ネットショップを副業〜事業として始めたい方に向けて、モール系(楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング)と自社EC(ECカート)を比較しながら、ネットショップの始め方とECサイトの作り方・構築手順をわかりやすく解説します。
パッケージ型とASP型の違いを整理し、費用相場・機能・拡張性・運用負荷の比較軸をもとに、ケース別のおすすめを提示。スモールスタートから拡張まで見据えた選択肢として、各社ECの使い分けポイントに加え、集客(SEO・広告・SNS)の基本もまとめます。
ネットショップの始め方
最短で失敗なくネットショップを開設するには、目的に沿って「モール/自社EC」を使い分け、段階的にECサイトの作り方・構築を進めるのが安全です。ポイントは、いきなり細部に入らず、①売りたい商品と運用体制 → ②販路(モールor自社EC) → ③費用感 → ④構築手順の順で意思決定すること。
本記事ではまず全体像を掴み、次章「用途別のおすすめEC(結論)」で、あなたのケースに合う選択肢を最短で把握できるように整理します。
最初に決めること(商品・体制・ルール)
- 商品戦略:SKU・バリエーション、粗利、在庫の確保/補充リード
- 差別化軸:価格以外(品質・体験・ストーリー・同梱価値・保証)
- 運用体制:撮影・商品登録・在庫/出荷・CS、計測と改善のオーナー設定
- 配送・送料:配送会社、送料ルール(全国一律/条件付き無料など)、返品・交換の基準
- 決済・手数料:カード/代引/後払いなどの要否、決済手数料と入金サイクルの確認
- 法務・請求:特商法表記、プライバシー、適格請求書(インボイス)対応
- 販促ルール:ポイント・クーポン・会員ランク、定期販売をやるか(将来も含めて)
おすすめの進め方
まずは結論:用途別のおすすめEC
先に結論です。ECは「どれが最強か」ではなく、目的と運用体制に合うかで成果が変わります。まずは用途別の目安を押さえ、詳細は次章以降で「費用」「作り方」「集客」まで順に確認しましょう。
用途別の目安
- 日本向けに早く安定運用したい/販促機能も最初から揃えたい → MakeShop
- 海外販売や拡張アプリを前提に、自由度高く作り込みたい → Shopify
- まずは小さく無料〜低コストで検証したい → BASE など
- ブランドECを育てたい(会員・CRM重視) → futureshop など
- 伴走サポート重視で運営まで含めて相談したい → ショップサーブ など
迷ったら、国内向けの運用を安定させやすいMakeShopを起点に検討すると失敗が少ないです。
MakeShopが向くケース
A. 早く売上を作りたい/日本向けの運用を安定重視 → 「MakeShop」20日間無料体験
- 国内商習慣に沿った標準機能が充実。運用導線の分かりやすさとサポート体制
- クーポン・レビュー・メルマガ・定期などを少ない追加で揃えやすい
- モール・外部ツール連携も実績豊富。中規模までのコスパを取りやすい
「まずは早く公開して、販促で伸ばす」タイプの運用に強いので、制作に時間をかけすぎず、運用で勝ちたい場合に相性が良いです。
Shopifyが向くケース
B. 拡張性/越境EC/アプリ連携を軸に伸ばしたい → Shopify
- 多言語・多通貨や外部SaaS連携に強く、アプリエコシステムが豊富
- テーマ/Liquidでの柔軟な表現、ヘッドレスなど発展的構成も視野
- 海外決済・配送オプションが揃い、越境ECで拡張しやすい
一方で、できることが多い分、要件整理やデザイン調整、アプリ選定など運用・改善を回す体制があるほど真価を発揮します。まずは国内向けに「早く安定運用」から始めたい場合は、MakeShopが向くケースもあわせて確認してください。
低コスト検証:BASE/カラーミー
C. まずは小さく始めて需要を確かめたい(低コストで検証) → BASE/カラーミーショップ
- 初期コストを抑えてショップを立ち上げやすく、まずは販売〜受注の流れを作りたい人に向く
- テンプレート中心で公開までが早く、SNSからの導線づくり(プロフィール→商品ページ)とも相性が良い
- 売れ筋・価格帯・購入理由などの仮説検証を先に回し、当たりSKUを見つけやすい
ただし、伸びてくると「販促施策(会員・クーポン・CRM)」「商品点数の増加」「業務効率化」などで限界が出やすいので、本格運用に移行するタイミングをあらかじめ決めておくのがおすすめです。運用を安定させながら売上を伸ばしたい場合は、MakeShopが向くケースもあわせて確認してください。
費用相場と料金の考え方
ECの費用は、初期費用(撮影・制作・設定)+固定費(月額利用料・アプリ等)+変動費(決済手数料・配送・広告)で考えます。比較はTCO(総保有コスト)で見るのが基本です。
「相場」がブレる主な要因は、デザインの作り込み度、必要な販促機能(クーポン・会員施策・定期など)、連携(在庫・基幹・配送・会計)の3つ。月額が安く見えても、後からアプリ追加や外注が増えるとTCOは逆転しやすいので、必要機能を先に棚卸ししてから見積もるのが失敗しにくいです。
TCOの簡易式
TCO(総保有コスト)は、ざっくり「初期費用+固定費×運用月数+変動費(売上に比例)+運用人件費」で見積もると判断しやすくなります。月額が安くても、必要機能をアプリで積み増したり、運用が複雑で作業時間が増えたりすると、結果的にTCOが膨らみやすい点に注意しましょう。
費用の内訳(考え方)
- 初期費用:写真・商品登録・テーマ調整・計測タグ・法務ページ整備
- 固定費:プラットフォーム月額、必要アプリ、独自ドメイン、メール配信、在庫/受注管理の外部ツール
- 変動費:決済手数料(売上比)、配送費、梱包材、広告費(検索/SNS/ショッピング)
- 運用人件費:更新(商品登録・特集・LP)、受注処理、CS対応、改善(分析・ABテスト)の作業時間
概算イメージ
- ミニマム構成:初期 10万〜/月額(プラットフォーム+必要ツール)1万〜+変動(決済・配送・広告)
- 標準構成:初期 20〜50万/月額(プラットフォーム+販促/CRM)2〜5万+変動
- 拡張構成(定期・会員施策・BtoB・在庫/基幹連携など):初期 50万〜/月額 5万〜+変動
※あくまで考え方の目安です。商品点数、デザインの作り込み、必要機能(販促・定期・BtoB・連携)と運用体制により大きく変動します。
TCOの簡易式
