WEBサイト(ホームページ)を制作する前に重要なのはそのWEBサイト(ホームページ)のお客様層、ターゲットを明確にすることです。ターゲットが明確になればWEBサイト(ホームページ)のキーワードが選定でき、ターゲットを意識したコンテンツ制作を行っていくことができます。
ターゲットを明確にするにはまず、販売したい商品やサービスをお客様がどのような検索ワードで検索されているかを調べなくてはいけません。
Googleなどのキーワードアドバイスツールや他社のSEOツールを使っておおよその月間検索数を調べることで関連する需要の高いワードを選定できます。
ツールで調べた需要が高いワードはビッグワードの場合が多く、それなりにSEOで上位表示が難しくなります。
そこでビッグワードを細分化して自社に合ったキーワードをさらに絞り込んでいきます。
現在来客されているお客様や会員へアンケートをとったり、ライバル企業のWEBサイト(ホームページ)がどのようなキーワードでSEO対策を行っているかを調べたりして、ビッグワードの中から更に自社の見込み客のみを意識することでもう少しマイナーなワードに限定することができればSEO対策の難易度も下がり短い期間で効率的に集客ができるようになります。
各ワードで検索上位になった際のコンバージョン数は実際に試してみないと分かりません。(当然サイトの内容も影響します)
それぞれのワードに「どれだけの見込みユーザーが含まれるか」なので検索数が多いからといってコンバージョン数が多くなるとは限りません。
例して「祇園 求人」でSEOをしているサイトがあったとします。
下記が月間検索予想数(かっこ内は現状の順位)です。
キーワード | Yahoo! | |
---|---|---|
祇園 求人 | 1,700(52位) | 1,000(57位) |
祇園 バイト | 1,500(32位) | 210(30位) |
祇園 アルバイト | 700(31位) | 70(33位) |
「祇園 求人」でSEOを行っていますがサイトのターゲットが「社員」の募集ではなく「バイト」の募集だとします。
検索数が多いとそれだけSEOの難易度も上がるので対策ワードを現状の順位が高く、検索数の多い「祇園 バイト」に変更することで結果が出やすくなる可能性があります。
単純に考えて「求人」だと「バイト」の他に「社員」も入ってしまうので効率が悪い、つまり見込みユーザーの割合が低いのでワードを「バイト」にした方が検索数は少なくても(アクセス数が少なくなっても)上位表示された際のコンバージョン数は上がるかもしれません。
これらの対策ワードの選定を誤ると成果が大きく左右されますのでツールを過信せずに自社の会員やお客様に実際を認知経路を確認することも重要です。
対策ワードが選定できれば、あとは対策ワードに応じたコンテンツ制作やSEO対策を行っていき見込み客のアクセス数を上げていきましょう。
- 広告
- 広告