MakeShopとは?評判・料金・デメリットを実際の運用経験から解説 26.08.26  (更新: 

MakeShopはどんなショップ向き?/料金・評判・実運用で分かったこと

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MakeShop(メイクショップ)は、商品登録や受注管理、会員機能、販促など、自社ECの運営に必要な機能を幅広く備えたネットショップ構築サービスです。販売手数料が0円で、デザインやページをカスタマイズできる点が魅力ですが、月額料金や操作性、追加費用が気になり、導入を迷っている方もいるでしょう。

私はMakeShopで構築されたECサイトの運用に携わり、商品ページやカテゴリーページの改修、SEO対策、購入導線の改善、日々の更新作業などを行っています。実際に管理画面を使っていると、公式サイトの機能一覧だけでは伝わりにくい便利さがある一方、初めて触れる人が戸惑いやすい部分も見えてきます。

先に結論をお伝えすると、MakeShopは、低コストで小さく試すことよりも、必要な機能とカスタマイズ性を生かしながら自社ECを育てたい事業者に向いています。ただし、ショップの規模や運用体制によっては、月額料金や管理の手間が負担になる可能性があります。

この記事では、MakeShopの評判・口コミ、料金や手数料、メリット・デメリットを、実際の運用経験を交えて解説します。Shopify、BASE、STORESなどとの違いや、向いているショップ・向いていないショップも紹介しますので、自社に合うサービスか判断する際の参考にしてください。

目次

MakeShop(メイクショップ)とは

MakeShopは、GMOメイクショップ株式会社が提供するASP型のECサイト構築サービスです。自社でカートシステムを一から開発しなくても、商品登録、注文受付、在庫・会員管理、決済、販促など、ネットショップの開設と運営に必要な仕組みを利用できます。

楽天市場やAmazonなどのECモールへ出店するサービスではなく、独自ドメインを使用して自社のネットショップを構築するためのサービスです。ショップのデザインや販売方法を自社に合わせやすく、顧客との関係を継続的に築ける一方、SEO、Web広告、SNSなどを使った集客は自社で取り組む必要があります。

MakeShopには、一般的な自社EC向けの「プレミアムプラン」と、大規模な商品管理や外部システムとの連携に対応する「エンタープライズプラン」があります。ショップの規模や必要な機能に合わせて選択できます。

GMOメイクショップ株式会社が提供するECサイト構築サービス

MakeShopを運営しているのは、GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社です。ネットショップを開設するためのページ作成機能だけでなく、商品・注文・顧客の管理、決済、集客、リピーター施策など、開店後の運営を支える機能も提供しています。

管理画面から商品や注文を管理できるため、受注のたびに個別の決済処理や在庫更新を一から行う必要はありません。クーポン、ポイント、会員ランク、再入荷通知、メール配信などを使い、購入後の再訪やリピート購入を促すこともできます。

一方で、MakeShopを契約しただけで商品が売れるわけではありません。ECモールのように、すでに利用者が集まっている売り場へ出店する仕組みではないため、商品の見せ方、検索対策、広告、SNS、メール配信などを組み合わせ、ショップへ見込み客を呼び込む必要があります。

MakeShopは単にネットショップを開設するためのサービスではなく、自社で販売施策やページ改善を続けながらECサイトを育てるための土台と考えると、サービスの役割が分かりやすくなります。

MakeShopの主な特徴

MakeShopは、商品を掲載して注文を受ける基本機能に加えて、販促、会員管理、デザイン変更、外部サービスとの連携など、幅広い機能を備えています。

  • 商品・在庫管理 商品情報、価格、在庫数、バリエーション、商品画像などを管理できます。商品数が多い場合はCSVを使った一括登録や更新も可能です。
  • 注文・顧客管理 注文状況、配送、入金、購入者情報などを管理画面で確認できます。会員情報や購入履歴を使った顧客対応にも活用できます。
  • 販促・リピーター施策 クーポン、ポイント、会員ランク、再入荷通知、メール配信など、初回購入とリピート購入を促すための機能が用意されています。
  • ショップデザイン デザインテンプレートを利用できるほか、HTML・CSSを編集して、ブランドや商品に合わせたページを制作できます。
  • 決済・外部サービス連携 クレジットカード、Amazon Pay、PayPayなどの決済に対応し、SNS、広告、ECモール、業務支援サービスなどとの連携機能も用意されています。
  • 運営サポート オンラインマニュアル、電話・メールによる問い合わせ窓口、デザインサポートなどが用意されています。

ただし、すべての機能を必ず使う必要はありません。機能によっては別途申し込みや追加料金、外部サービスとの契約が必要です。自社に必要な機能を決めずに導入すると、使わない機能が増えたり、想定していなかった費用が発生したりする可能性があります。

機能数の多さだけで判断せず、自社の商品数、販売方法、担当者数、今後実施したい販促施策に合っているかを確認することが大切です。

プレミアムプランとエンタープライズプランの違い

MakeShopの基本プランは、「プレミアムプラン」と「エンタープライズプラン」の2種類です。標準機能を中心に自社ECを運営する場合はプレミアムプラン、商品数が多い場合や外部システムとの連携、独自の機能開発が必要な場合はエンタープライズプランが候補になります。

比較項目 プレミアムプラン エンタープライズプラン
月額料金 13,750円 55,000円~
初期費用 11,000円 11,000円~
商品登録数 10,000商品 50,000商品
販売手数料 0円 0円
主な対象 標準機能を中心に本格的な自社ECを始めたいショップ 大規模運用、外部システム連携、独自カスタマイズが必要なショップ

※料金は2026年8月時点の税込価格です。機能や料金、キャンペーン内容は変更される場合があるため、申し込み前に最新情報をご確認ください。

商品登録数が10,000点以内で、MakeShopの標準機能を中心に運営する場合は、まずプレミアムプランを検討することになります。エンタープライズプランは、商品数や担当者数が多いショップ、基幹システムとの連携が必要な企業、標準機能では対応できない販売方法を実現したい企業向けです。

どちらのプランも販売手数料は0円ですが、クレジットカードなどの決済手数料や、一部のオプション料金は別に発生します。月額料金だけで比較せず、利用する決済方法や追加機能を含めた費用を確認する必要があります。

プレミアムプランは15日間無料で試すことができます。契約前に管理画面の操作性や商品登録、デザイン編集などを確認したい方は、MakeShopの無料体験を利用して、実際の画面を触ってみるとよいでしょう。

MakeShopの評判・口コミ

MakeShopの評判を調べると、「機能が充実している」「サポートが安心」といった良い口コミがある一方、「管理画面が分かりにくい」「初心者には機能が多い」といった意見も見つかります。

ECサイト構築サービスの使いやすさは、ショップの規模、商品数、担当者の経験、利用する機能によって評価が変わります。簡単な商品登録や受注処理を中心に使う場合と、デザイン変更や外部サービスとの連携まで行う場合では、必要な知識や作業量が異なるためです。

