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- 費用0でもできるアフィリエイト広告出稿と運用、メディア掲載の進め方。
(この記事はアフィリエイト広告を導入して、自社商品やサービスの売上げを伸ばしたい企業・個人事業主向けの内容です。)
インターネット上で商品やサービスを販売する場合、SEO対策やWEB広告などを使って商品LPやホームページなどへの見込み客のアクセスを増やす必要があります。 しかし最近では、リスティング広告などのWEB広告は費用が高騰、SEO対策でも競争か激しく、 自社サイトや外部メディアを立ち上げてSEO上位表示させるためには、かなりの時間とコストがかかり、ますますWEB集客が難しくなってきています。
そんな中、多くの人(アフィリエイター)に協力してもらって多くのメディアで露出を劇的に高めていくことができる方法、
それがアフィリエイト広告使ったコンテンツマーケティングです。
アフィリエイト広告は、他のリスティング広告やSNS広告などのインプレッション課金やクリック課金ではなく、
ユーザーが購入に至った時点で初めて広告費が発生する成果報酬型で、広告費(成果報酬額)も広告主が自由に決められるので赤字リスクが少なく、順調に掲載が進めばとても費用対効果の高い広告になります。
そんな魅力的なアフィリエイト広告、いざ導入してみると全く掲載が進まず、成果が上がらない。
既に競合が多くて今更掲載なんて進まないのでは。。
と感じている方も多いと思います。
確かにその通りで、アフィリエイト広告と相性の良いジャンルは既に競合が多く、メディア掲載を進ませるためには、多少コツと努力が必要です。
ただしアフィリエイト広告は後発のために掲載が進まない、とは限りません。
実際に大手ASPのA8.netの広告主の大半はほぼ放置状態で積極的な対策ができておらず、
アフィリエイターからの問い合わせもレスポンスが悪く、そもそも何の返答もしてこない広告主が多いです。
このような状況なので、これからご紹介する方法を実践していけば、競合の多いジャンルでも十分メディア掲載を進めることが可能です。
ただし、アフィリエイト広告に向いていない商材もあります。
例えば、見込み客のターゲット(地域、年齢、法人向けなど)がかなり限定されていたり、短期的なプロモーションなど。
逆にアフィリエイト広告が向いている業種は、化粧品や健康食品といったリピート性のある商材(高LTV商材)や不動産やブライダル関連などの高単価の商材になります。
導入編
アフィリエイト広告に出稿するために、まずはアフィリエイトASPへの登録が必要です。
アフィリエイトASPには誰でもアフィリエイターとして登録できるASPと、アフィリエイターの登録審査の厳しい「クローズドASP」があり、違いについて詳しくは後述します。
広告主側としての違いは、通常のASPは固定費がかかり、クローズドASPは固定費がかからない完全成果報酬型の場合が多いです。
そうすると、クローズドASPのみの登録だけでコストを抑えたいと思われる方もいるかもしれませんが、 クローズドASPはその性質上、登録するだけではなかなか商材を掲載してもらえないため、 商材との相性が良いかアフィリエイター登録数の多いASPに選択することが重要です。
アフィリエイトASP最大手の「A8.net」は、広告主の登録も多いですがアフィリエイター登録数が桁違いに多く、プロモーション当初から認知度を高めるためにおすすめのASPです。
初期費用と毎月の固定費が必要ですが、アフィリエイターへのメール配信での訴求など広告主側から直接訴求もできるため、上手く運用すれば商材の認知度をスムーズに進めることが可能です。
また、商材を調べるために有力なアフィリエイターは必ずA8.netは登録しているのも魅力です。
次に、おすすめのアフィリエイトASPをいくつかご紹介しますが、後でご紹介するクローズドASPをメインにプロモーションを動かしていきますので、クローズドでないASPは基本的にはA8.netのみか貴社商材にあったASPを含めた2社登録すれば十分でしょう。