まずは「月次の運用コスト(ランニング)」をざっくり把握しましょう。
月間コスト ≒ 固定費(月額・必要オプション/ツール)+ 変動費(決済手数料=売上×料率/配送・梱包 など)+ 広告費 + 運用人件費(更新・受注処理・CS・改善の作業時間)
このうち最初にコントロールしやすいのが固定費です。まずは固定費をミニマムに抑えて公開し、売上が立ってから「必要な機能(販促・CRM・連携など)」を追加していくのがセオリー。加えて、アップセル・同梱・リピート施策で粗利を改善できると、広告費や固定費を吸収しやすくなります。
※TCO(総保有コスト)で厳密に見る場合は、ここに初期費用(制作・撮影・設定)も加えて、運用期間で割って比較します。
費用を抑えつつ成果を出すコツ
- テンプレ運用:商品名・画像・説明・FAQのフォーマット化で登録工数を削減
- 配送設計:サイズ統一・同梱ルールで実質送料を最適化
- 決済最適化:主要決済を絞りつつCVRを確認(離脱が出るなら拡張)
- CVR改善:写真・送料・納期・返品、レビュー導線など「不安の潰し込み」を優先(広告より先に効く)
- アプリ厳選:まずは標準機能で賄える範囲に絞り、必須のみ→売上に応じて段階追加
- 広告の小額テスト:ショッピング広告と指名SEOの土台から開始
モール系ECサイトで販売する方法
ネットショップの立ち上げや短期間での売上検証を重視するなら、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング等のモール系ECは有力な選択肢です。巨大な会員基盤とモール内検索、特集・キャンペーン露出により、初期集客の難易度が比較的低いのが最大の強み。一方で、価格競争・手数料・差別化の難しさがデメリットになるため、戦い方の設計が重要です。
また、ブランドの世界観づくりや会員施策(CRM)を強化して中長期で利益を積み上げたい場合は、モールだけに依存せず、自社ECも並行して育てるのが王道です。
モール内SEO・集客の基本
- 商品名最適化:主要キーワード(カテゴリ名・素材・型番・用途)を左寄せで自然に含める
- カテゴリ&属性の整合:上位カテゴリの整合性/必須属性を漏れなく設定
- 画像・説明の充実:メイン画像の訴求軸統一、十分な枚数、サイズ表・素材・利用シーンを明記
- 価格・送料・納期:検索一覧で比較されやすい。送料無料条件や最短出荷日を明確にし、利益が出る設計にする
- レビュー獲得設計:購入後メールで丁寧に依頼(各モールのガイドラインに従い、評価を条件にした特典付与などは避ける)
- 在庫・配送SLA:欠品・遅延は評価に直結。即日〜翌営業日出荷が理想
- ショップ評価(CS):問い合わせ対応、返品・交換の分かりやすさが低評価防止につながる
- モール内広告・クーポン:指名/カテゴリワードの使い分け。原価と手数料を含めた粗利基準で投下
- イベント活用:セール・特集・ポイント施策のタイミングで露出を取り、売れ筋とレビューを育てる
向いているケース/向いていないケース
【向いている】
- スピード重視で最初の売上を早く作りたい
- 既存ニーズが明確(型番・定番カテゴリ)で比較が多い商材
- 撮影・説明作成・在庫連携・出荷体制を短期で整えられる
【向いていない(モールより自社EC向き)】
- 価格以外のブランド体験(ストーリー・独自UI)が競争軸の商材
- 粗利が薄く、手数料+広告+ポイントで赤字化しやすい
- 顧客データ活用(CRM・LTV設計)を主戦略にしたい
※上に当てはまる場合は、自社EC(ECカート)で「利益設計」と「ファン化」を軸に育てる方が成果が出やすいです。
メリット/デメリットまとめ
【メリット】
- モール内検索・特集・会員基盤で初期集客が強い
- 決済・セキュリティ・物流連携が標準化され立ち上げが速い
- レビュー・ランキングを起点に継続露出が狙える
【デメリット】
- 販売手数料・広告・ポイント負担で粗利圧迫
- 競合が多く価格競争・差別化が難しい
- デザインや導線の自由度、顧客データの活用範囲に制約
- 会員施策・メール施策などのCRM(LTV設計)がやりにくい場合がある
- アルゴ変更・出店規約等のプラットフォーム依存リスク
※短期の売上検証はモール、利益設計とファン化(CRM)は自社ECで補完する、といった「併用」が失敗しにくい戦い方です。
モール系ECの始め方(最短ステップ)
- 出店準備:必要書類の確認、配送・送料・返品ルール、納期(出荷までの日数)を先に決める
- 優先SKUの選定(売筋/粗利高/在庫安定)。まずは10〜30SKUで検証
- 商品名・属性・画像・説明・FAQをテンプレ化し一括量産
- 在庫・出荷体制:欠品と遅延を防ぐ(在庫連携、即日〜翌営業日出荷を目標)
- レビュー獲得の導線設計(到着後メール/同梱カード)
- 指名+カテゴリ系のモール内広告を小額から回し、CVRと粗利で調整
- KPI管理:CTR/CVR/客単価/レビュー率/直近30日の販売数を週次で改善
デザイン面は、楽天・Yahoo!ショッピングはHTML/CSSでの表現自由度が比較的高く、ブランド表現の拡張が可能です。一方でプラットフォームごとのガイドラインや審査に留意し、規約準拠での最適化を徹底してください。
なお、自社ECとモールの併用は王道戦略です。モールでの短期獲得と、自社ECでのLTV最大化(メルマガ・LINE・会員施策)を役割分担させることで、安定成長が狙えます。
- 売上規模が大きくなると出店料や売上手数料が高くなる
- モール内でのSEO対策が必要
- モール内での価格競争が起きやすい
- テンプレートが競合他社と共通のため、独自ブランド色を出しにくい
- 既存の顧客情報が取得できない
【デメリット】
既に集客できているモール系ECに簡単に出店できるのは魅力的ですが、売上規模が大きくなるとランニングコストが高くなってきたり、
既存客の分析やメールマーケティングができないのは、本格的にEC事業をしていくには物足りなさを感じるかもしれません。
また、基本的にモール側のポリシーに従う必要があるため、利用料金の変更や販売ルールの変更、顧客とのトラブルによるアカウント閉鎖のリスクも伴います。
自社ECサイト(ECカート)で販売する方法
ブランドを育てながら利益を積み上げたい、会員施策やメール・LINEなどでLTVを伸ばしたいなら自社ECが有力です。モールと違い、デザインや導線の自由度が高く、顧客データを活用したCRM(リピート施策)まで設計しやすいのが強みです。