2026年8月時点では、法人向けIT製品レビューサイトのITreviewに掲載されているMakeShopの口コミは76件で、総合評価は5点満点中4.0です。また、BOXILのMakeShopの口コミにも、異なる業種・企業規模の利用者によるレビューが掲載されています。

※レビュー件数や評価は変動します。また、口コミは投稿者個人の利用環境や感想に基づくため、すべてのショップに同じ評価が当てはまるとは限りません。

MakeShopの良い評判・口コミ

公開されている口コミでは、EC運営に必要な機能がまとまっていることや、デザインの自由度、サポート体制を評価する声が見られます。

  • 商品・在庫・受注を一つの管理画面で扱える 商品登録、在庫管理、受注確認、会員管理、クーポン発行などを、一つのサービス内で進められる点が評価されています。
  • ネットショップ運営に必要な機能が充実している ポイント、会員ランク、メルマガ、再入荷通知など、販売促進やリピーター獲得に使える機能が多いという意見があります。
  • デザインの自由度が高い テンプレートを利用できるだけでなく、HTML・CSSを編集して、ブランドや商品に合わせたショップを作れる点が支持されています。
  • マニュアルやサポートを利用できる 操作方法やデザインで分からないことがあった場合に、マニュアル、問い合わせ窓口、質問掲示板などを利用できることを評価する口コミがあります。
  • 長期運用を見据えて機能を増やしやすい 開店時には使わなかった販促機能や外部連携を、ショップの成長に合わせて利用できる点も評価されています。

特に、商品を掲載するだけでなく、会員施策やキャンペーン、ページ改善を継続したいショップからは、機能の多さが利点として受け止められています。

また、販売手数料が0円であるため、一定以上の売上があるショップでは、売上に応じて販売手数料が発生するサービスより費用を抑えやすい点も評価につながっています。

MakeShopの悪い評判・口コミ

悪い評判としては、機能が多いことによる操作の難しさや、デザインを細かく変更する際に知識が必要になることが挙げられています。

  • 設定項目や管理メニューが多い できることが多い一方、目的の設定画面を見つけるまでに時間がかかるという意見があります。普段使わない機能ほど、設定場所が分かりにくく感じられることがあります。
  • 細かなデザイン変更には知識が必要 テンプレートをそのまま使うことはできますが、オリジナルのデザインや購入導線を作り込む場合は、HTML・CSSなどの知識が必要です。
  • 小規模なショップには月額料金が高く感じられる 無料または低価格で始められるサービスと比べると固定費がかかるため、商品数や売上が少ない段階では費用負担が大きいという口コミがあります。
  • 機能によっては追加費用が発生する 標準機能だけで対応できない販売方法や外部連携を利用する場合、有料オプションや別サービスとの契約が必要になることがあります。
  • 外部サービスとの連携には仕様確認が必要 外部アプリや業務システムと連携する場合、MakeShop側と連携先の仕様によって、希望する運用をそのまま実現できないことがあります。

MakeShopの悪い口コミには、良い口コミと表裏一体になっているものもあります。機能が多いことは本格的なEC運営では強みになりますが、必要な機能が少ないショップには複雑に見えます。デザインの自由度も、制作知識がある人には利点ですが、初心者には難しさとして感じられます。

評判や口コミを実際の運用経験から検証

私がMakeShopのECサイトを実際に運用している範囲でも、公開されている口コミの傾向と大きな違いはありません。

商品登録、受注確認、会員管理、クーポンなど、日常的に利用する機能は、操作に慣れれば問題なく進められます。複数の業務を同じ管理画面で扱えるため、商品情報や注文状況を確認しながら販促設定を行える点は便利です。

一方で、使用頻度の低い設定を変更するときは、目的の画面を探したり、マニュアルで仕様を確認したりすることがあります。「初心者でも使いやすい」という口コミと「管理画面が分かりにくい」という口コミが両方あるのは、利用する機能の範囲が違うためだと感じます。

商品登録や受注処理を覚えることと、ショップ全体を自由にカスタマイズすることは、難易度が同じではありません。日常的な更新は担当者が覚えられても、デザイン変更、特殊な表示制御、SEOを考慮したページ改修などには、HTML・CSSやECサイト制作の知識が必要になる場合があります。

また、料金についても、月額費用だけを見ると安いサービスではありません。しかし、商品数が多く、会員施策や販促機能を利用し、継続的に自社ECを改善するショップであれば、機能と費用のバランスは悪くありません。

口コミを踏まえた私の評価は、MakeShopは「簡単さだけを優先するサービス」ではなく、運用を覚えながら本格的な自社ECを育てたい事業者に向いたサービスです。低価格で小さく販売を試したい場合と、売上や商品数を増やしていきたい場合では、評価が変わります。

管理画面の使いやすさは口コミだけでは判断しにくいため、導入を検討している方は、MakeShopの無料体験で、商品登録やデザイン設定などの操作を実際に確認してみるとよいでしょう。

MakeShopの料金・費用・手数料

MakeShopの料金を確認するときは、基本となる初期費用と月額料金だけでなく、決済サービスの月額費用、注文ごとの決済手数料、有料オプションまで見る必要があります。

MakeShopは販売手数料が0円ですが、クレジットカードなどで注文を受けた場合の決済手数料まで無料になるわけではありません。

  • 初期費用 MakeShopの利用を開始するときに支払う費用です。
  • 月額料金 ショップを運営している間、毎月発生する基本料金です。
  • 決済サービスの月額費用 クレジットカード決済などを導入する場合に発生する固定費です。
  • 決済手数料 クレジットカードや各種決済を利用した注文ごとに発生します。
  • オプション料金 追加の管理機能、画像容量、メール配信、定期購入、BtoB機能などを利用する場合に発生します。

プレミアムプランでカード決済を導入する場合、基本の月額料金13,750円だけではなく、決済サービスの月額費用1,650円も見込む必要があります。さらに、売上に応じた決済手数料が発生します。

※以下の料金は2026年8月時点の税込価格です。料金、手数料、キャンペーン、適用条件は変更される場合があるため、契約前に最新情報をご確認ください。

プレミアムプランの初期費用・月額料金

プレミアムプランは、標準機能を中心に本格的な自社ECを運営したいショップ向けのプランです。商品を10,000点まで登録でき、販売手数料は0円です。

料金・仕様 プレミアムプラン
初期費用 11,000円
月額料金 13,750円
商品登録数 10,000商品
販売手数料 0円
クレジットカード決済の月額費用 1,650円
クレジットカード決済手数料 3.19%~

1か月契約で「makeshopペイメント」を利用する場合、毎月の固定費は、基本料金13,750円と決済サービスの月額費用1,650円を合わせた月額15,400円です。

契約開始時には初期費用11,000円も必要になるため、初月の固定費を単純に合計すると26,400円です。この金額に、実際の売上に応じた決済手数料や、利用するオプション料金が加わります。

長期契約による月額料金の割引

プレミアムプランには長期契約割引があり、6か月以上の契約をまとめて行うと、1か月あたりの基本料金が安くなります。

契約期間 割引率 1か月あたりの料金
1か月 割引なし 13,750円
6か月 5%割引 13,063円
12か月 10%割引 12,375円
24か月 15%割引 11,688円

