Google検索結果で表示されるタイトルタグの文字数は現在25~30文字です。溢れたテキストは3点リーダー「・・・」で省略されます。
今回はこの限られた文字数の中で、SEO対策で重要なコンテンツタイトル(タイトルタグ)の付け方のコツをご紹介します。
ビッグワードが悪影響するコンテンツSEO
SEOで上位表示させたい場合、対象となるキーワードをタイトルに含めるのはSEO対策では重要です。
ただし、注意したいことがあります。
狙っているスモールキーワードが「SEO対策 業者」であったとします。
コンテンツのタイトルを
「料金が安いSEO対策業者をご紹介!」
として3ヵ月後に、「SEO対策 業者」で上位表示に成功し、見込み客のアクセス数が増やせました。
順位が下がらないようコンテンツ更新を定期的に行い、同時にコンテンツタイトルを
「SEO対策の料金が安いオススメの業者比較」
と調整しました。
「SEO対策 オススメ」も検索数が多いため、さらにアクセス数を伸ばすためです。
すると、なぜか「SEO対策 業者」の順位が下がりました。
変更前も変更後も「SEO対策 業者」というキーワードは含まれており、文字数もほぼ同じです。
実は順位が下がった原因は「オススメ」というキーワードにあります。
キーワード「SEO対策 オススメ」は超ビックワードです。
つまり、タイトルにビッグワードを含めると、その他の見込みワードにも影響して、順位が下がるケースがあります。
コンテンツタイトルには狙っているキーワードとは別に、ビッグワードが含まれないようにすることで上位表示しやすくなることもあるので、需要のあるキーワードの詰め込みすぎていないか見直してみてください。
同義語や略語はGoogleも認識している
ちなみに、SEO対策に詳しい方であれば、ご存知かと思いますが、「カタカナ/ひらがな」の違いや「同義語」、「略語」、スペルミスなどは、Googleが同じワードとして認識しています。
(全てではありませんが・・・)
例えば、
「おすすめ」=「オススメ」
「オススメ」=「ランキング」
「国外旅行」=「海外旅行」
「生保」=半分は「生命保険」、半分は「生活保護」
ですので、
「海外旅行」や「国外旅行」、
「おすすめ SEO業者」や「SEO業者 ランキング」
で上位表示したいからといって、
「海外(国外)旅行に行くなら○○で!」
「おすすめのSEO対策業者ランキング」
などとしなくても、
「海外旅行に行くなら○○で!」
「SEO対策業者ランキング」
で、問題ありません。
またGoogleは検索意図も理解しています。(BERTアップデート)
例えば「債務整理 やり方」と検索すると、
「債務整理にはどのような種類の方法があるのか?」
「債務整理とは?債務整理の方法や種類について【徹底解説】」
などと、タイトルタグにずばり「債務整理 やり方」というキーワードが入っていないWEBサイトが上位に表示されています。
つまり、GoogleはWEBサイトのタイトルの文脈や意味を理解しています。
現時点ではまだ限定的なケースもありますが、今後Googleのアルゴリズムのアップデートや機械学習、AI技術によって、ほぼ全ての文法を理解していくでしょう。
そうなればコンテンツテーマを決める際、顧客ニーズを理解さえしていればタイトルの付け方にキーワードを意識する必要もなくなるかもしれません。
SEOキーワード選定のコツやBERTアップデートの影響については、下記で詳しくご紹介しています。
SEO難易度とキーワード選定のコツ。検索順位を上げる有料ツールは必要?
BERTアップデートについて、下記の動画でも分かりやすく解説されています。
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