も考慮する必要があります。
キーワード選定の優先順位は下記のようになります。
見込み客率 > 競合性 > 検索ボリューム
競合性が低く、見込み客の割合が多いキーワードを選定すると、効率良く集客して成果につなげることができるでしょう。
無料ツールでキーワードを選定する
見込み客率はキーワードを見ればある程度予想できますが、検索ボリュームと競合性に関しては前述した ラッコキーワード とGoogoleの キーワードプランナー を使うと便利です。
ラッコキーワードの「サジェストキーワード」画面(➀)の検索窓(➁)にキーワード「コンテンツSEO」と入力すると、 「コンテンツseoとは」や「コンテンツseo メリット」などの検索需要のある複合キーワード一覧が表示されます。
そして、画面右上の「全キーワードコピー(重複除去)」ボタン(➂)をクリックすると、全キーワードがクリップボードへコピーされます。
すると、キーワードごとの具体的な月間平均検索ボリューム数(※1)や競合性が確認できます。(➃)
(※1・・・広告アカウントに課金実績がないとおおよその数値しか表示されません。)
「月間平均検索ボリューム」ラベル(➄)をクリックすると、ボリュームの多い順に並び替えができます。
また、「競合性(インデックス値)」などを確認するには、「表示項目」ボタン(➅)をクリックして表示するデータをカスタマイズします。
ここで、検索ボリュームの高いキーワードの中から競合性の低いもの(※2)を選定すれば、SEO上位表示させやすい可能性があります。
(※2・・・ただし、キーワードプランナーの競合性はあくまで広告の競合性ですので、自然検索の競合性とは必ずしも一致しないのでSEO難易度の指標としては参考程度として下さい。)
お宝ワードを簡単に見つけるには
このようにキーワード選定に
「ラッコキーワード」→「キーワードプランナー」
という流れは、コンテンツSEOの担当者やプロのアフィリエイターとしては常識です。
そのため、みんながやっている「コンテンツSEOで効果的にアクセスを集める方法」をそのまま実践しても、似たようなコンテンツが出来上がり、競合に勝てずSEO上位表示に苦戦します。
そこで、キーワードプランナーの競合性だけでなく、実際に自然検索で競合性が低い検索ボリュームのあるキーワード、いわゆる「お宝キーワード」を調べる方法についてご紹介します。
お宝キーワードの探し方として、ネットでよく紹介されているのがサーチコンソールやGoogleアナリティクスを使った方法。
これは、すでにコンテンツSEOをやっていて、ある程度データが貯まった状態でないとできない方法なので、これからコンテンツSEOをする場合やアクセスの少ないWEBサイトでは実施できません。
データが貯まっているケースでも選定作業に時間がかかる上、見つからないことの方が多く、なかなかお宝キーワードの発見に至りません。
前述のラッコキーワードとキーワードプランナーだけを使った方法を、お宝キーワードの探し方、として紹介しているWEBサイトもあります。
しかし、真のお宝キーワードとは、ライバル不在で上表示が簡単な、
- 検索ボリュームがあるのに、超弱いサイトの超弱い下層ページが上位表示しているキーワード
- クリック単価(CPC)が高いのに、超弱いサイトの超弱い下層ページが上位表示しているキーワード
です。
超弱いサイトの超弱い下層ページとは、QAサイトの下層ページや独自ドメインでない無料ブログなどになります。
競合が少ないということで見ると、
- 検索ボリュームがあるのに、allintitle件数、intitle件数ともに少ないキーワード
とも言えます。
google検索で、
- 「intitle: [キーワード] 」と検索することをintitle検索
- 「allintitle: [キーワード] 」と検索することをallintitle検索
といい、
- 「intitle検索」では、検索キーワードがタイトルに最低一つを含んでいるサイト
- 「allintitle検索」では、検索キーワード全てがタイトルに含まれているサイト
が検索結果としてそれぞれ表示されます。
例えば、
- 「SEO対策でおすすめの業者一覧」
- 「SEO対策業者は要らない!」」
- 「おすすめのSEO対策テクニック」
という3つのコンテンツページがあったとして、
「intitle:SEO対策 おすすめ 業者」と検索した場合、
上記3つとも、検索結果に表示対象となりますが、
「allintitle:SEO対策 おすすめ 業者」と検索した場合は、
- 「SEO対策でおすすめの業者一覧」
しか検索結果の表示対象になりません。