長期契約の料金は一括払いとなり、途中で解約しても返金されません。操作性や必要な機能を確認していない段階で長期契約を選ぶのではなく、無料体験や短期契約を利用してから判断した方が安全です。

エンタープライズプランの初期費用・月額料金

エンタープライズプランは、大量の商品を扱うショップ、複数の担当者で運営する企業、外部システムとの連携や独自カスタマイズが必要な企業向けです。

料金・仕様 エンタープライズプラン
初期費用 11,000円~
月額料金 55,000円~
商品登録数 50,000商品
販売手数料 0円
クレジットカード決済の月額費用 0円
クレジットカード決済手数料 3.14%~

プレミアムプランより月額料金は高くなりますが、カード決済の月額費用が0円となり、決済手数料も低く設定されています。BtoB向け機能、定期購入、シークレットショップなど、プレミアムプランでは有料になる一部機能を月額料金内で利用できる場合もあります。

ただし、基幹システムとの連携や独自機能の開発が必要な場合は、月額55,000円だけで完結するとは限りません。開発内容によって初期費用や保守費用が変わるため、要件を伝えたうえで個別見積もりを取る必要があります。

商品登録数が10,000点以内で標準機能を中心に運営する場合は、まずプレミアムプランを検討し、必要なオプションを追加した場合の総額がエンタープライズプランに近づく場合に、両プランを比較するとよいでしょう。

販売手数料と決済手数料

MakeShopの料金で間違えやすいのが、「販売手数料」と「決済手数料」の違いです。

手数料 発生する場面 MakeShopでの扱い
販売手数料 商品が売れたときに、EC構築サービスへ支払う手数料 プレミアム・エンタープライズともに0円
決済サービス月額費用 クレジットカード決済サービスを利用するための固定費 プレミアム1,650円、エンタープライズ0円
決済手数料 カードなどで決済された注文ごとに発生する手数料 プレミアム3.19%~、エンタープライズ3.14%~
その他の決済費用 Amazon Pay、PayPay、コンビニ決済、後払いなどを利用した場合 決済方法や契約先によって異なる

「販売手数料0円」は、売上に応じてMakeShopへ支払う販売手数料がないという意味で、決済に関する費用がすべて0円という意味ではありません。

たとえば、プレミアムプランを1か月契約し、月商100万円のすべてを決済手数料3.19%のカード決済で受け付けた場合、概算は次のようになります。

MakeShop月額料金 13,750円
makeshopペイメント月額費用 1,650円
カード決済手数料 31,900円
月額費用の概算 47,300円

※月商100万円のすべてを3.19%のカード決済で受け付けた場合の単純計算です。オプション料金、振込手数料、ほかの決済方法に関する費用などは含んでいません。

売上に応じた販売手数料がないため、売上が増えるほど他サービスより有利になる可能性があります。ただし、実際の費用を比較するときは、利用予定の決済方法と売上構成をもとに計算する必要があります。

有料オプションなど追加で発生する費用

MakeShopは標準機能が豊富ですが、ショップの運営方法によっては有料オプションが必要です。比較的利用を検討しやすい追加オプションには、次のようなものがあります。

オプション 料金 主な用途
副管理者IDの追加 550円/月・5アカウント 複数の担当者で管理画面を利用する
会員グループの追加 550円/月・5グループ 会員を複数の条件に分けて管理する
オプショングループの追加 550円/月・10グループ 商品の選択項目を増やす
配送方法の追加 550円/月・5件 商品や配送先に応じた配送方法を増やす
テンプレートメールの追加 550円/月・5件 注文や顧客対応で使うメール文面を増やす
メール配信プラス 1,100円/月 メール配信機能を拡張する
ギガプラス10 1,320円/月 商品画像などを保存できる容量を10GBへ増やす

このほか、定期購入、BtoB向けの価格・商品表示制御、LP一体型の注文機能、外部システム連携などにも追加費用がかかる場合があります。

たとえば、プレミアムプランで取引先ごとに価格や表示商品を変更するBtoB機能を追加する場合、1機能につき110,000円からの買い切り費用が設定されています。複数のBtoB機能が必要になる場合は、エンタープライズプランとの総額比較が必要です。

また、MakeShopへ支払う利用料以外にも、独自デザインの制作、商品登録、ページ制作、写真撮影、広告運用、SEO対策、日々の更新を外部へ依頼する場合は、別途制作費や運用費が発生します。

導入前には、「MakeShopの利用料」だけでなく、「必要な決済」「追加機能」「制作」「開店後の運用」を含めた年間費用を確認することが重要です。

プレミアムプランは15日間無料で利用できます。必要な機能が標準で使えるか、有料オプションが必要かを確認したい方は、MakeShopの無料体験で管理画面を確認してから契約を検討するとよいでしょう。

MakeShopを実際に運用して感じたメリット

実際にMakeShopを使ったECサイトの運用や改修に携わって感じるメリットは、ネットショップを開設できることだけではありません。商品ページやカテゴリーページの修正、SEO対策、購入導線の改善、キャンペーンの実施など、ショップ公開後も改善を積み重ねられる余地が大きいことが強みです。

商品管理から販促、顧客対応まで幅広い機能が用意されているため、ある程度の規模まで同じカートシステムを使い続けやすい点もメリットです。

一方で、機能が多いからといって自動的に売上が伸びるわけではありません。自社の商品や顧客に合った機能を選び、適切に活用することが重要です。

ネットショップ運営に必要な機能が幅広くそろっている

MakeShopには、商品登録、在庫管理、注文管理、会員管理、配送設定、決済、ポイント、クーポン、メール配信など、ネットショップ運営に必要な機能が幅広く用意されています。

日々の受注処理だけでなく、商品数が増えたときの一括変更や、既存顧客への販促まで同じサービス内で対応しやすいため、複数の外部ツールを使い分ける手間を抑えられます。

  • 商品の管理 商品情報、価格、在庫数、商品画像などを管理でき、CSVを使った一括登録や変更にも対応しています。
  • 注文・配送の管理 注文内容や入金状況、発送状況を確認しながら、受注から出荷までの業務を進められます。
  • 顧客・会員の管理 会員情報や購入履歴を確認でき、ポイントや会員ランクを使った継続購入の施策にもつなげられます。
  • 販売促進 クーポン、まとめ買い割引、セール、メールマガジンなど、購入を後押しする機能を利用できます。

特に商品数が多いショップでは、CSVによる商品情報や価格、在庫の一括変更が役立ちます。一件ずつ管理画面から修正するよりも、更新作業の時間や入力ミスを減らしやすくなります。

ただし、一部の機能や外部サービスとの連携には、別途申し込みや追加費用が必要です。利用したい機能が基本料金に含まれているかは、導入前に確認しておきましょう。

販売手数料が0円で売上が増えても負担が膨らみにくい

MakeShopは、商品が売れるたびに売上の一定割合が差し引かれる販売手数料を設けていません。そのため、売上が増えても、MakeShopに支払う販売手数料が売上に比例して増えないことがメリットです。