また、競合他社を調査するために必ずアフィリエイター登録もしておきましょう。 クローズドASP以外は審査も緩いので適当な無料ブログを作成して申請すれば登録可能です。
おすすめのASP
【monetrack】(マネートラック)
クローズドASPでもないのに、初期費用、月額費用などの固定費が無料の完全成果報酬型の珍しいASPです。
また現在、初期費用も無料なので、完全成果報酬型となっています。
アフィリエイター登録の審査はないため登録者数が多く、成果報酬が即金ということもあり人気が高く、広告を使って積極的に集客する有力アフィリエイターの登録も少なくありません。
ファッション&美容、ビジネス&マーケティング、教育、IT関連、エンターテーメント、通信&オンラインサービス、 スポーツ&フィットネス、金融&保険&法律、自動車関係、フード&ドリンク、レクレーション&レジャー、 ホーム&ガーデン&ギフト関連、旅行、キャリア、本&メディア、アート&写真&音楽、ゲーム&おもちゃ など、幅広いジャンルを扱っていますが、 マネートラックは海外の広告主も登録可能で、国内では物販系企業では1%ほどの報酬率が一般的という中、 海外の物販系広告主は15%以上という設定なので、物販系企業はまずは アフィリエイター登録をして 登録されている競合を調査の上、慎重に検討してください。
【A8.net】
初期費用として登録料50,000円(税別)、月次費用50,000円(税別)がかかります。
広告主、アフィリエイターともに日本最大の登録数を誇り、アフィリエイターへ商材を認知させるために、できれば登録した方がいいでしょう。
競合他社のリサーチのために、アフィリエイター登録も行っておきましょう。
【afb】(アフィビー)
初期費用として登録料50,000円(税別)、月次費用40,000円(税別)がかかります。
振込が成果確定した翌月とキャッシュフローが早く、振込手数料も引かれないので、初心者アフィリエイターに好まれるASPです。
登録案件数はA8.netに比べると少ないですが、ほぼ全ジャンルの案件がありますが、特に脱毛系や婚活系が多いです。
越境EC(台湾、韓国、マレーシア、インドネシア、香港、中国、シンガポールなどへの広告出稿)も可能です。
【ACCESSTRADE】(アクセストレード)
初期費用として登録料50,000円(税別)、月次費用40,000円(税別)がかかります。
株式会社インタースペースが運営、2001年からサービス開始したアフィリエイトサービスで運営実績が長いASPです。
得意なジャンルは、Eコマース、サービス系、金融・保険、エンタメ、士業など。
※その他、
投資関連・金融・美容・ゲーム系に強い
「JANet」(ジャネット)
初期費用50,000円(税別)、月次費用40,000円(税別)、
住まい・暮らし系、ショッピング・オークション、ファッション・アクセサリー、美容・エステ・コスメ、旅行関連が強い
「ValueCommerce」(バリューコマース)初期費用50,000円(税別)、月次費用50,000円(税別)
などもおすすめです。
プロモーション登録
ASPに登録したら、次にASPの管理画面などから、プロモーションという形でアフィリエイターに売ってほしい商材の情報を登録していきます。
<タイトルと本文>
プロモーションのタイトルと説明文には、検索されやすいキーワードを入れましょう。
タイトルは文字数制限があるので主要ワードを1つを含め、内容が分かりやすく、クリックされやすいようなタイトルにしましょう。
可能であれば、「原則、成果全承認」も効果的ですが、成果報酬率を100%以上で設定している場合は、不正購入など注意が必要です。
Yahoo!広告管理画面などで提供されている、キーワードアドバイスツールなどで検索数の多いキーワードを調べて、プロモーション本文やタイトルに入れるのも有効です。
<リスティング広告出稿規定>