自社EC(ECカート)は大きく「パッケージ型(EC-CUBE等)」と「ASP型(MakeShopなど)」が代表的で、費用・拡張性・運用負荷のバランスで選びます。ここでは全体像と始め方を整理し、次章で「パッケージ型」「ASP型」を詳しく比較します。
自社ECの種類と違い
- オープンソース型:自社サーバーにインストールして構築。初期コストは抑えやすい一方、セキュリティ/アップデート/障害対応は基本的に自社(または制作会社)で担う。
- パッケージ型:ベンダー提供のシステムをベースに構築。要件適合性が高く、大規模運用や基幹連携などにも対応しやすい(詳細は次章)。
- ASP型(クラウド):クラウド上で構築・運用。インフラやアップデートはプラットフォーム側が担い、機能は標準機能+連携で拡張。スモールスタート→運用で伸ばすのに向く。
- フルスクラッチ:0から開発。自由度は最大だが、開発コスト・難易度が高く、運用・保守体制も前提になる。
メリット/デメリット
【メリット】
- 独自ドメイン×デザインでブランド体験を統一できる
- カスタマイズ性が高く、サブスク/同梱提案/会員施策など拡張が柔軟
- 顧客データを活用し、メール・LINE・リマーケでLTV最大化
- モールに比べ、売上連動の負担(手数料・ポイント等)が小さくなるケースが多い(別途、月額等は発生)
- 外部システム(在庫/WMS/POS/MA/BI)とのAPI連携がしやすい
【デメリット】
- 初期構築の手間(要件定義・設計・設定)が必要
- 集客は自前(SEO/広告/SNS/コンテンツ)で作る必要がある
- 運用(更新・受注処理・CS・出荷)を回す体制づくりが必要
- オープンソース/自社運用はセキュリティと保守の内製体制が前提
- 拡張に伴う技術負債や運用コストの管理が必要
ただし、ASP型ならテンプレートと標準機能で最小構成から短期で公開が可能です。まずは標準機能で立ち上げ、売上に応じてテーマ/連携/カスタマイズを段階追加するのが安全。国内向けに「運用を安定させながら伸ばす」なら、ASP型(MakeShopなど)を起点に検討すると失敗が少ないです。
始め方(ECサイトの作り方・構築ステップ)
基本は 最小構成で公開→売上に応じて段階拡張 です。まずは「売れる型」を作り、運用で磨き込みましょう。
- 要件定義(SKU・決済・配送・返品・インボイス)
- テーマ&初期設定(送料・税・通知・権限)
- 法務ページ整備(特商法表記・プライバシーポリシー・利用規約)
- 商品テンプレ&登録(タイトル/画像/属性/FAQ)
- 計測セット(GA4/GTM/Search Console/広告タグ)
- テスト注文(決済・メール通知・在庫反映・出荷フローの確認)
- 初期集客&週次改善(指名SEO+ショッピング広告+SNS/LINE)
より詳しい手順とチェックリストは ECサイトの作り方・構築ステップ にまとめています。
こんな方におすすめ(自社ECが向くケース)
- ブランド体験(世界観・UI)で差別化したい
- 顧客データを活用してCRM/LTVを伸ばしたい
- 定期購入・予約販売・B2B価格・会員ランクなど拡張要件がある
- モールと併用しつつ、自社ECでリピート施策を強化したい
- 数年スパンで機能追加や外部連携を計画している
- 国内向けに「早く公開して運用で伸ばす」ため、安定運用しやすいECカートを選びたい
パッケージ型のECカート
自社に導入してECサイトを構築する「パッケージ型」は、ベンダーが提供する有償ソフトを導入し、サーバーや運用体制を自社(またはSI)で整える方式です。要件適合性・拡張性・ガバナンスを重視する企業に選ばれやすく、独自要件や周辺システムとのAPI連携を前提とする中〜大規模案件に向きます。
一方で、要件定義〜構築・保守までの工数が増えやすく、初期費用・運用負荷が上がりやすい点には注意が必要です。スモールスタートで早く公開して運用で伸ばしたい場合は、次のASP型(クラウド)もあわせて検討すると失敗が少なくなります。
特徴(メリット/デメリット)
【メリット】
- 要件に合わせた拡張が可能(B2B価格、見積/与信、会員ランク、複雑な配送・同梱ロジック等)
- 外部システム連携(WMS/POS/MA/BI/会計)を前提に設計しやすい
- データ管理・セキュリティポリシーを自社基準で統制しやすい
- 長期運用でのカスタム資産化(ワークフロー/承認/運用自動化)
【デメリット】
- 初期費用とリードタイムが大きくなりがち(要件定義〜開発〜検証)
- 保守・アップデートの運用設計が必要(脆弱性対応/改修のリグレッション)
- 保守費・改修費・運用人件費が積み上がり、TCO(総保有コスト)が膨らみやすい
- トレンド機能(新決済・新広告タグ等)のキャッチアップ速度がSaaSより遅い場合がある
向いているケース/向いていないケース
【向いている】
- 要件が複雑(B2B/定期課金の特殊ロジック/基幹と双方向連携)
- セキュリティや監査要件が厳格で自社統制が必須
- 数年スパンで独自機能を継続追加していく計画がある
【向いていない】
- 短期間での立ち上げと小さく始めるスモールスタートを最優先
- 内製やSI管理の体制がなく、保守運用を極小化したい
- まずは「売れる型」を作り、運用で改善しながら機能を足したい
※この場合は、次のASP型(MakeShopなど)の方がフィットしやすいです。
始め方(構築ステップ)
- 要件定義:商品/在庫/受注・出荷フロー、決済・配送、B2B要件、適格請求書、個人情報保護を整理
- ベンダー・SI選定:機能適合・カスタム可否・サポート体制・費用とリードタイムを比較
- 情報設計・UI設計:カテゴリ/商品詳細/チェックアウトUX、運用者向け権限・承認フロー
- 開発・結合テスト:外部連携(WMS/ERP/MA)と計測タグ(GA4/GTM/広告)
- 運用設計:障害時手順、バックアップ、脆弱性対応、改修リリース手順
※パッケージ型は「要件定義〜開発〜運用設計」までを前提に進めるため、スケジュールと体制を先に固めるのが成功の鍵です。早く公開して運用で伸ばしたい場合は、次のASP型(クラウド)も検討しましょう。
知名度の高い「EC-CUBE」(イーシーキューブ)
※EC-CUBEは厳密には「オープンソース型」ですが、構築・保守を自社(または制作会社)で担う点で、パッケージ型に近い運用になりやすいため本章で併記します。