つまり、ラッコキーワードとキーワードプランナーで検索ボリュームの多いキーワードを抽出し、allintitle件数とintitle件数の少ないキーワードをGoogle検索で調べる、
もしくは、QAサイトや独自ドメインでない無料ブログの下層ページが上位表示しているキーワードが、真のお宝キーワードということになります。
真のお宝キーワードでコンテンツSEOをしていけば、最短で劇的なアクセス増が期待できます。
しかし、Google検索で一つ一つキーワード検索して調べるこの方法・・・
運が良ければ、この真のお宝キーワードが見つかるかも知れませんが、とても時間のかかる作業です。
そこで、大量のキーワードの中からもっと簡単に真のお宝キーワードを見つけ出せる、「独走」というツールを使うと便利です。
「独走」は簡単に言うと、ライバル不在の真のお宝キーワードを自動選定してくれるツールです。
独走でリサーチすると、お宝判定のキーワードが簡単にたくさん見つかります。
しかも独走はサーバー稼動型(ブラウザで利用)なので、PCの電源を切っても大丈夫です。
他社のSEOツールはPC上で稼動するものが多く、通常大量のキーワードをリサーチするにはかなりの処理時間がかかってしまうので、その間PCの電源を付けっぱなしにしないといけません。
その点、独走であればリサーチをかけておいて、次の日に結果を確認するといったことができるので便利です。
また、ブラウザさえあればPCにインストールするものは何もなく、PCの環境に依存しないので誰でも簡単に使えます。
Index数やDomain Authorityなど余計な情報や複雑な設定もなく、お宝判定に必要な情報を全て内部で処理、超シンプルな操作とインターフェイスで「お宝なのかお宝でないのか」のみを表示してくれます。
しかし、独走を使う上で注意したいのが、同義語や類義語、同じ意味を連想させる語句です。
Googleは日々のアップデートにより、これらの一部のキーワードを同じ語句として認識しており、特定のキーワードのallintitle件数、intitle件数だけでは、SEO難易度は決められない、ということです。
また、BERTアップデートによりGoogleは文脈を理解する精度はかなり高くなりました。
実は独走の効果的な使い方は、「お宝判定」よりも「QAサイト」「無料ブログ」で上位表示しているキーワードを選定することが重要です。
独走は有料(3,980円/月)のツールですが、縛りや解約金もありませんが、不具合が頻発していたためか現在販売停止しているようです。
ローカル環境で動作する上位版の販売強化を進めているようですが、買い切りで43万円という簡単には手の出せない価格となっています。
リサーチ速度の向上のほか、Q&Aサイト、無料ブログの順位測定機能が追加されたようですが、全ての機能をみても少し価格が見合わない気がします。
気になる方は下のリンク先より機能の詳細を確認してみてください。
お宝ワード探しには高機能なコンテンツスカウターZがオススメ
お宝ワードを探せるツールとして、もう一つご紹介したいのがコンテンツスカウターZ。
コンテンツスカウターは独走(通常版)よりも多くのデータを抽出できるにもかかわらず、独走よりも安い月額2,980円というお得な価格設定。
独走が気軽に購入できる金額でなくなったので、現状はこちらをオススメします。
サーバー稼働型ではなくローカル上で動作させるものですが、抽出するデータを最低限の設定すれば処理も早いです。
取得できるデータは
- inTitle件数
- allinTitle件数
- 総被リンク数
- 実被リンク数
- mozRank
- Page Authority
- Domain Authority
- inTitle率
- Index数
- 上位サイトがポータルサイトなのか
- ブログサービスで運用されているサイトなのか
- Facebookの「いいね」数
- はてなブックマーク数
- ページのテキストの文字数
- ページの全単語数
- ページ内の重複を省いたユニークな単語数
- キーワード含有率
- ページ読込速度
- SSLに対応しているか
- ページ更新日
と、多肢にわたり分析できます。
ただし、コンテンツスカウターZの商品LPに「月間検索数」、「推定平均CPC」、「競合度」も取得できるような記載がありますが、別途Googleのキーワードプランナーから抽出してインポートする必要があります。
独走のようにエクセルで加工する手間がないのでお手軽です。
独走にない「被リンク数」や「Page Authority」、「Index数」などの他のデータもリーサーチできますが、解析時間が長くなるので、必要な項目以外は解析しないよう設定しておきましょう。
重要な項目は、