リスティング広告出稿の規定は「商標」、「商品名」、「会社名」は必ずNGとしましょう。
通常、見込み客が貴社の商品をインターネットの検索エンジンで探す時、まずはお悩み系ワードで検索します。
(「ニキビ改善」、「シワに効く化粧品」、「薄毛改善」など)
自分の悩みを解決するのに必要な商品は、具体的にどういったメーカーの商品があるのかを調べます。
(「しわコスメ ランキング」、「超音波美顔器 おすすめ」など)
そしてある程度、必要な商品を絞れたら、最後に購入する前に具体的な商品名ワードやメーカー名で検索して評判を調べます。
(「○○エッセンス クチコミ」、「○○美顔器 おすすめ」など)
つまり、見込み客は
「お悩み系ワード」→「ジャンルワード」→「商品名ワード」
というよな流れ(順番)で自分に必要な商品を決定します。
アフィリエイトの成果承認のルールとして、重複成果(複数のアフィリエイトメディアのクリック成果が上がった場合)は最終クリックの1成果のみを成果承認としますので、「商標」、「商品名」、「会社名」などのブランドネームワードで広告出稿されてしまうと、いちばん貢献度の高い、お悩み系ワードで掲載してくれているアフィリエイターに対して成果が発生せずに、貢献度の低い、商品名ワードで広告出稿しているアフィリエイターに全て成果が流れてしまいます。
これでは、費用対効果の高い広告展開ができなくなってしまいます。
一番大切にすべき、アフィリエイター(メディア)の優先順位は
- お悩み系ワードでSEO上位表示 ← 貢献度高い!
- ジャンルワードでSEO上位表示 ← 貢献度高い!
- 商品名ワードでSEO上位表示
- 商品名ワードで広告出稿(←NG)
となります。
お悩み系ワードで広告出稿は、まだ購入に結びつかない潜在顧客ですのでコンバージョンしにくく、CPCも高いので、アフィリエイターがお悩み系ワードで広告出稿することは少ないです。
ただ検索数は圧倒的に多いので、SEO上位表示しているアフィリエイトメディアに掲載されれば、かなりコンバージョンが増え、貢献度はとても高いといえます。
ジャンルワードはコンバージョンしやすいので、有力なアフィリエイターの場合はジャンルワードで広告出稿されることもあります。
お悩み系ワードほどではありませんが、SEO的にも検索数が多く貢献度も高くなります。
お悩み系ワード、ジャンル系ワードで上位表示しているアフィリエイターは大切にしましょう。
<ポイントサイト>
ポイントサイトからアクセスするユーザーは商品が欲しいという理由よりも、
ポイント獲得を目的としているので、見込み客としては質が悪くなります。
LTVが低いため優良顧客を獲得できる可能性は低く、リピートで利益を出す商材の場合は基本的にポイントサイトの提携は不可としておきましょう。
他社と差別化ができており商品力がある商材の場合は、当初はポイントサイトとの提携も可で様子を見てもいいと思いますが、 ポイントサイトからのユーザーはしっかりとリピート率を分析していきましょう。
成果報酬額の決め方
アフィリエイターは商品が「良い商品」だから掲載するのではなく「掲載すれば儲かりそうな商品」だから紹介します。
つまり「売れやすい」ことと「成果報酬額」とのバランスを見られています。
明確に競合商品と差別化されていて優位性があり売れやすい紹介しやすい商材であれば、高い成果報酬額を設定しなくても掲載が進むかもしれませんが、
最初は競合に埋もれないよう少しインパクトのある高め成果報酬額を設定し、アフィエリエイターの目に留まりやすいようにするのが理想です。
後から利益を見て成果報酬額を下げたとしても、売れていればすぐにアフィリエイターが掲載を止めることはありません。
また、有力なアフィリエイターほど多くのメディアやコンテンツを管理しているため、成果報酬額が下がったことすら気づかないことも多いです。
まずはできるだけ早くメディアへの掲載率を上げることが先決です。
また、アフィリエイター用管理画面のプログラム検索時「成果報酬額順」や「成果報酬率順」などの並び替え機能があります。