EC-CUBEは国内で普及したオープンソースのEC基盤です。テンプレートやプラグインで拡張でき、要件に応じたカスタマイズ開発が可能。PHPとインフラの知見があれば柔軟にECサイトの作り方を設計できます。
活用ポイント
- 商品・在庫・受注の業務要件に合わせた拡張(B2Bや定期販売など)
- 外部連携(WMS/会計/MA/BI)をAPIやプラグインで実装
- パフォーマンス最適化(キャッシュ/画像最適化/DB設計)でCVRとCore Web Vitalsを両立
- 継続的な改修・保守(アップデート/脆弱性対応)を回せる運用体制を前提に設計する
留意点
- 脆弱性対応・アップデートは自社(または制作会社)で担う(改修後のリグレッション対策が必須)
- プラグイン追加は便利だが、依存管理と長期保守コストに注意
- 自社での保守体制/制作会社選定が前提(開発会社は多数あるため品質差に留意)
内製・準内製が可能で、要件適合や外部連携を重視したいケースに向きます。一方、短期で公開して運用負荷を抑えたい場合は、次のASP型の方が合うことも多いです。
ecbeing
ecbeingは、中堅〜大手企業の自社ECで採用されやすい国産のECプラットフォーム(カスタマイズ型)です。EC運用に必要な機能が標準で幅広く搭載されており、要件に対する標準機能の適合率が高いことから、ゼロから作り込むよりもスムーズに立ち上げやすいのが特長。事業の成長に合わせて機能追加やシステム拡張もしやすく、長期運用を前提に「育てる自社EC」に向いています。
また、実店舗連携や会員統合、在庫の一元管理など、オムニチャネル施策に合わせたカスタマイズにも対応しやすく、BtoCだけでなくBtoB(卸・法人取引)を含む複雑な運用要件でも検討候補になりやすいサービスです。
ecbeingのデメリット
個人〜小規模のスモールスタートには、初期費用・月額費用の面でオーバースペックになりやすい点が注意です。要件定義〜構築〜テストまでの期間も一定かかりやすく、運用体制(担当者・外部制作/開発パートナー)を含めて進める必要があります。まずは「必要な独自要件(基幹連携、実店舗連携、会員統合、BtoB運用など)」を整理し、費用感は見積もり前提で検討すると失敗しにくいです。
ASP型のECカート
ASP型(SaaS/クラウド)は、サーバー運用・セキュリティ・アップデートをプラットフォーム側が担うため、初期構築と運用のハードルが低く、スピード重視のネットショップ立ち上げで選ばれやすい方式です。テーマとアプリ拡張を組み合わせ、ECサイトの作り方・構築を段階的に進められます。
ECカートの選び方としては、下記をチェックすると失敗しにくいです。
- 費用:初期/月額/決済手数料/アプリ追加費用/TCO(総保有コスト)
- SEO・表示速度:Core Web Vitals、構造化データ、URL設計、ブログ/CMSの使いやすさ
- カスタマイズ性:テーマ編集の自由度、アプリ/API連携、カート周りの拡張可否
- 機能要件:バリエーション/定期購入(サブスク)/会員ランク/B2B価格/予約・名入れ等
- 運用性:商品一括登録、在庫・受注・出荷の運用フロー、権限・承認、タグ管理
- 国内商習慣:請求書・領収書・納品書、のし/ギフト設定、問い合わせ対応などの運用に合うか
- 連携:WMS/POS/会計/MA/BI、モール連携(楽天・Amazon 等)、広告タグ・CAPI
- 越境対応:多言語・多通貨・現地決済・税制・配送
- サポート:問い合わせ手段、ドキュメント・コミュニティ、導入支援の有無
主要サービスを横並びで比較したい方は、次の主要サービス比較表をご覧ください。
主要サービス比較表
以下の比較表で主要サービスを横並びに確認できます。比較のコツは、まず
「月額(固定費)+決済手数料(変動費)」でTCO感をつかみ、
次に「SEO/運用性/拡張(アプリ・API)/CRM」の優先順位で絞り込むことです。
※料金・仕様は変更される場合があります。最終判断は各社公式・見積もりでご確認ください。(更新日:2025/12/24)
- 国内向けで運用を安定させたい:国産ASP(MakeShop / futureshop / ショップサーブ など)
- 拡張性・越境・アプリ連携を軸に伸ばしたい:Shopify
- 低コストでまず検証したい:BASE / カラーミー
| MakeShop | カラーミーショップ | Shopify | ショップサーブ | futureshop | BASE | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金(/月) | 13,750円(プレミアムプラン) (初期費用 11,000円、販売手数料なし) |
4,950円(レギュラープラン) (初期費用 3,300円、販売手数料なし) |
3,650円(ベーシックプラン/年払い時) (初期費用なし、販売手数料なし) |
25,000円~(売り上げによる) (初期費用 30,000円) |
24,000円~57,000円(初期費用 22,000円~52,000円) (販売手数料なし) |
・「スタンダードプラン」 初期、月額無料(販売手数料(3%)のみ) ・「グロースプラン」 16,580円(/月)(初期費用なし) いずれも決済手数用別途 |
| 決済手数料 | 3.14%~ | 決済会社による | 2.9%~6.4%など | 3.6%~6.0%など | 3.5%~4.0% | スタンダード 3.6%+40円 グロース 2.9% |
| 無料トライアル | 15日間 | 30日間 | 3日間 (その後1カ月150円) |
2週間 | 3週間 | なし ※スタンダードプランが無料 |
| 無料トライアルから本番アカウント移行 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | スタンダードからグロースへのプラン変更可 |
| カスタマイズ性 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 商品登録数 | 10000 | 無制限 (ただしディスク容量内で) |
無制限 | 3000 | 50~10,000 | 無制限 |
| 1商品あたりの画像登録数 | 54 | 50(レギュラープラン) | 250 | 50 | 5(画像ホスティング利用で40まで) | 20 |
| 容量 | 10GB~ | 5GB~ | 無制限 | 10GB~ | 2GB | 無制限 |