販売手数料が設定されているネットショップ作成サービスでは、売上が伸びるほど手数料の総額も大きくなります。MakeShopは基本的に固定の月額料金で利用するため、売上規模が大きいショップほど、販売手数料0円の恩恵を受けやすくなります。

  • 平均購入単価が高いショップ
  • リピーターから継続的な注文があるショップ
  • すでに一定の月商があるショップ
  • 今後、商品数や販売規模を拡大したいショップ

ただし、販売手数料が0円でも、クレジットカードなどの決済手数料は発生します。また、売上が少ない段階では月額料金の負担が相対的に大きくなるため、現在の売上だけでなく、今後の販売計画も踏まえて判断することが大切です。

デザインや商品ページを細かくカスタマイズできる

MakeShopでは、テンプレートを利用したショップ制作に加えて、クリエイターモードを使ったHTML・CSSの編集にも対応しています。

実際の運用では、単に見た目を変えるだけでなく、商品ページやカテゴリーページに必要な情報を追加できることが重要です。

  • 商品の選び方や比較情報を追加する
  • 購入前の注意事項を分かりやすく掲載する
  • 関連商品へのリンクを設置する
  • カテゴリーページに説明文やおすすめ商品を追加する
  • 購入ボタンまでの導線を見直す
  • キャンペーンに合わせてバナーや案内を変更する

私がMakeShopのショップを改修する際も、商品ページやカテゴリーページの情報を補い、ユーザーが商品を選びやすい構成へ変更することがあります。検索キーワードに合った説明文や内部リンクを追加できるため、SEO対策にも取り組めます。

MakeShopを導入すれば自動的に検索順位が上がるわけではありません。しかし、タイトルや説明文、ページ内のコンテンツなどを変更できるため、カートシステムを乗り換えずにSEOや購入率の改善を続けられる点は大きなメリットです。

なお、細かなカスタマイズにはHTMLやCSSの知識が必要です。社内で対応できない場合は、MakeShopの制作経験がある制作会社や担当者への依頼も検討しましょう。

販促やリピーター獲得に使える機能が多い

自社ECサイトでは、新規顧客を集めるだけでなく、一度購入した顧客に再び利用してもらう取り組みも欠かせません。MakeShopには、クーポン、ポイント、会員ランク、メールマガジン、再入荷通知など、再購入を促すための機能が用意されています。

  • 初回購入を後押しする 新規会員向けのクーポンやポイントを用意し、初めて購入する際の不安や負担を軽減します。
  • リピーターを優遇する 購入金額や購入回数に応じた会員ランクを設定し、割引やポイントなどの特典を提供できます。
  • 購入単価を高める まとめ買い割引や関連商品の提案を使い、複数商品の購入を促します。
  • 購入機会を逃しにくくする 再入荷通知やセール告知を活用し、商品に関心がある顧客へ適切なタイミングで案内できます。

販促機能が多いことは魅力ですが、割引を繰り返すだけでは利益が残りにくくなります。「誰に」「どの商品を」「どのタイミングで案内するか」を決めて使うことが大切です。

顧客の購入履歴や商品の特性に合わせて施策を使い分けることで、値下げだけに頼らず、リピーターの獲得や購入単価の向上を目指せます。

マニュアルや問い合わせ窓口が用意されている

MakeShopにはオンラインマニュアルが用意されており、商品登録や配送設定など、基本的な操作方法を確認できます。また、電話、メール、質問掲示板によるサポート窓口も設けられています。

ネットショップを運営していると、普段は使わない設定を変更するときや、管理画面の挙動が分からないときがあります。そのような場合に、公式のマニュアルや問い合わせ窓口で確認できることは安心材料になります。

  • 基本的な操作を調べたい場合 オンラインマニュアルを確認しながら、自社で設定や更新を進められます。
  • 仕様や契約内容を確認したい場合 電話やメールなどを利用して、公式サポートへ問い合わせられます。
  • 過去の質問を参考にしたい場合 質問掲示板で、ほかの利用者から寄せられた質問や回答を確認できます。

ただし、公式サポートがショップの制作や売上改善まで代行してくれるわけではありません。MakeShopの操作や仕様に関する相談は公式サポート、デザイン制作やSEO、購入導線の改善は制作会社や専門家というように、相談内容に応じて窓口を使い分けるとよいでしょう。

このようにMakeShopは、日々の運営業務だけでなく、ショップ公開後の改修や販促にも取り組みやすいサービスです。特に、自社ECを継続的に育て、売上規模を拡大していきたいショップに向いています。

MakeShopを実際に運用して感じたデメリット

MakeShopは機能が豊富で、ショップの成長に合わせてさまざまな施策を実施できる一方、初めて利用する人にとっては分かりにくい部分もあります。

私が実際にMakeShopの運用や改修に携わる中でも、設定する場所を探すのに時間がかかったり、細かなデザイン変更に専門知識が必要になったりする場面がありました。

ただし、以下のデメリットは、MakeShopを導入すべきではないという意味ではありません。ショップの規模、社内の運用体制、必要な機能と照らし合わせて、自社にとって負担になるかを判断することが大切です。

売上が少ない段階では月額料金が負担になりやすい

MakeShopは、商品が売れていない月でも月額料金が発生します。販売手数料は0円ですが、売上が少ない段階では、月額料金が売上や利益に占める割合が大きくなります。

そのため、まずは商品が売れるかを低コストで試したい個人や、商品数が少ない小規模ショップにとっては、無料または低価格で利用できるネットショップ作成サービスの方が始めやすい場合があります。

  • 販売する商品や価格がまだ決まっていない
  • 集客方法が決まっておらず、売上の見込みを立てにくい
  • 月に数件程度の注文から試したい
  • ネットショップを継続するか分からない

一方、すでに実店舗やモールで一定の売上がある場合や、商品数を増やして本格的に自社ECを運営する場合は、販売手数料0円のメリットを受けやすくなります。

月額料金だけで判断せず、想定する売上、決済手数料、必要な機能、運営期間を踏まえて比較しましょう。

機能が多く、設定場所を見つけにくいことがある

MakeShopは多くの機能を備えている反面、管理画面の設定項目も多くなっています。変更したい内容によって操作する画面が異なるため、導入直後は目的の設定場所を見つけるまでに時間がかかることがあります。

実際の運用でも、商品情報、ショップデザイン、配送・決済、会員機能、販促、SEOなど、それぞれ設定する場所が異なります。設定項目同士が関連している場合もあり、一つの画面を変更するだけでは希望どおりに反映されないことがあります。

  • 担当者によって操作方法が異なる 社内で操作方法が共有されていないと、担当者が変わったときに設定内容が分からなくなることがあります。
  • 使っていない機能が多くなる 機能が多くても、存在や使い方を知らなければ販促や業務改善に活かせません。
  • 一括更新によるミスに注意が必要 CSVは便利ですが、設定を間違えると複数の商品情報を一度に変更してしまう可能性があります。

よく使う操作や設定については、自社用の手順書を作成しておくと引き継ぎがしやすくなります。CSVによる一括変更を行う場合は、変更前のデータを保存し、少数の商品で確認してから全体へ反映する方法が安全です。