成果報酬率で見るアフィリエイターは少ないので、成果報酬額で管理画面で上位表示されるように意識してください。
商品の差別化ができている場合はアフィリエイター向けに「商材の売り方」という形で他社にない商品訴求の方法も、プロモーション紹介文で提案してみてください。
また、アクセス数の多い有力メディアを運営しているアフィリエイター用の特別単価を設定することも重要で、成果報酬額としては1商材につき、下記の4パターンを準備しましょう。
「クローズドASP用特別単価」>「クローズドASP用単価」>「特別単価」>「通常単価」
ただし、前述したようにアフィリエイターは商品を掲載する基準は「掲載すれば儲かりそうな商品」ですが、「報酬額が高い」=「儲かる」とは考えていないことに注意してください。
例えば、
「成果報酬額5,000円、販売価格10,000円の商品」
よりも、
「成果報酬額3,000円、初回お試し価格1,000円の商品」
の方が成果報酬額は低いですが売りやすいので、結果的にアフィリエイターにとっては稼げる商材となります。
つまり、「売れやすさ」>「成果報酬額」です。
このように、アフィリエイターに好感が持たれる成果報酬額は報酬「率」が高いことです。
リピート通販の場合、単価自体が安いため、できるだけアフィリエイターに還元するために、成果報酬率200%でも300%でも問題ない場合がほとんどで、アフィリエイターには良い案件に見えます。
前述のように、1,000円以下の安価なトライアル商品を準備し、成果報酬額3,000円でアフィリエイターに売ってもらってリピートで回収していくような戦略にすることで、
アフィリエイターにとって稼ぎやすく、メディア掲載も進みやすいでしょう。
専用LP(ランディングページ)を準備する
アフィリエイターは、商品購入ページ(商品LP)のコンバージョン率(購入率)を必ずチェックします。
商品LPの購入ボタンの配置や紹介した商品訴求の内容、成果のあがらない電話番号の表記が目立つようになっていたりするとアフィリエイターに嫌がられます。
電話成果もカウントする対応をしない場合は、目立つ箇所の電話番号表示を削除して、アフィリエイターの成果がつながりやすいように設計しましょう。
また、離脱されないようページの表示速度は3秒以内、スマホ表示にも必ず対応、 購入フォームの最適化、A/Bテストなどでコンバージョン率の改善を行い、 アフィリエイターに稼ぎやすいと思われるようなLPになるよう意識しましょう。
リマーケティング広告を使う
アフィリエイターは成果につながりやすい商材を紹介しますが、
簡単に競合商品と比較できるインターネット通販では、商品購入ページにアクセスした見込み客の95%以上が、一旦離脱するといわれています。
前述のように商品LP自体のコンバージョン率も重要ですが、アフィリエイターが誘導して離脱した見込み客に対してリマーケティング広告を使って、コンバージョン率を上げることも有効です。
当然アフィリエイト広告費以外にリマーケティング広告の費用が必要になりますが、 商材にもよりますがリマーケティング広告からのコンバージョン率はリスティング広告のだいたい5~10倍くらいになると言われており、 比較的安い広告費でアフィリエイターの成果をサポートすることが可能なので検討してみて下さい。
メディア掲載促進施策
アフィリエイト広告はASPに登録するだけではなかなか掲載が進みません。 自社商材に圧倒的な優位性があれば話は別ですが、他社商品と明確な差別化がない場合は、アフィリエイターに紹介してもらいやすいように戦略を練る必要があります。
メール配信を利用
固定費がかかるA8.netなどは、アフィリエイター管理画面に有料の広告枠が出せたり、ASP経由でアフィリエイターへメール配信が可能です。
ASP管理画面にメール配信機能がない場合は、ASPの担当者へ配信を依頼します。
内容はもちろんプロモーションの訴求になりますが、毎回同じような内容のありふれた件名(タイトル)では開封率が下がっていきます。