| フリーページ数 | 1000 | 10000 | 無制限 | 無制限 | 5000 | 15 (「ページ追加App」にて登録無制限 |
| ブログ機能 | WordPress連携オプション (110,000円(税込)) |
無料 (カラーミーWPオプション) |
無料 | WordPressオプションサービス (初期費用4,565円・月額1,000円) |
CMSサーバー(VPS)オプション (初期費用5,000円・月額3,800円) |
無料 (Blog App) |
| メールアカウント数 | 3(上限UP可能) | 5(上限UP不可) | アプリ利用で無料 (送信10,000通まで) (追加1,000通まで1$) Google Workspace(月額680円)でも可 |
50 | 50 | なし |
| メルマガ機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 (ただし送信元アドレスは「ショップ名(magazine@basemail.jp)」となる) |
| ステップメール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇(セグメント配信可) | 〇(セグメント配信可) (ただし送信元アドレスは「ショップ名(magazine@basemail.jp)」となる) |
| シナリオメール | 「MakeRepeater」(500メールアドレスまで無料)で利用可 (501~40,000:月額5,500円~55,000円/初期501~1,000アドレスまで11,000円、1,001~40,000アドレスまで33,000円) |
アプリ(有料)で可能 | アプリ(有料)で可能 | CRM機能(有料)で可能 | 「LTV-Lab for futureshop」(有料)で可能 | なし |
| クーポン機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 商品レビュー | 〇 | 〇 | 無料アプリで可 | 〇 | 〇 | 〇 |
| オプション項目数 | 100種×100項目まで (有償にて上限UP可 100グループ/55,000円(税込)単位での有償追加 |
2種×項目数は無制限 (「カスタムオプション」アプリ(1,100円/月)で種類数も無制限に) |
3種×100項目 (有料アプリ「Infinite Options」(8.99$/月)にて無制限 |
1,000種類×100項目まで | 20種×100項目まで(オプション種類全体で300項目まで | 3種×50項目まで |
| モール連携 | 在庫、受注、商品 有料の他社「多店舗連携ツール」利用で可能 |
在庫 (外部有料サービスで可能 |
在庫、受注、商品 楽天は可。Amazon、YAhoo!は他社有料アプリで対応 |
在庫APIを利用して自社開発するか、有料の他社API利用 | 在庫、受注、商品 (外部有料サービスで可能 |
在庫、受注 (外部有料サービスで可能 |
| SNS連携 | FB、インスタ | FB、インスタ | FB、インスタ | FB、インスタ | FB、インスタ | FB、インスタ |
| SSL | 2025/11/5より無料 |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 (古い情報?17,000円/年 |
無料 |
| 多言語対応 | AIシュリーマン(月額6,000円~) 日本語・英語・中国語・韓国語のみ対応 |
有料アプリ「WorldShopping BIZ」5,500円(/月) | 別途有料アプリで実装 | |||
| 越境EC | WorldShoppingBIZの初期費用、月額費用ともに無料 海外送料、売上手数料も無料 https://www.makeshop.jp/main/function/ekkyoec/ |
有料アプリ「WorldShopping BIZ」5,500円(/月) 問い合わせ対応も amazonPayが無料 |
CDN、基本で海外決済機能 | |||
| その他特長 | API連携可能 Amazon連携(購入時情報 Yahoo!ショップ連携、出品 |
API連携可能 | API連携によってアプリ開発だけでなく、MAツールやタスク管理ツール、CRMなどの外部システムとも連携可能 | API連携可能 | API連携可能 ドメイン取得、更新が無料 闇市グループ機能 タイムセール ライブコマース <有料オプション> クーポン機能 ポイント機能など |
API連携可能 ライブ配信機能 |
| デメリット | SSLが有料 | 決済手数料が高い | 拡張アプリの日本語対応が不十分 カテゴリ構造が特殊(親子関係がなくすべて並列)で子カテゴリはコレクション機能で表現する。(4つ以上のカテゴリ構造は現実的に実装できない) |
売り上げが上がると利用料が高くなる。 サポートがメールのみ。 |
||
| サポート | 電話・メール (※電話サポートは緊急時は営業時間外や土日祝日も対応) |
電話(フリープランの場合はメールのみ) | メール・チャット (※チャットは英語のみ) (※「Plus」プランのみ24時間電話対応あり) |
電話・メール | 電話・メール | メールのみ |
迷ったら、まずは「どこで差別化するか」を決めましょう。
短期の売上検証なら低コスト系、LTV最大化ならCRMと運用導線が強いカート、
越境・拡張ならアプリ連携が強いカートが向きます。
- 国内向けに早く安定運用したい:MakeShop / futureshop
- 拡張性・越境ECを見据えたい:Shopify
- 小さく始めて検証したい:BASE / カラーミーショップ
次に、各サービスの特徴と「向くケース」を個別に確認して、自社に合う候補を2〜3つに絞り込みましょう。
ASP型ECの始め方(最短ステップ)
- 要件整理(SKU/バリエーション/定期購入/B2B/法務表記/請求書対応)
- テーマ選定→最小構成で公開(トップ/カテゴリ/商品詳細/FAQ/配送・返品)
- まずは標準機能で運用を回し、不足分だけをアプリ・オプションで段階追加(レビュー/クーポン/定期/レコメンド 等)
- 計測セット(GA4/GTM/Search Console/広告タグ)と初期集客(SEO×ショッピング広告×SNS)
- 週次KPI改善(CVR・客単価・離脱・レビュー率・リピート率)
MakeShop(メイクショップ)