細かなカスタマイズにはHTML・CSSの知識が必要

MakeShopにはテンプレートやノーコードのデザイン機能が用意されているため、専門知識がなくても基本的なショップは開設できます。

しかし、商品に合わせてページ構成を変更したり、独自の購入導線を追加したりする場合は、HTMLやCSS、MakeShop独自タグに関する知識が必要です。

  • 商品ページに独自の比較表や案内を追加する
  • カテゴリーページに選び方やおすすめ商品を掲載する
  • ヘッダーやメニューの構成を変更する
  • パソコンとスマートフォンで表示を調整する
  • 購入ボタンや関連商品への導線を変更する

共通テンプレートを変更すると、複数のページへ影響する場合もあります。修正後は、対象ページだけでなく、ほかの商品ページやスマートフォン表示、カートまでの操作も確認しなければなりません。

テンプレートを使って開設することと、自社の商品に合わせて使いやすいECサイトへ改善することは別の作業です。細かなカスタマイズを自社で行えない場合は、制作や改修の外注費も見込んでおきましょう。

SEO設定はページの種類ごとに確認が必要

MakeShopには、ブラウザタイトル、description、noindex、canonical、XMLサイトマップなど、SEOに関する設定機能があります。しかし、MakeShopを利用するだけで検索順位が上がるわけではありません。

実際にSEO改善を行う場合は、検索キーワードに合わせて、カテゴリーページや商品ページの役割を決める必要があります。そのうえで、ページタイトルや説明文、商品情報、選び方、比較情報、内部リンクなどを個別に見直します。

私がMakeShopのサイトを確認する際も、商品は数多く登録されているものの、カテゴリーページの説明が少なかったり、商品ページごとのtitleやdescriptionが十分に設定されていなかったりするケースがあります。

  • 検索キーワードに対応するカテゴリーページがない
  • 商品説明が短く、ほかの商品との違いが分からない
  • 複数ページで似たtitleやdescriptionが設定されている
  • 関連商品や関連カテゴリーへの内部リンクが少ない
  • 検索流入はあるものの、購入までの導線が弱い

MakeShop自体がSEOに弱いというよりも、SEO機能をどのページで、どのように使うかを運営者側で考える必要があることが注意点です。

具体的な設定箇所や改善項目については、MakeShop SEO対策のページでも解説しています。

利用する機能によっては追加費用が発生する

MakeShopの基本機能だけで運営できるショップもありますが、運営方法によっては有料オプションや外部サービスが必要になります。

  • 決済にかかる費用 クレジットカードなどの決済方法に応じて、決済手数料や利用料が発生します。
  • 追加機能の費用 基本料金に含まれていない機能や外部サービスを利用する場合は、追加費用が必要です。
  • 制作・改修の費用 独自デザインや機能追加を外注する場合は、制作会社などへの依頼費用が発生します。
  • 運用にかかる費用 商品登録、バナー制作、メール配信、広告、SEOなどを外注する場合は、運用費も必要です。

導入時には月額料金だけを見るのではなく、決済、必要なオプション、制作、保守、集客まで含めた総額を確認しましょう。

すべての機能を最初から追加する必要はありません。「開店時に必要な機能」「売上が増えてから追加する機能」「当面は使わない機能」に分けると、不要な費用を抑えやすくなります。

管理画面の操作性や必要な機能は、実際に触ってみなければ分かりにくい部分もあります。契約前にMakeShopの無料体験を利用し、商品登録やデザイン設定、受注管理などを確認しておくことをおすすめします。

MakeShopが向いているショップ・向いていないショップ

MakeShopが向いているかどうかは、会社やショップの規模だけでは決まりません。商品数、売上の見込み、必要な機能、集客方法、日々の運用を担当できる人がいるかによって判断が変わります。

結論として、MakeShopは自社ECを本格的に運営し、公開後も商品ページや販促施策を改善していきたいショップに向いています。一方、固定費をかけずに数商品だけ販売したい場合や、ネットショップの運用に時間を割けない場合は、ほかのサービスが適している可能性があります。

MakeShopが向いているショップ

MakeShopは、ネットショップを開設するだけでなく、商品数や売上の増加に合わせて機能を活用したいショップに向いています。

  • 本格的に自社ECを運営したいショップ モールや実店舗だけに依存せず、自社で顧客との接点や販売経路を持ちたいショップに向いています。
  • すでに一定の売上や顧客がいるショップ 実店舗、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで販売実績があり、自社ECへ顧客を案内できる場合は、売上の見込みを立てやすくなります。
  • 商品数が多いショップ 商品登録や在庫、注文をまとめて管理したい場合や、CSVを使って多数の商品情報を更新したい場合に活用できます。
  • 売上や平均購入単価が比較的高いショップ 販売手数料が0円のため、売上や平均購入単価が高くなるほど、売上に応じた販売手数料が発生するサービスとの差が大きくなります。
  • リピーターを増やしたいショップ ポイント、クーポン、会員ランク、メールマガジンなどを利用し、既存顧客の再購入を促したいショップに向いています。
  • デザインや商品ページを継続的に改善したいショップ 商品の選び方、比較表、関連商品、購入前の注意事項などを追加し、自社の商品に合ったページへ改善していけます。
  • 運用担当者または外部の支援先がいるショップ 商品登録、受注管理、販促、サイト改善などを担当できる人がいれば、MakeShopの豊富な機能を活かしやすくなります。

個人事業主や小規模事業者であっても、すでに顧客や販売実績があり、自社ECを今後の主要な販売経路として育てたい場合はMakeShopが選択肢になります。

特に、商品を登録して終わりではなく、検索流入、商品ページからカートへの遷移、リピート購入などを確認しながら改善できるショップに向いています。

MakeShopが向いていないショップ

MakeShopは機能が豊富な分、すべてのショップに適しているわけではありません。次のような場合は、無料または低価格で利用できるネットショップ作成サービスも含めて比較した方がよいでしょう。

  • 固定費をかけずに販売を試したいショップ 商品が売れるか分からない段階で月額料金を負担したくない場合は、初期費用や月額料金を抑えられるサービスの方が始めやすい可能性があります。
  • 販売する商品が数点しかないショップ 商品数が少なく、注文も不定期な場合は、MakeShopの機能を十分に使わず、月額料金が割高になることがあります。
  • ネットショップの運用担当者がいないショップ 商品情報、在庫、注文、問い合わせなどを更新する担当者がいなければ、ショップを開設しても運営が止まりやすくなります。
  • 開設すれば自動的に集客できると考えているショップ MakeShopは自社ECを構築・運営するサービスであり、出店するだけでアクセスが集まるモールとは異なります。SEO、広告、SNS、メール、実店舗からの案内など、自社で集客する取り組みが必要です。
  • 専門知識を使わず短期間で独自デザインを完成させたいショップ テンプレートを利用した開設はできますが、細かなレイアウトや購入導線を変更するには、HTML・CSSやMakeShopの仕様に関する知識が必要です。
  • サイト運営に時間をかけられないショップ 商品や在庫の更新、注文対応、販促、アクセス確認などを継続できなければ、用意されている機能を活かしにくくなります。