通常のメルマガのテクニックと同じく、メールを開封したくなるような件名で開封率を高め、アフィリエイターにとって有益な情報や次回のメールも読みたいと思わせるような内容を考えて配信しましょう。
成果報酬額アップキャンペーンのお知らせや商材を売るために効果的な訴求方法、コンテンツ作りのネタなどが好まれます。
その他、商材を掲載するメリット、例えばトライアル商品など低価格で売れやすいことを計測したコンバージョン率を伝えたり、成果全承認で広告でも利益が出しやすいこと、リマーケティング広告を利用しているのでコンバージョン率が高く成果につながりやすいことなどをアピールするといいでしょう。
アフィリエイターがメールを開封してくれやすいようなメールタイトル、成果を上げやすいようなネタを常に考えて配信していきましょう。
プロモーション内容を魅力的にする
アフィリエイト競合他社と比較して、プロモーション訴求や商品力が劣っていてはまずアフィリエイターに紹介してもらえません。 一概に「成果報酬額を高く設定さえすればいい」というものでもないので、アフィリエイターに売りやすいと思わせるようなプロモーションを考えてみて下さい。
- 競合商品との差別化ポイントを明確にする
- 安価な初回お試しセットを準備する
- 成果ポイントのハードルを下げる(※「購入」から「資料請求」や「お問い合わせ」に変更するなど)
- リピート購入で利益を出す
- 成果報酬額を上げる
(※商品価格を安くすれば売れやすく、つまりアフィリエイターが紹介しやすくはなりますが、マーケティング的に商品価格を下げることは商品の「価値」自体も下げることになるため慎重に検討して下さい。)
また、定期的に競合他社のプロモーション内容を確認し、商品訴求や成果報酬額など劣っていないか、チェックしましょう。
成果条件が悪くなるような変更はアフィリエイターに嫌われますが、報酬額のアップや特別単価の設定、期間限定の販売価格の設定(キャンペーン情報)などの情報は、
アフィリエイターに目に留まりやすいため積極的に配信していくといいでしょう。
積極的にリクルーティングする
リクルーティングとは、自社商材をアフィリエイトメディアに掲載してもらえるようメールなどでアフィリエイターにアプローチする施策です。
アフィリエイトASPに登録した際には、自社商材とジャンルの近いアフィリエイトメディアに対して、
新規商材としてメールで告知されますが、その後はASP側で勝手にリクルーティングされることはまずありません。
検索エンジンで収益性の高いキーワードで上位表示しているアフィリエイトメディアを探してASPへリクルーティングを依頼する必要があります。
しかしASPによっては、リクルーティング依頼しても本当に動いてくれているか怪しい場合もあり、
「どのメディアにいつ、どのようにリクルーティングしたのか?」
「結果はどうだったのか?」
を期日を決めて必ず連絡してもらうようにお願いしておきましょう。
上位表示しているメディアに関しては特別単価や成果全承認にするなどして交渉してもらいやすいようにお願いしましょう。 成果報酬ではなく掲載枠を買い取る「固定費制」にするのも有効です。
また商材によっては、アフィリエイターやASP担当者から商品サンプルの提供を要望されることがあります。 快諾して迅速に送付すれば掲載率も上がります。
クローズドASPへ登録
アフィリエイトASPには最大手「A8.net」をはじめ、多くのASPが存在します。
通常のA8.netのようなASPとは別に、アフィリエイターの登録審査の厳しい、「クローズドASP」も多数あります。
A8.netのようなアフィリエイターを一般募集しているASPでは、広告主は成果報酬以外にもASP利用料を毎月支払う必要があります。
しかし、一般に募集していないクローズドASPであれば、基本的に広告主の利用料は無料で、完全成果報酬型で成果があがらない限り一切コストはかかりません。