ASP型で「国内向けに売上を作りながら、運用を安定させたい」なら有力候補がMakeShopです。国内商習慣に沿った機能を揃えつつ、サーバー運用・セキュリティ・アップデートはプラットフォーム側が担うため、短期立ち上げと日々の運用効率を両立しやすいのが特長。販促・運用系の機能も厚く、まずは標準機能中心でスタートして、必要に応じて拡張していく進め方と相性が良いです。(販促機能例:クーポン等が標準装備の訴求あり)
おすすめポイント
- 販促機能(クーポン等)を含む、機能が豊富なプランが用意されており、追加開発に頼りすぎず運用設計しやすい
- 受注〜出荷〜CSまでの管理運用を前提にした設計で、日々の更新・作業のムダを減らしやすい
- API連携(例:GraphQL API)により、外部システム連携や運用自動化の選択肢を持ちやすい
- 集客面も、SEO設定などの機能が用意されており、基本の内部対策を回しやすい
- 無料体験(通常15日間)があり、管理画面・運用フローを事前に検証できる(作成データは本契約後も引き継ぎ可)
MakeShopの注意点(デメリット)
機能が多い分、最初から全部を使おうとすると設計が重くなりがちです。まずは「必要な販促(例:クーポン・レビュー)」「必須の運用フロー(出荷・同梱・返品)」だけに絞って公開し、売上が立ってから段階的に拡張するのが安全です。また、決済手数料や外部連携ツール費などは要件で変わるため、比較表のTCO観点(固定費+変動費+広告費)で見積もると失敗しにくいです。
まずは無料体験で管理画面を確認 → MakeShopの概要・申込みはこちら
無料体験は通常15日間。体験期間中に作成したデータは本契約後も引き継げます。
向いているケース
- 国内向けD2C/物販をスピーディーに公開し、早期に売上検証したい
- まずは標準機能中心で運用し、複雑なカスタムは段階的に検討したい
- 複数スタッフでの毎日の運用(受注/出荷/問合せ)を安定運用したい
最短で始める手順
- 無料体験に登録 → 基本要件(SKU・バリエーション・決済・配送・法務表記)を整理
- テーマ選定 → ロゴ/カラー/ナビ設定、送料・支払い・メール文面の初期設定
- 商品テンプレ化(タイトル・画像・属性・説明・FAQ)で一括登録
- 計測タグ(GA4/GTM/Search Console)と広告タグを実装 → 指名SEO&ショッピング広告を同時始動
- レビュー導線/クーポン運用を開始し、CVR・客単価・リピート率を週次で改善
留意点
- 要件によっては追加オプションや外部連携が必要になる場合があります
- 料金・仕様は変更されるため、最新情報の確認を推奨します
まずは管理画面の使い勝手と必要機能の適合を確認 → MakeShopの無料体験・概要はこちら
※無料体験の期間は変更される場合があります。最新条件は公式でご確認ください。
futureshop(フューチャーショップ)
futureshopは、自社ECを「育てる(ファン化・リピート化)」運用まで見据えたSaaS型のECサイト構築プラットフォームです。会員・ポイント・クーポン・レビューなどの施策を軸に、集客〜購入〜リピートの導線を設計しやすいのが特長。ブランドの世界観を崩しにくいデザイン設計とあわせて、運用改善を重ねながら売上を伸ばしたい事業者に向きます。
また、カート投入以降も独自ドメインでの購入体験を一体化しやすく、常時SSLにも対応。中長期でCRMを効かせてLTVを伸ばす戦略と相性が良い選択肢です。
向いているケース
- 会員・ポイント・クーポンなどのCRM施策を前提に、リピートを伸ばしたい
- ブランドの世界観を保ちつつ、運用改善でCVR/LTVを上げる体制がある
- 将来的に外部サービス連携も見据え、育てる自社ECにしたい
futureshopのデメリット
無料系カートに比べると、初期費用・月額費用が発生するため、最初から「運用で回収する」前提の設計が必要です。商品点数や運用規模に応じてプランを選ぶ形のため、取り扱い商品が増えるほど月額が上がりやすい点は注意。さらに、定期購入やLINE連携などはオプション/外部連携での対応になるケースもあるため、やりたい施策(会員施策・CRM・定期販売など)を先に洗い出し、必要な機能と追加コストを見積もってから選ぶと失敗しにくいです。
補足(比較表との整合)
- 無料トライアルは3週間(サポート付き)。ただしトライアルのデータを本番へそのまま移行できない点は要注意。
- CRMを強化したい場合は、外部連携(例:LTV系ツール)も検討余地あり。
ショップサーブ
ショップサーブは、Eストアーが提供するASP型のECカートで、担当者による電話・メールサポートを受けながら「開店〜運営〜改善」まで進めやすいのが特長です。CRM(メール施策)や集客・マーケティング、セキュリティなど、運用を前提にした機能が幅広く用意されており、"作って終わり"ではなく、育てて伸ばすタイプの自社ECに向いています。
また、ランディングページと注文フォームを一体化できる「フォーム一体型LP」など、広告→購入までの導線を作り込みたい事業者に嬉しい機能もあります。決済も複数方式に対応しており、決済〜受注〜リピート施策までを一つの運用フローにまとめたい場合に検討しやすい選択肢です。
向いているケース
- 立ち上げ後の運用・改善まで伴走してほしい(相談しながら進めたい)
- 広告やLP施策を前提に、購入導線を最適化したい
- CRM(メール施策など)でLTVを伸ばす前提で設計したい
ショップサーブのデメリット
無料系カートと比べると、運営を前提にした料金設計のため月額費用・開通料が発生します。また、公式の料金表では注文処理手数料(34円/1受注)や、カード決済の本人認証(3Dセキュア)に10円/1受注がかかる旨も記載されています。施策によってはオプション(例:定期購入等)が追加になる場合もあるため、先に「やりたい販促(定期・CRM・LPなど)」を整理→必要機能と総コストを見積もるのがおすすめです。
Shopify(ショッピファイ)
Shopifyは、世界中で利用されているECプラットフォームで、 拡張性(アプリ・API)と越境EC(多言語・多通貨)を軸に伸ばしたい事業者に向きます。 テーマ編集やアプリ追加で、D2Cから中規模運用まで段階的にスケールしやすいのが特長です。
デザイン面はテーマをベースに調整でき、より細かく作り込む場合はLiquid(Shopifyのテンプレート言語)を含むコード編集で対応できます。既存テーマ+必要最低限のアプリから始め、売上に応じて機能を足していく進め方が現実的です。
