今回はSEO対策で重要なコンテンツタイトル(タイトルタグ)の付け方で、あまり知られていない重要なことをご紹介します。
ビッグワードが悪影響するコンテンツSEO
あるキーワードでSEOで上位表示させたい場合、そのキーワードをタイトルに含めるのはSEO対策上とても有効です。
ただし、ネットにはあまり情報がないのですが、注意したいことがあります。
狙っているスモールキーワードが「SEO対策 業者」であったとします。
コンテンツのタイトルを
「料金が安いSEO対策業者をご紹介!」
として3ヵ月後に、「SEO対策 業者」で上位表示に成功し、見込み客のアクセス数が増やせました。
順位が下がらないようコンテンツ更新を定期的に行い、同時にコンテンツタイトルを
「SEO対策の料金が安いオススメの業者比較」
と調整しました。
「SEO対策 オススメ」も検索数が多いため、さらにアクセス数を伸ばすためです。
すると、なぜか「SEO対策 業者」の順位が下がりました。
変更前も変更後も「SEO対策 業者」というキーワードは含まれており、文字数もほぼ同じです。
実は順位が下がった原因は「オススメ」というキーワードにあります。
キーワード「SEO対策 オススメ」は超ビックワードです。
つまり、タイトルにビッグワードを含めると、その他の見込みワードにも影響して、順位が下がる現象が確認されています。
このような、サイトを複数立ち上げて大規模に検証しないと分からないようなGoogleアルゴリズム系の情報は、企業秘密のためあまりネットでは公表されません。
コンテンツタイトルには、狙っているキーワードとは別にビッグワードが含まれないようにすることで、上位表示しやすくなりますので、実践してみてください。
同義語や略語はGoogleも認識している
ちなみに、SEO対策に詳しい方であれば、ご存知かと思いますが、「カタカナ/ひらがな」の違いや「同義語」、「略語」、スペルミスなどは、Googleが同じワードとして認識しています。
(全てではありませんが・・・)
例えば、
「おすすめ」=「オススメ」
「オススメ」=「ランキング」
「国外旅行」=「海外旅行」
「生保」=半分は「生命保険」、半分は「生活保護」
ですので、
「海外旅行」や「国外旅行」、
「おすすめ SEO業者」や「SEO業者 ランキング」
で上位表示したいからといって、
「海外(国外)旅行に行くなら○○で!」
「おすすめのSEO対策業者ランキング」
などとしなくても、
「海外旅行に行くなら○○で!」
「SEO対策業者ランキング」
で、問題ありません。
また、検索意図を推測しています。(BERTアップデート)
例えば「債務整理 やり方」と検索すると、
「債務整理にはどのような種類の方法があるのか?」
「債務整理とは?債務整理の方法や種類について【徹底解説】」
などと、タイトルタグにずばり「債務整理 やり方」というキーワードが入っていないWEBサイトが上位に表示されています。
つまり、WEBサイトのタイトルの文脈を理解しています。
現時点ではまだまだ限定的ですが、今後Googleのアルゴリズムのアップデートにより、ほぼ全ての文法を理解していくでしょう。
そうなれば、コンテンツテーマを決める際、顧客ニーズを理解さえしていればタイトルの付け方にキーワードを意識する必要もなくなるかもしれません。
BERTアップデートについて、下記の動画で分かりやすく解説されています。
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