売上規模や運用体制から判断する目安

MakeShopを導入するか迷った場合は、現在の売上だけでなく、今後の販売計画や運用体制も含めて判断します。

「月商がいくら以上ならMakeShopがお得」と一律に決めることはできません。平均購入単価、決済方法、利益率、利用するオプションによって、ショップごとの負担が異なるためです。

  • 売上の見込み 継続的な注文が見込め、月額料金を支払っても十分な利益を確保できるかを確認します。
  • 商品数と更新頻度 商品数が多い場合や、価格・在庫・商品情報を頻繁に更新する場合は、商品管理やCSVの機能を活かしやすくなります。
  • 集客方法 SEO、広告、SNS、メール、実店舗、モールなどから、自社ECへ顧客を集める方法があるかを確認します。
  • 運用担当者 商品登録、受注処理、問い合わせ、販促、ページ改善などを担当する人を確保できるかが重要です。
  • 利用したい機能 クーポン、ポイント、会員ランク、メール配信、まとめ買い割引など、MakeShopの機能を実際に活用する予定があるかを確認します。

費用を比較するときは、月額料金だけでなく、決済手数料、販売手数料、オプション費用を含めて計算します。月額無料のサービスでも、売上に応じた手数料が大きくなれば、MakeShopより総額が高くなる場合があります。

現在の売上が少なくても、商品数や販売規模を拡大する計画があり、集客方法と運用担当者が決まっている場合は、最初からMakeShopを選ぶ方法があります。後からカートシステムを変更すると、商品・顧客データの移行、デザイン制作、決済や配送の再設定などが必要になるためです。

反対に、売上の見込みがなく、運用担当者も決まっていない場合は、月額無料のサービスで販売を試してから判断する方が負担を抑えられます。

一定の売上が見込めるか、MakeShopの機能を使う予定があるか、運用を継続できるかの3点が、導入を判断する主な目安です。

管理画面の操作性や必要な機能については、契約前にMakeShopの無料体験で確認しておきましょう。

MakeShopとほかのネットショップ構築サービスを比較

ネットショップ構築サービスは、月額料金だけでなく、商品が売れたときの手数料、標準で利用できる機能、デザインの自由度、外部サービスとの連携、運用のしやすさまで含めて比較する必要があります。

MakeShopは月額料金がかかる一方、販売手数料が0円で、国内向けECの運営や販促に必要な機能を幅広く利用できることが特徴です。低コストで始められるBASEやSTORES、海外販売やアプリ連携に強いShopifyなどとは、適しているショップが異なります。

サービス 主な月額費用 販売時の主な費用 向いているショップ
MakeShop プレミアムプラン
13,750円
販売手数料0円
クレジットカード決済3.14%~
国内向け自社ECを本格的に運営したいショップ
Shopify Basic
4,850円
年払いは月換算3,650円
Shopifyペイメントの標準カード手数料3.55%~
外部決済サービス利用時は取引手数料が発生する場合があります
海外販売やアプリ連携、拡張性を重視するショップ
BASE スタンダードプラン
0円
決済手数料3.6%+40円
サービス利用料3%
固定費をかけずにネット販売を試したいショップ
STORES フリープラン0円
スタンダードプラン3,300円
フリープラン5.5%~
スタンダードプラン3.6%~
簡単な操作で始めたいショップや実店舗と併用したい事業者
カラーミーショップ フリープラン0円
レギュラープラン4,950円
レギュラープランは販売手数料0円
クレジットカード決済3.4%~
固定費を抑えながら自社ECを運営したいショップ

※料金は2026年8月時点の税込価格です。契約期間、決済方法、プラン、オプションなどによって実際の費用は異なります。

MakeShopとShopifyの違い

MakeShopとShopifyの大きな違いは、機能を追加する方法と、想定する販売地域です。

MakeShopは、商品管理、会員管理、クーポン、ポイント、メールマガジンなど、国内向けECで利用される機能を同じサービス内で使いやすいことが特徴です。一方、Shopifyは、必要な機能をShopify App Storeのアプリで追加しながら、ショップを拡張していく仕組みに強みがあります。

  • MakeShopが向いている場合 日本国内を中心に販売し、商品管理、会員施策、販促、受注業務などを一つのサービス内で運用したい場合に向いています。
  • Shopifyが向いている場合 多言語・多通貨での販売、海外向けのドメイン、外部サービスやアプリとの連携など、将来的な拡張性を重視する場合に向いています。

月額料金はShopifyのBasicプランの方が低く設定されています。ただし、有料テーマや有料アプリを複数導入すると、月額費用が増えることがあります。Shopifyでは外部の決済サービスを利用した場合、決済サービス側の費用に加えてShopifyの取引手数料が発生する場合もあります。

MakeShopはShopifyより基本の月額料金が高いものの、販売手数料が0円で、国内向けの販促機能をまとめて利用しやすいことがメリットです。

国内向けECの運営機能を重視するならMakeShop、海外販売やアプリによる拡張性を重視するならShopifyが選択の目安になります。

MakeShopとBASE・STORESの違い

BASEとSTORESは、月額0円のプランからネットショップを始められることが特徴です。商品が売れるまで固定費がかからないため、ネット販売が初めての場合や、数点の商品から需要を試したい場合に利用しやすいサービスです。

一方、無料プランでは、商品が売れたときに決済手数料やサービス利用料が発生します。月額料金だけを見るとMakeShopより安く始められますが、売上が増えるほど手数料の総額も増えます。

  • MakeShopが向いている場合 一定の売上が見込め、商品数を増やしながら、会員施策や販促、ページ改善などに継続して取り組みたい場合に向いています。
  • BASEが向いている場合 初期費用・月額料金をかけず、SNSや既存顧客への案内を中心に、小さくネット販売を始めたい場合に向いています。
  • STORESが向いている場合 操作の簡単さを重視する場合や、ネットショップだけでなく、実店舗のキャッシュレス決済、POSレジ、予約なども利用したい場合に向いています。

BASEとSTORESにも有料プランがあり、月額料金を支払うことで決済手数料を抑えられます。そのため、売上が増えた場合は、無料プランを使い続けるのではなく、有料プランやMakeShopへの切り替えも含めて費用を比較することが大切です。

商品数が少なく、まず販売を試したい段階ならBASEやSTORES、本格的な自社ECとして商品管理やリピーター施策まで行いたい場合はMakeShopが候補になります。

MakeShopとカラーミーショップの違い

MakeShopとカラーミーショップは、どちらも国内事業者が提供するネットショップ構築サービスです。代表的な有料プランでは販売手数料が0円で、HTML・CSSを使ったデザインの編集にも対応しています。

主な違いは、月額料金と標準機能の範囲です。カラーミーショップは無料プランに加えて、月額4,950円のレギュラープランがあり、MakeShopより固定費を抑えて自社ECを運営できます。

