中古ドメインのSEO効果について 13.06.27  (更新: 

中古ドメインのSEO効果について

中古ドメイン(オールドドメイン)とは、他人や企業がWEBサイト運営していた独自ドメインを何らかの理由で手放したドメインのことで、 上手く使えば、新規でドメインを取得してWEBサイトを公開するよりも早くSEO効果があるとされています。
ではどのような中古ドメインが効果があるのか、また注意点についてご紹介します。

SEO効果の高い中古ドメインとは

SEO効果の高い中古ドメインの条件は下記です。

  • 良質な被リンクの数が多い
  • ドメインエイジ(ドメイン年齢)が古い
  • スパム認定を受けていない
  • 運営ジャンルを合わせる

つまりジャンルが同じで、ドメインパワーが強い中古ドメインであれば高いSEO効果が期待できます。

被リンクの数と質は LYNX で確認、ドメイン年齢は ohotuku.jp で確認できます。

スパム認定を受けていないかどうかは、 Agues.jp で確認できます。
中古ドメインのURLを入力して「調べる」ボタンをクリック、結果画面の最下部「その他の情報」の「判定結果」が全て「○SAFE」なら問題ありません。

中古ドメインは専門の販売業者かオークションなどを利用すれば簡単に手に入ります。
ただし良質な中古ドドメインは、オークションなどでは価格は数十万円、数百万と跳ね上がることもありますので資金のない人はなかなか取得が難しいのが実情です。

中古ドメインを使う上での注意

良質な中古ドメインを取得するには前述した、被リンクの質と量、ドメイン年齢、スパム認定の有無をチェックして、 ドメインパワーを確認する必要があります。
SEONET.JP でドメインパワー(ドメインオーソリティ)をチェックしてみて下さい。
ただし、これらの指標はあくまで参考値なので、評価が高いからといって必ずSEO的に有利に働くとは限りません。

<ページランクについて>

2016年に廃止されたGoogleツールバーの「ページランク」は今でも内部で使われており重要な指標という有識者の見解がありますが、ページランクは偽装することが可能なので、中古ドメイン取得時には信用していはいけません。
そもそもGoogleツールバーが廃止されてからはページランクを確認する方法はありませんが。。(※ページランクを計算する方法はあるようですが複雑すぎ。。ページランクの特許内容(英語)
代わりに、「Moz」「Ahrefs」「Majestic」といったSEOツール各社の独自指標を参考にする方法があります。

運よく良質な中古ドメインを取得できたとしても上手く運用しないとオーソリティがリセットされて、取得するために使った今までの時間と費用が水の泡になってしまいます。
良質な中古ドメインの取得は取得から運用までそれなりの高い知識と技術、スピーディな対応が必要になってきます。

また、中古ドメインを被リンク偽装用のサテライトサイトとして大量に使うと、 Googleからスパム認定を受ける原因になりますので注意してください。

本当に中古ドメインが必要?

ここまで中古ドメインの効果や取得方法ついて解説してきましたが、そもそも中古ドメインが必要かという疑問があります。
良質な中古ドメインはオークションで競争が激しく、取得できたとしても高額な取得費用がかかる上、 取得後に期待したSEO効果が出るとは限らず、旧運営者の運営方法や手放した事情も分からないためリスクも大きいです。
(※GoogleアルゴリズムもAIを取り入れ日々賢くなっており、ドメインの所有者が変わったことを認識している可能性もあります。)

確実性のない中古ドメインを使うよりも、サービス名に合った新規ドメインを取得してコンテンツSEOを行っていく方が将来的にはメリットが大きいと思います。 SEO上位表示するまでに時間はかかるかもしれませんが、コンテンツSEO毎月しっかり行っていけば、1年以内にはいくつかのキーワードで上位表示できるはずです。

GoogleのSEOには、下記の現象があると噂されています。

  • Googleサンドボックス」 ...新しく公開したサイトが一定期間はグーグル検索で上位表示できない状況
  • Googleハネムーン(蜜月期間)」 ...新しく公開したサイトが公開直後は上位に表示されやすいが、一定期間が経過すると順位が下がっていくという状況

しかしグーグルの「ジョン・ミューラー」氏によれば
「サンドボックスもハネムーンもアルゴリズムとしては存在しない」
と言っているそうですが、WEBaseではいずれの現象も確認しています。 (※新規ドメインでもこの現象が起きないこともあります。当然中古ドメインではこの現象は起きていません。)

全世界にWEBサイトが増殖し「コンテンツ飽和状態」と言われる昨今、公開されたばかりの新規WEBサイトでも上位表示できる機会を与えるため、 Googleが一時的や突発的に上位表示させてコンテンツの質を探り、ユーザーが満足できるコンテンツかどうかをチェックしているのかもしれません。 運が良ければ新規ドメインでも、Googleハネムーンによって短期的に上位表示できるかもしれません。

(※本ページはプロモーションが含まれています。)

  • 広告
  • 広告

関連記事

PageTop

CATEGORY