なお、無料体験や料金キャンペーンは変更される場合があります。まずは公式の最新条件を確認し、管理画面の使い勝手・必要機能の適合をチェックすると失敗しにくいです。
Shopifyの無料体験・料金の確認
Shopifyのデメリット
拡張性が高い反面、やりたい施策を実現するために有料アプリ費用が積み上がりやすい点は注意です。また、決済の選び方によっては取引手数料が発生するケースもあるため、月額+決済+アプリを合算したTCO(総保有コスト)で比較するのがおすすめ。さらに、細かなUI/チェックアウト周りの改善や独自仕様は、制作パートナー/開発体制がある方がスムーズです。
カラーミーショップ
カラーミーショップは、低コストで販売手数料を抑えつつ自社ECを始めたい方に向いた国産ASP型ECカートです。レギュラープランは月額4,950円(初期費用3,300円)で、販売手数料0円のため、まずは固定費を読みやすいのがメリットです。(※決済手数料は別途)
また、コンテンツSEOを強化したい場合は「WordPress導入オプション」を組み合わせることで、ブログ/オウンドメディア運用を進めやすくなります。なお、WordPress導入オプションはプランにより無料/有料が分かれるため、契約プランと合わせて確認しておくと安心です。
弊社WEBaseからの紹介による、カラーミーショップの無料お試しはこちらから。
(上記は取次店「WEBase」の紹介リンクとなっています。不明点などWEBaseまでお問い合わせください。)
カラーミーショップのデメリット
「販売手数料0円」で固定費は読みやすい一方、決済手数料は別途発生するため、商材の粗利に対して無理のない設計になっているか確認が必要です。さらに、バリエーションや販促などの要件によっては、アプリ追加・外部連携で運用を組む前提になるため、"最初にやりたい施策(SEO/メルマガ/定期/BtoB等)→必要機能→総コスト"の順で整理してから選ぶと失敗しにくいです。
BASE(ベイス)
BASEは、初期費用・月額0円から始められるスモールスタート向けのECサービスです。まずは「売れるか」を検証したい方に向いており、デザインはテンプレート中心で素早く公開できます。
料金はプランによって考え方が変わります。売上規模が小さいうちは固定費ゼロで始められるプランで十分ですが、月商が伸びてくると手数料より月額固定の方が有利になるケースもあるため、売上に合わせて見直すのが安全です。
おすすめポイント
- 固定費を抑えて検証できる(小さく始めて改善に集中しやすい)
- テンプレート中心で、短期間で公開しやすい
- 売上が伸びたら、プラン変更や外部ツール連携などで段階的に拡張しやすい
BASEの留意点(デメリット)
- 売上が大きくなるほど、手数料負担が効いてTCOが重くなりやすい(成長フェーズで要見直し)
- 本格的なCRM(高度なセグメント配信/ステップ配信等)は、外部ツール連携や運用工夫が前提になりやすい
- オプションが複雑(名入れ・細かいカスタム)な商材は、要件により限界や追加対応が出やすい
小さく検証するには強い一方、月商が伸びたら「固定費+機能+CRM」を含めて、MakeShopなどの運用型カートへ乗り換えも視野に入れると失敗しにくいです。
BASEはこちらから確認できます。
ECサイトの作り方・構築ステップ
モールと自社ECのどちらを選んでも共通する「失敗しない進め方」を、短期公開 → 段階拡張の順でまとめます。詳細比較は モール系/自社EC を参照してください。
とくにASP型(MakeShopなど)は、インフラ運用を任せながら最小構成で公開しやすく、成長に合わせて機能追加・連携を進められるため、本章の手順と相性が良い進め方です。
標準ロードマップ(8ステップ)
- 要件定義:SKU・バリエーション・決済・配送・返品規定・適格請求書・B2B要件
- 情報設計:カテゴリ構成、商品詳細レイアウト、LP/FAQ/特商法・プライバシー整備
- プラットフォーム選定:まずは 用途別おすすめ(結論) で当たりを付け、必要なら パッケージ型/ASP型 を深掘り
- テーマ&最低限の設定:送料・支払い・メール文面・税設定・通知・権限
- 商品登録テンプレ化:タイトル(主要KW左寄せ)/画像一式/属性/サイズ表/FAQを統一
- 計測実装:GA4・GTM・Search Console・ショッピング広告タグ(必要に応じてCAPI等)
- 公開&初期集客:指名SEO+ショッピング広告+SNS/LINE。レビュー導線・クーポン・メルマガ等の販促導線も同時に用意
- 週次改善:CVR・客単価・離脱・レビュー率・リピート率をKPI化しPDCA
標準ロードマップ(8ステップ)【詳細版】
ここからは、先ほどの「8ステップ」を実作業ベースで分解して解説します。MakeShopのようなASP型なら、サーバー運用やアップデート対応を任せながら進められるため、短期公開→段階拡張の流れを作りやすいのが特長です。
公開前チェックリスト(抜け漏れ防止)
- 法務:特商法表記/プライバシー/利用規約/適格請求書(インボイス)の案内
- 決済・配送:手数料・支払い手段/配送地域/送料表/同梱ルール/返品・交換ポリシー
- 商品ページ:タイトル(主要KW左寄せ)/画像枚数/サイズ表/素材/FAQ/レビュー導線
- 計測・タグ:GA4/GTM/Search Console/コンバージョン設定(ショッピング広告等)※必要に応じてCAPI
- 速度:画像最適化(WebP/遅延読み込み)/不要スクリプト削減/CLS抑制
- QA:カート〜決済のE2Eテスト/在庫・メール通知/クーポン・送料条件/各種エラー文言
公開までの目安タイムライン
- Week 1:要件定義/テーマ選定/基本設定/商品テンプレ作成(撮影が必要なら並行)
- Week 2:主要SKU登録(10〜30)/法務ページ整備/計測・タグ実装
- Week 3:LP・カテゴリ整備/レビュー導線準備/テスト決済・E2Eチェック
- Week 4:公開/指名SEO・ショッピング広告・SNS・LINE/メルマガを小額で同時始動
※ 商材点数や撮影の有無で変動します。公開を遅らせるより「最小構成で先に出す」方が学習が速いです。
判断ポイント
- スピード優先か/作り込み優先か:最短で検証したいならASP型、独自要件が重いならパッケージ型
- 運用体制:受注・出荷・CSを誰が回すか。属人化を避けたいなら管理画面の運用性が重要