一般に広くアフィリエイターを募集していないので、登録アフィリエイターは少なくなりますが、上位表示しているアフィリエイトサイトに常に営業をして、実績のある上級アフィリエイターのみが登録されているため、広告主にとってはメリットが大きいです。
アフィリエイト広告を成功させるためにはこのクローズドASPの登録は必須です。
良いクローズドASPを見つけて、積極的にリクルーティングを行っていけることが大切です。
通常のASPとクローズドASPの違い、特徴としては下記です。
【オープンなASP】
- アフィリエイターの登録審査が緩い。(もしくは審査なし)
- アフィリエイターの登録者数が多い。
- 有力なアフィリエイターの登録割合が少ない。
- 広告費は初期登録費と固定費がかかることが多い。
- ASP担当者のレスポンスが悪い。
【クローズドASP】
- アフィリエイターの登録審査が厳しい。(もしくは登録できない。ASP担当者から直接メールフォームなどから依頼がきて、初めて登録できる。)
- アフィリエイターの登録数が少ない。
- 有力なアフィリエイターばかりが登録されている。
- 成果報酬単価が高い。
- 広告費は基本的に初期登録費や固定費などが不要で完全成果報酬型。
- ASP担当者のレスポンスが良く、積極的にリクルーティングなどを行ってくれる場合が多い。
前述のようにクローズドASPは基本的に初期費用や月額費用などの固定費が一切不要の完全成果報酬型です。
実績のあるアフィリエイターのみを登録していることもあり、A8.netなどの一般的なASPよりも多少高めの成果報酬額を設定するなどして、アフィリエイターやASPに貢献(※)することが登録の条件になります。
クローズドASPは一般的なASPよりも、広告主や登録メディア数は少なくなりますがアフィリエイトメディアの審査が厳しいため、成果が上がりやすいことが期待できます。
登録メディア数や広告主が少ないため、ASP担当者が動きやすくリクルーティングも依頼しやすいといった傾向もあります。
(※固定費がないため、広告主の成果が上がらないとASPも売り上げられない構図があります。)
早く掲載を進めて成果を上げるためにはクローズドASPへの登録は必須ですが、 成果を出すのが難しい商材と判断されると担当者のレスポンスが悪くなることもあるため、 その場合は別のASPに乗り換えるか、商材が売りやすくなるようプロモーションを見直してみましょう。
アフィリエイト広告を成功させるためには、できるだけ早く成果の上がるASPを見つけることが重要ですが、 登録するASPを増やしすぎても毎月の管理が大変なので、運用は3社程度にして乗り換えていきましょう。
ちなみに、クローズドASPのアフィリエイター登録は審査が厳しいので、広告主がアフィリエイター登録して競合他社のプロモーションチェックをすることができません。
競合商品の状況については都度、ASP担当者に教えてもらうしかないため、競合他社の調査をしたい場合はWEBaseにご相談ください。
おすすめのクローズドASP
【レントラックス】
クローズドASPは登録アフィリエイターの質が高いレントラックスが特にオススメです。
もちろん初期費用、固定費無料の完全成果報酬型です。
実績が長くどんな業種でも幅広く受け付けていますので、必ずレントラックスには相談してみましょう。
【Link-AG】(リンクエージー)
こちらも初期費用、月額費用などの固定費が無料の完全成果報酬型の老舗クローズドASPです。
アプリやゲーム系、電子書籍系の他、美容、健康食品などの物販系も強いASPです。
アフィリエイターの審査も厳しいのでアフィリエイト広告をお試しする企業にオススメのASPです。
【felmat】(フェルマー)
良質なメディアの登録が一定量あります。
また、ジャンルによりますが、ASP担当者が積極的にリクルーティングしてくれることが多いです。
こちらも初期費用、固定費無料の完全成果報酬型です。
ASP担当者とのやり取りでは、レスポンスが早いので、とてもオススメです。
アドアフィリエイト専門のASP
「アドアフィリエイト」という言葉をご存知でしょうか?
