費用対効果の高いリスティング広告
Googleなどの検索エンジンの検索結果に表示されるリスティング広告は、 商品を探している見込み客に絞り込めるのでチラシや雑誌広告、 テレビCMなどのマス広告などに比べて、とても効率的で費用対効果の高い広告です。
しかし、飲食業界ではぐるナビや食べログ、ホットペッパーなどのグルメポータルで販促するのが主流で、
リスティング広告を使って集客できているお店はまだまだ少ないのが現状です。
グルメポータルの掲載料も決して安くはありませんが、
月額固定費や成果報酬型のグルメポータルと比べて、リスティング広告はクリック課金制なので、
客単価の小さい飲食業は費用対効果が合いにくいという事情があります。
ラーメン屋さんのお客さんが一回の食事で支払う飲食料金は1,000~2,000円程度。
クリック課金のリスティング広告では、1クリック数十円~数百円、
入札制のため競合が多くなると数千円にもなることもありますので、
一杯680円のラーメン屋さんで、仮にクリック単価50円で、リスティング広告を出稿すると13クリック以内で来店してもらえないと赤字になります。
実際には材料費や人件費などの経費も考慮しないといけないため、半分以下のクリック数で来店させる必要があるでしょう。
客単価が数万円の高級レストランであれば、黒字化できる可能性も出てくるかもしれませんが、一杯680円のラーメンを売るためにリスティング広告は使えません。
一般的に利益が少なくリピート性がない商材や競合との優位性がない商材などは、 クリック課金制のリスティング広告は向いていないとされます。
飲食店の場合、一回の来店で考えると客単価が安いために費用対効果が合いませんが、 リピートしてもらえるような戦略を立てる、つまり「LTV(顧客生涯価値)」を考えていけば、十分リスティング広告を出すことが可能です。
来店した新規客からメールアドレスなどを取得
(ポイントシステムを利用したり、LINEなどのソーシャルアカウントの利用)
して見込み顧客をリスト化、後日DMなどで販促できるようにリピート対策を行っていきます。
見込み客をリストできれば、再来店だけでなく、
アイディア次第でさらに高額商品や定期サービス(自宅に料理をお届けする定期便や紹介制度など)に結び付けることも可能になります。
LTVを上げて広告量を増やすことができれば、客の少ない時間「アイドルタイム」も有効に使えるようになるでしょう。
人気店になってリピート客を増やすために、 一生懸命に新メニューのレシピを考えて、一生懸命、腕を磨いて調理して接客するのももちろん大切です。 ライバル店に勝ちながら集客させるために、 値引きしたり、店の外観や内装をカッコよくリニューアルしたり、 お店をキレイに掃除したり、店を広くして客席を増やしたりするだけでなく、 WEB広告を利用するともっとビジネスを安定させられるかもしれません。
(※本ページはプロモーションが含まれています。)
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