- 販促・CRMの必要度:クーポン・レビュー・メルマガ・LINEなどを早期に回したいなら標準機能の厚さを優先
- 拡張要件:定期購入・B2B価格・外部連携(在庫/会計/WMS)など、将来必要な機能を先に棚卸し
- 公開の判定(最低ライン):主要SKU(10〜30)の完成度80%+カート〜決済のE2Eテスト+CV計測が動作
迷う場合は、まず 用途別おすすめ で当たりを付け、国内向けの運用を安定させたいなら MakeShop から検証するのが最短です。
最短90日で公開
- Day 1-30:要件定義/テーマ決定/基本設定/主要SKU(10〜30)登録/法務ページ整備
- Day 31-60:LP・カテゴリ整備/計測(GA4・GTM・GSC)/テスト決済・E2E確認→公開
- Day 61-90:CVR改善(画像・導線・FAQ)/レビュー導線/LINE・メルマガでリピート施策→安定運用へ
モールで初速を作りつつ、ASP型の自社ECでCRM・LTVを伸ばす二段構えが王道です。国内向け運用を安定させたいなら MakeShop から検証すると最短です。
集客(SEO・広告・SNS)の基本
自社ECは「作って終わり」ではなく、集客→購入→リピートまでを一体で設計すると伸びます。まずはSEOで"資産"を作り、広告で初速を補い、SNS・LINE/メルマガでLTVを伸ばすのが王道です。
SEOの土台(情報設計/商品設計)
- サイト速度/Core Web Vitals:画像最適化・遅延読み込み・不要スクリプト削減
- 情報設計:カテゴリKWをH1/タイトルに反映、パンくずと内部リンクを整理
- 商品ページ最適化:タイトルにカテゴリ+型番/素材/用途、画像枚数、サイズ表、FAQ
- 構造化データ:Product/BreadcrumbList/FAQ(該当箇所のみでOK)
- Search Console:インデックスカバレッジ、拡張、リンク、サイトマップの定期確認
- 指名+カテゴリの両輪:指名KW(ブランド名)と、カテゴリKW(例:素材+用途)を分けて設計
- レビュー/FAQはSEOにも効く:購入前の不安を潰す要素(レビュー・FAQ・サイズ表)がCVRと評価の両方に寄与
運用で勝つには、更新しやすい管理画面と販促機能が重要です。ASP型で迷うなら MakeShop を起点に、必要な施策だけ段階追加すると最短です。
広告の始め方(小さく回す)
- ショッピング広告:フィード整備(タイトル最適化・属性充足)→少額でABテスト(商品画像・価格・送料条件)
- 指名検索:ブランド名保護/LP最適化(レビュー導線・配送目安・返品条件・在庫状況を明確化)
- 再訪促進:リマーケ・動的広告は在庫と連動して配信(欠品・利益薄は除外)
- 最初の予算配分:まずは「指名+ショッピング」を中心に小額(例:日額1,000〜3,000円)から。勝ち筋が見えたら拡張
- 判断KPI:CVだけでなく、CTR/CVR/客単価/粗利をセットで確認(赤字の広告は止める・商品差し替え)
- 計測の前提:GA4・広告CV・購入イベントが正しく発火していること(重複計測・未計測が一番の損)
広告は「増やす」より先に、商品ページと購入導線の改善でCVRを底上げすると効率が上がります。まずは 公開前チェック の計測・決済テストを済ませてから始めましょう。
SNS・CRM(LTVの土台)
- レビュー獲得:到着後メール/同梱カードで率を上げ、商品ページへ反映
- LINE/メルマガ:初回クーポン→再購買クーポン→シナリオ配信で継続接点を設計
- UGC活用:SNS投稿の二次利用許諾を取り、LP・商品詳細で活用
- 【追加】セグメントの最小設計:新規/リピーター/離脱(カゴ落ち)だけでも分けると配信効果が上がる
- 【追加】同梱・セットで客単価UP:関連商品セット、まとめ買い、同梱クーポンで粗利を守りながらLTVを伸ばす
- 【追加】SNSは"投稿"より導線:プロフィール→LP→商品詳細→レビューの順に、迷わせないリンク設計を優先
集客チャネルは「売上」だけでなく粗利で評価し、CVR×客単価×トラフィックのバランスで拡張します。まずはLINE/メルマガとレビュー導線を整え、リピートで広告効率を底上げするのが最短です。
よくある質問(FAQ)
個人でもネットショップを開業できますか?
可能です。まずはASP型で最小構成から開始し、必要に応じて機能を段階追加するのが安全です。開業届・適格請求書の要否は商材と取引形態により異なるため、要件を確認してください。
初期費用はいくらくらい見ればいい?
目安はミニマム10万〜/標準20〜50万程度(撮影・登録・テーマ調整等)。月額は1〜5万円+決済・配送などの変動費です。詳細は費用相場を参照。
公開までの期間はどれくらい?
ASP型なら1〜4週間が一般的(商品点数・撮影・承認フローで変動)。パッケージ型は要件と連携規模次第で数カ月を見込みます。
MakeShopはどんな人に一番向きますか?
国内向け物販を早く立ち上げ、標準機能中心で安定運用したいケースで相性が良いです。判断の目安はMakeShopが向くケースをご覧ください。
MakeShopの無料トライアルでは何を確認すべき?
管理画面の導線(商品登録・受注処理・メール通知)、必要機能(クーポン・レビュー等)の適合、そして実際の運用フローに無理がないかを確認しましょう。詳しくはMakeShopで整理しています。
迷ったら、まずは運用感を確認できる MakeShopの20日間無料体験 から始めるのが安全です。
ネットショップは「どのカートが有名か」よりも、目的(最短で売上検証/ブランド育成/LTV最大化)に合わせて手段を選ぶのが成功の近道です。まずはモールで初速を作り、並行して自社ECで顧客データ(CRM)を育てる二段構えが王道です。
ECカート選びでは、費用だけでなくTCO(総保有コスト)と、運用で効いてくる商品登録・在庫/受注フロー・販促(クーポン/レビュー/メルマガ)・外部連携まで含めて確認しましょう。迷ったら、まずは用途別のおすすめECから当たりを付け、ASP型のチェック項目と比較表で差分を潰すのが安全です。
本格運用を見据えるなら、国内運用の安定感で選びやすいMakeShop、拡張性・越境対応まで伸ばしやすいShopifyを軸に、無料/トライアルで管理画面と必要機能の適合を必ず確認してみてください。
(※本ページはプロモーションが含まれています。)
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