MakeShopはプレミアムプランの月額料金が高い一方、商品管理、会員管理、販促、分析など、本格的なEC運営を想定した機能を幅広く利用できます。

  • MakeShopが向いている場合 商品数や売上がある程度見込め、会員ランク、ポイント、クーポンなどの機能を活用しながら、自社ECを拡大したい場合に向いています。
  • カラーミーショップが向いている場合 固定費を抑えて自社ECを運営し、必要に応じてプランや追加機能を選びたい場合に向いています。

カラーミーショップの月額料金が安いという理由だけで決めるのではなく、利用したい機能が契約プランに含まれているか、有料アプリやオプションが必要かまで確認しましょう。

MakeShopとカラーミーショップのどちらが安いかは、ショップの売上、決済方法、必要な機能によって変わります。月額料金、決済手数料、追加機能、制作・運用費を含めた総額で比較することが重要です。

ほかのサービスも含めた詳しい違いは、ECサイト構築サービスの比較で解説しています。

比較したうえでMakeShopが自社に合いそうな場合は、MakeShopの無料体験で、商品登録や管理画面の操作性を確認してみてください。

MakeShopを導入する前に確認したいポイント

MakeShopを導入する前には、料金や機能だけでなく、誰が運用するのか、現在のショップから何を移行するのかまで確認しておく必要があります。

実際のEC運用では、契約後に必要なオプションが判明したり、商品データの移行に想定以上の時間がかかったりすることがあります。ショップの公開が遅れないよう、契約前に次の4点を確認しておきましょう。

決済手数料やオプションを含めた費用を確認する

MakeShopの費用を確認するときは、初期費用と月額料金だけで判断しないようにしましょう。利用する決済方法、オプション、デザイン制作、外部サービスなどによって、毎月の総額が変わります。

  • 初期費用 MakeShopの契約費用に加えて、デザイン制作、商品データの登録、各種初期設定などに費用がかかる場合があります。
  • 月額料金 基本プランの月額料金に加えて、契約期間や支払い方法も確認します。
  • 決済手数料 クレジットカード、コンビニ決済、後払いなど、導入する決済方法ごとに費用を確認します。
  • オプション費用 必要な機能が基本料金に含まれていない場合は、有料オプションや外部サービスの利用料が発生します。
  • 制作・運用費用 デザイン、商品登録、バナー制作、ページ更新、SEO、広告などを外注する場合は、その費用も必要です。

費用は、月額料金+決済手数料+オプション費用+制作・運用費用で考えます。想定する月商、平均購入単価、注文件数を使い、売上が少ない場合、想定どおりの場合、増えた場合の3通りで試算すると判断しやすくなります。

販売手数料が0円でも、決済手数料まで0円になるわけではありません。利益率の低い商品を扱う場合は、売上ではなく、手数料を差し引いた後にどれだけ利益が残るかを確認しましょう。

必要な機能と運用担当者を決めておく

MakeShopには多くの機能がありますが、機能の数だけでサービスを選ぶと、実際には使わない機能へ費用や設定時間をかけることがあります。

導入前に、必要な機能を「開店時に必要」「売上が増えてから追加」「当面は使わない」に分けておきましょう。

  • 商品登録やCSVによる一括更新
  • 在庫管理や複数店舗との連携
  • クーポン、ポイント、会員ランク
  • メールマガジンや再入荷通知
  • 定期購入、予約販売、まとめ買い割引
  • アクセス解析や広告の計測
  • 外部の受注管理・物流・会計システムとの連携

必要な機能が決まったら、それぞれが基本料金に含まれているか、有料オプションや外部サービスが必要かを確認します。

あわせて、ショップ公開後の担当者も決めておく必要があります。

  • 商品・在庫管理 新商品、価格、在庫、商品画像、説明文などを更新する担当者
  • 受注・顧客対応 注文確認、入金確認、発送、返品、問い合わせなどを担当する人
  • 販促 クーポン、メール、キャンペーン、バナーなどを企画・実施する人
  • サイト改善 商品ページ、カテゴリーページ、SEO、購入導線などを確認・修正する人
  • 計測・分析 売上、アクセス、カート追加、購入などのデータを確認する人

すべてを別々の担当者にする必要はありませんが、少なくとも誰が責任を持って更新するのかは決めておきましょう。社内で対応できない作業は、制作会社や運用支援会社へ依頼する範囲と予算も確認しておきます。

無料体験で管理画面や操作性を確認する

機能一覧を読むだけでは、管理画面の使いやすさや自社の運用に合うかまでは判断できません。契約前に無料体験を利用し、実際の業務を想定した操作を確認しましょう。

確認するときは、サンプル商品だけでなく、自社で販売予定の商品を1~3点程度登録することをおすすめします。選択肢や追加料金がある商品は、それらの設定も試しておくと、運用開始後の作業をイメージしやすくなります。

  • 商品名、価格、在庫、商品画像、説明文を登録できるか
  • サイズやカラーなどの選択肢を設定できるか
  • カテゴリーを希望する構成で作成できるか
  • 送料、配送地域、配送日時などを設定できるか
  • 利用したい決済方法に対応しているか
  • テンプレートやデザインを希望に近い状態へ変更できるか
  • パソコンとスマートフォンで商品を選びやすいか
  • 注文後のメールや受注処理を運用しやすいか
  • CSVによる登録・更新を担当者が扱えるか

ショップの見た目だけでなく、商品登録、受注処理、在庫更新など、日常的に使用する管理画面を確認することが重要です。可能であれば、実際に運用する担当者にも操作してもらいましょう。

自社の商品や運用方法に合うか確認したい場合は、MakeShopの無料体験から管理画面を試すことができます。

既存ショップから移行する場合はデータと作業量を確認する

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Shopify、カラーミーショップなどですでに販売している場合は、MakeShopへ何のデータを移せるか確認します。

商品データや会員データはCSVで一括登録できますが、現在のショップから出力したCSVをそのまま取り込めるとは限りません。MakeShopの登録形式に合わせて項目名、文字数、画像URL、カテゴリー、選択肢などを変換する作業が必要になる場合があります。

  • 商品データ 商品名、商品コード、価格、在庫、説明文、画像、バリエーション、オプションなど
  • カテゴリーデータ 現在の階層、所属商品、カテゴリー名、ページ内の説明文など
  • 会員データ 氏名、住所、メールアドレス、保有ポイント、メール配信の可否など
  • 注文・販売データ 注文履歴、購入商品、売上、配送状況など、移行後も参照する必要がある情報
  • ページとデザイン トップページ、商品ページ、特集ページ、利用ガイド、画像、HTML・CSSなど
  • 外部サービス 決済、物流、受注管理、広告、アクセス解析、会計、メール配信などとの連携

会員情報を移行できても、現在のパスワードをそのまま引き継げるとは限りません。会員へパスワードの再設定を依頼する必要があるか、事前に確認しておきましょう。レビュー、注文履歴、クーポン、ポイントなども、移行できる範囲がサービスごとに異なります。

また、カートを変更すると商品ページやカテゴリーページのURLが変わる場合があります。検索流入を失わないよう、現在のURLと移行後のURLを対応させ、必要なページへ301リダイレクトを設定します。Googleサーチコンソール、GA4、広告タグなどの再設定も必要です。

