定量→定性→検証の3ステップで成果を出すUX/SEO改善フレーム 15.06.19  (更新: 

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定量→定性→検証の3ステップで成果を出すUX/SEO改善フレーム

数字だけでは改善できない。定量×定性でCVRを上げる実践ガイド(GA4時代)

ダッシュボードは、どのページで離脱しているか、どの流入が成果につながっているかを教えてくれます。けれど、数字は「どこで」は示しても、「なぜ」までは語ってくれません。ここで効くのが定性分析――ユーザーの迷い、期待外れ、言い訳(安心材料)をつかまえる工程です。

結論はシンプル。定量で"場所"を特定し、定性で"理由"を深掘り、再び定量で"効果"を確かめる。この往復が最短距離です。

定量分析:まず"どこで起きているか"を特定する

いまの標準はセッション中心ではなくイベント中心(GA4など)。ファネルやパス探索で"ボトルネックの候補"を洗い出し、仮説の出発点を作ります。

  • 代表指標:CVR、離脱率、スクロール深度、読了、検索クエリ別のクリック率、チャネル別LTV など
  • 使いどころ:ページ/要素/チャネル単位で"落ちている場所"を特定すること

ここでは「対症療法」を我慢。数字は"症状の地図"です。治療方針は、次の定性で決めます。

定性分析:"なぜそうなるのか"を掘り下げる

ユーザーは、数値の裏側で何を考え、どこで止まり、何に不安を覚えたのか。ログでは拾いにくい"人間の事情"を手に入れます。

  • 方法:ユーザビリティテスト/インタビュー(JTBD型)/セッションリプレイ/ヒートマップ/サイト内検索語の読み解き/チャットや問い合わせのログ/レビューやSNSの文脈分析
  • アウトプット:阻害要因のリスト(用語不一致、比較材料不足、価格の不透明、リスク不安、手続きの手間、読み込みの遅さ など)

ポイントは「主張ではなく証拠」。発話や行動の"引用"を残し、誰が読んでも同じ解釈になるように記録します。

定量→定性→定量のループ(Q→q→Q)

現場で回しやすい"3ステップ"です。小さく速く、を意識しましょう。

① Q(定量):「どこ」で止まるのか

ファネルで離脱が目立つページ/区間をピックアップ。検索クエリやデバイス、時間帯でセグメントして絞り込みます。

② q(定性):「なぜ」止まるのか

該当ページのセッションリプレイや5名程度のリモートテストを実施。"言葉の不一致"と"安心材料の欠落"を最優先で確認します。

③ Q(定量):「どれくらい効いたか」

A/Bテストやアナリティクスで効果検証。効果が出たら基準版に昇格、出なければ仮説に戻るだけ。失敗は次の仮説の材料です。

仮説の立て方と優先順位づけ

仮説は"施策の説明書"です。曖昧だと、実装も検証もブレます。

仮説テンプレ

私たちは [誰に][どんな状況で] [何に迷う] ため離脱していると考える。
もし [この変更] を行えば、 [この指標]X→Y に改善する。根拠は [定性の証拠]

  • 優先順位:影響度(Impact)×実装容易性(Ease)×自信度(Confidence)でスコア化(ICE/PIEなど)。
  • 検証単位:見出し・ラベル・FAQ・比較表・保証・CTA・フォーム項目・読み込み速度 といった"小さな変更"から。

よくあるつまずきと回避策

ありがちな失敗は"思い込みの固定化"です。数字が語るのは現象、ユーザーが語るのは理由。両輪を外さないために、次の癖をつけておきましょう。

  • サンプルの偏り:身内テストに偏らず、新規・既存・離脱経験者を混ぜる。
  • 質問の誘導:「このボタン、分かりますよね?」は禁止。観察とオープン質問を中心に。
  • 記録不足:発話と操作ログ、スクリーンショットをセットで保存し、抜粋をチームで共有。
  • 検証待ちの山積み:施策は"1スプリント1〜2本"に絞って確実に検証する。
  • 法令・プライバシー:録画やログの扱いは同意・目的明記・保管期間のルール化を。

最初の30-90日でここまでやる

短期で成果を出すには、やることを絞り、リズムを作るのがコツです。

  • Day 1-10:主要ファネルの可視化/離脱上位3ページの特定/既存データの整理
  • Day 11-30:セッションリプレイ確認/5名の簡易ユーザーテスト/阻害要因の仮説化
  • Day 31-60:小変更のA/B(見出し、FAQ、保証、CTA)/勝ちパターンを基準化
  • Day 61-90:フォーム簡略化や比較表追加など中規模改修/学びをナレッジ化

まとめ:数字は羅針盤、声はエンジン

定量は「どこで」を、定性は「なぜ」を教えてくれます。順番はいつも同じ――場所を見つけ、理由を聞き、効果で確かめる。この小さな往復運動を続けることが、遠回りに見えて、いちばんの近道です。

(※本ページはプロモーションが含まれています。)

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