- inTitle件数
- allinTitle件数
- 上位サイトがポータルサイトなのか
- ブログサービスで運用されているサイトなのか
です。
つまり、
- inTitle件数、allinTitle件数が少ない、
- 上位サイトにポータルサイトが含まれない、
- 無料ブログサービスで運用されているサイトが上位表示している、
の条件を満たすキーワードがお宝キーワード、ということになります。
inTitle件数、allinTitle件数が少ない他、無料ブログやYahoo!知恵袋などのQAサイトが上位表示しているキーワードは上位表示させやすい可能性がありますし、ポータルサイトが上位表示しているキーワードは上位表示させにくい可能性があります。
独走のように解析したデータからどのキーワードがお宝キーワードなのか明確に表示されませんので、上記の条件を参考に選定してください。
さらに強力なお宝ワードを見つけるには
前述のように、ラッコキーワードから抽出したサジェストキーワードをGoogleキーワードプランナーにかけて検索ボリュームの多い関連ワードを調べ、その中から「コンテンツスカウターZ」などで上位表示させやすいお宝ワードを調べる、という方法でもかなり成果があげやすくなります。
しかし、コンテンツスカウターZのようなツールを使う人が増えだすと、上位表示できても順位を維持するのが難しくなります。
また、抽出できたサジェストキーワードが少ないと、コンテンツスカウターZなどでもお宝ワードが見つからない場合もあります。
そこで、さらにブルーオーシャンな強力なお宝ワードを選定していくことをオススメします。
それは、ラッコキーワードの「サジェストプラス」を利用することです。
サジェストプラスの機能は有料ですが、「エントリー」プラン(440円/月)で利用できます。
サジェストプラスを使えば、さらに多くの関連ワードが見つかるため、コンテンツスカウターZと併用すれば、かなりの競合を排除できます。
(※当然ですが、サジェストプラスのキーワードをコンテンツスカウターZでリサーチする際、ラッコキーワード無料プランで表示されない関連ワードを使うようにして下さい。)
中でも重宝するのが3語以上の複合ワードのサジェストをリサーチできる点です。
3語以上の複合ワードでコンテンツを書いていけば、ブログ立ち上げ当初でもかなりロングテールでアクセス数がかせげるようになります。
また、ラッコキーワードのエントリープランに申し込めば、検索ボリュームもリサーチできるので、Googleキーワードプランナーなどを使う必要がありません。
(※検索広告での競合性も確認できます。)
コンテンツスカウターZ、ラッコキーワードともに契約縛りはありません(※1ヶ月契約)ので、いずれもすぐに解約できます。
ラッコキーワードはエントリープランに申し込む際に、申込期間を「1ヶ月」、自動更新をOFFに設定して申し込めば、1ヵ月後に自動的に無料プランにダウングレードされます。
一度サジェストプラスとコンテンツスカウターZで強力なお宝ワードを抽出して、コンテンツSEOを試してみて下さい!
初心者がSEOで勝つためのまとめ
初心者がSEOで勝つためにするべきことをまとめると、
ラッコキーワードの「エントリー」プラン(440円/月)に申し込む
ラッコキーワードサジェストプラスでサジェストキーワード一覧を抽出
コンテンツスカウターZ(2,980円/月)に申し込む
サジェストキーワードをコンテンツスカウターZでリサーチして検索ボリュームの多いお宝キーワードを選定
選定したキーワードの内容でコンテンツを書いていく
となります。
以上の施策で、ロングテールでかなり上位表示しやすくなります。
もちろん、コンテンツスカウターZの解析データから「SEO上位表示させやすい」キーワードが見つかっても、最終的に見込み客が使用しているコンバージョンさせやすいキーワードか収益性があるキーワードかは、自分で確認して判断する必要があります。
つまり、キーワードプランナーやラッコキーワードサジェストプラスで、広告主の競合性が高いキーワードは上位表示できると高い収益性があるので、広告主競合「高」&SEO難易度「低」(=コンテンツスカウターZでお宝キーワードを選定)であれば真の超お宝ワードと言えます。
また、コンテンツスカウターZでキーワード選定する際は、前述したようにGoogleのBERTアップデートの影響を考慮してください。(※allintitle、intitile件数だけを見て判断せず、無料ブログやQAサイト、ポータルサイトの表示状況も確認すること。)
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