アフィリエイター自信がお金を使って広告を出し、アフィリエイト商材を積極的に売っていく手法です。
SEOではないためアフィリエイターにとって赤字になるリスクを背負っているため、
基本的に成果は全承認(明らかないたずらや悪質な不正以外は全て承認。返品されようが他社ASPと重複成果になっていようが、売れた時点で承認されます。)で、
商材の成果報酬額もかなり高額に設定しないと、広告主登録させてもらえません。
成果報酬額は1万円を超えて設定されている商材もあるため、 最低でも5,000円以上の設定での交渉が必要です。
主に化粧品や健康食品などの高LTV商材商材が多く、 アフィリエイターが売りやすいように、 初回お試し価格100円の商材が成果報酬額が6,000円で設定されていることもあります。
ASPの営業マンはクローズドASPのようにSEO上位表示しているアフィリエイトサイトではなく、
SNS広告やWEB広告に出稿しているアフィリエイトサイトからアフィリエイターを営業、勧誘しています。
実はアドアフィリエイト専門のASPは数多くありますが、WEB上で宣伝していないため広告主が自らネット検索して見つけ出すのは難しいと思います。
アドアフィリエイトASPに出稿したい方は下のリンク先のお問い合わせフォームから、お問い合わせください。
顧客管理システム「CRM」の導入
売上げが伸びだす(顧客が増えだす)と、LTV分析のできる顧客管理システム(CRM)は必須ツールです。
リピート通販事業の場合、売上げが伸びてもリピートさせていない段階では、利益が出しきれていないケースが多いものです。
CRMを使って、LTVの分析ができれば、新規、リピータともに効果的な集客が可能になります。
メルマガやLINEとの連携でリピーターフォローの自動化を行い効率的に売上げを伸ばします。
特にリピーターに対しての施策は新規よりも、かなり広告費を抑えて集客できるので、リピート通販の場合は売上げを伸ばすためにはとても効果的です。
リピーター対策に、LTV分析のできる顧客管理システムは必須ツールです。
CRMを使うための主な要点
流入経路の分析
どの広告媒体、どのアフィリエイトメディアからのLTVが高いかを分析。
逆に費用対効果の低い媒体も把握し、貢献度が低い場合は非掲載の対策をする。
リピーターフォロー分析
反応率の高いリピート施策を分析し、集客効果を高めていく。
例えば、反応率の高いメルマガの件名や内容をA/Bテストしていきます。
CRMを使うための主な要点
LTVが高い、流入経路や顧客属性を分析し、集客の効率化を図ります。
例えば、LTVの低い広告は止めてしまい、LTVの高い広告へは広告費を増やします。
アフィリエイト広告運用で重要なこと
以上、アフィリエイト広告の運用方法について、ご紹介してきました。
上記全ての運用は面倒でできない。。という方は成果が上がるまで最低限してほしいことを下記にまとめます。
- ある程度、成果の上がるクローズドASPで定期的に登録アフィリエイターへメールなどでプロモーションなどの訴求をする。(成果の上がるクローズドASPがまだ見つかっていない場合は、色々なクローズドASPの登録解除を繰り返し、必ず見つけてください。)
- ASP管理画面での提携承認作業と成果承認作業。(できれば頻繁に)
- アフィリエイターからの問い合わせに迅速に対応する。
- 提携審査を厳しくできない場合は、リスティング広告違反がないか毎日チェックする。
- ASP担当者が掲載メディアを紹介してくれた場合は、必ず商材サンプルを無料で送付、迅速に対応する。
ASP担当者が紹介するメディアは基本的にアクセス数のある有力なメディアです。
商品サンプルの無料提供はできるだけ快く受けたいものです。
<アフィリエイター依存への担保>
アフィリエイターも稼げる商材を常に探しており、今までランキングサイトで1位に紹介してもらっていた自社商品を急に他社商品に差し替えられてしまうこともあります。
事業の収益をアフィリエイトメディアに依存しすぎると、自社商品に強力な競合商品が現れた場合、一気に収益を落ち込みます。
そういったことをできるだけ少なくするためにも、必ず自社でもコンテンツマーケティングを同時に行いましょう。
自社でコンテンツマーケティングするのが難しい場合、外注を使う方法もありますが、短期間で手っ取り早く自社商材の見込みワードで上位表示している、外部のWEBサイトが欲しい場合は、アフィリエイトサイトの売買サービスを利用する方法があります。
既に上位表示しているWEBサイトが100万円以内でも購入でき、すぐに成果が上がるので、オススメです。
詳細は
「コンテンツマーケティングの重要性」
の項目をご覧ください。
(※本ページはプロモーションが含まれています。)
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