移行作業は、次の順序で進めると確認漏れを防ぎやすくなります。

  • 現在のショップから必要なデータを出力し、バックアップを保存する
  • 現在のデータ項目とMakeShopの登録項目を対応させる
  • 少数の商品・会員データを使って試験的に取り込む
  • ショップデザイン、決済、配送、メールなどを設定する
  • パソコンとスマートフォンからテスト注文を行う
  • 旧ショップと新ショップのURLを対応させる
  • 最終の商品・在庫・会員データを反映して公開する
  • 公開後に購入、メール、計測、リダイレクトを確認する

商品数や会員数が多い場合は、データ加工や確認にも時間がかかります。通常の受注業務を続けながら移行する場合は、データを確定する日時や、新旧ショップを切り替える手順も決めておきましょう。

自社での移行が難しい場合は、MakeShopの移行代行サービスや、MakeShopの構築経験がある制作会社へ相談する方法もあります。

MakeShopについてよくある質問(FAQ)

MakeShopに月額無料のプランはありますか?

MakeShopには、継続して利用できる月額無料のプランはありません。本契約では初期費用と月額料金が発生します。

契約前に管理画面や機能を試せる無料体験が用意されています。まず操作性を確認したい場合は、MakeShopの無料体験を利用するとよいでしょう。

MakeShopの初期費用と月額料金はいくらですか?

プレミアムプランは、初期費用11,000円、月額料金13,750円です。長期契約による月額料金の割引が適用される場合もあります。

このほか、クレジットカードなどの決済手数料、有料オプション、デザイン制作や運用を外注する場合の費用がかかります。※料金は2026年8月時点の税込価格です。

MakeShopの販売手数料は本当に0円ですか?

MakeShopが売上に対して徴収する販売手数料は0円です。そのため、売上が増えても、MakeShopの販売手数料が売上に比例して増えることはありません。

ただし、クレジットカード、コンビニ決済、後払いなどの決済手数料は別途発生します。販売にかかる費用を計算するときは、月額料金と決済手数料の両方を確認してください。

MakeShopの無料体験では何を確認できますか?

無料体験では、管理画面へログインし、商品登録、カテゴリー設定、ショップデザイン、配送などの操作性を確認できます。

サンプルを見るだけでなく、実際に販売予定の商品を数点登録し、サイズやカラーなどの選択肢、商品説明、画像、送料などを設定してみることをおすすめします。実際の運用担当者にも触ってもらうと、自社で継続して管理できるか判断しやすくなります。

MakeShopは個人や小規模ショップにも向いていますか?

個人事業主や小規模事業者でも利用できます。ただし、売上が少ない段階では、固定の月額料金が負担になる場合があります。

すでに実店舗やモールで販売実績がある場合、今後商品数を増やす場合、リピーター施策に取り組む場合は、小規模な事業者でもMakeShopの機能を活かせます。固定費をかけずに数商品だけ販売したい場合は、月額無料のサービスも比較するとよいでしょう。

MakeShopは初心者でも運用できますか?

商品登録、注文確認、発送処理などの基本的な操作は、オンラインマニュアルを確認しながら進められます。電話、メール、質問掲示板などのサポート窓口も用意されています。

一方、機能や設定項目が多いため、管理画面に慣れるまで時間がかかることがあります。独自デザイン、複雑な商品設定、外部サービスとの連携、SEO改善などは、MakeShopの制作・運用経験がある担当者へ相談した方がよい場合もあります。

MakeShopはSEOに強いですか?

MakeShopには、ブラウザタイトル、description、追加URL、canonical、noindex、XMLサイトマップなど、SEOに必要な設定機能があります。

ただし、MakeShopを利用するだけで検索順位が上がるわけではありません。検索キーワードに合ったカテゴリーページや商品ページを用意し、説明文、比較情報、内部リンク、購入導線などを改善する必要があります。

設定箇所や具体的な改善項目は、MakeShop SEO対策のページで解説しています。

MakeShopはHTML・CSSでカスタマイズできますか?

MakeShopのクリエイターモードでは、HTML・CSSや独自タグを使ってショップデザインをカスタマイズできます。商品ページやカテゴリーページへ、比較表、選び方、関連商品への導線などを追加することも可能です。

ただし、共通テンプレートの変更は複数ページへ影響する場合があります。修正後はパソコンとスマートフォンの表示、商品選択、カートまでの操作を確認してください。

ほかのネットショップからMakeShopへ移行できますか?

商品データや会員データは、CSVを使ってMakeShopへ一括登録できます。ただし、現在のショップから出力したデータを、そのまま取り込めるとは限りません。MakeShopの登録形式に合わせたデータ加工が必要になる場合があります。

会員パスワード、注文履歴、レビュー、ポイント、商品画像、デザインなどは、移行できる範囲や方法を事前に確認してください。URLが変わる場合は、検索流入を引き継ぐための301リダイレクトや、Googleサーチコンソール・GA4の再設定も必要です。

商品数や会員数が多く、自社での移行が難しい場合は、MakeShopの移行代行サービスや、MakeShopの構築経験がある制作会社へ相談する方法もあります。

まとめ:MakeShopは機能を生かして自社ECを育てたいショップに向いている

MakeShopは、商品管理、受注管理、会員機能、クーポン、ポイント、メール配信など、自社ECの運営と販促に必要な機能を幅広く備えたネットショップ構築サービスです。

販売手数料が0円のため、一定の売上があるショップや、今後販売規模を拡大したいショップは、売上に比例して販売手数料が増えるサービスよりも費用を抑えられる可能性があります。

私が実際にMakeShopの運用や改修に携わって感じる大きなメリットは、ショップを開設できることだけではありません。商品ページやカテゴリーページの情報追加、SEO設定、購入導線の変更、販促施策など、公開後も同じカートシステムで改善を積み重ねられることが強みです。

  • MakeShopが向いているショップ すでに一定の売上や顧客があり、商品数を増やしながら、会員施策や販促、ページ改善に継続して取り組みたいショップです。
  • 導入前に確認したいこと 月額料金と決済手数料を負担できるか、必要な機能がそろっているか、日々の運用を担当する人がいるかを確認します。
  • ほかのサービスも比較した方がよいショップ 固定費をかけずに数商品だけ販売したい場合や、売上の見込みや運用体制が決まっていない場合は、BASEやSTORESなどの月額無料プランも選択肢になります。

MakeShopには多くの機能がありますが、導入するだけで商品が売れるわけではありません。SEO、広告、SNS、既存顧客への案内などでショップへ集客し、商品ページや購入導線を改善しながら、用意された機能を活用する必要があります。

反対に、自社の商品や顧客に合った機能を選び、継続的に運用できる体制があれば、MakeShopは自社ECを中長期的に育てるための有力な選択肢になります。

料金表や機能一覧を見るだけでは、管理画面の使いやすさや自社の商品を登録できるかまでは判断できません。契約前にMakeShopの無料体験を利用し、商品登録、デザイン、送料、受注管理などを実際に確認してみてください。

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