すぐに実践できる良質なマーケティングセミナーの見分け方16.03.15

すぐに実践できる良質なマーケティングセミナーの見分け方

企業の社長さんやお店の経営者の方、企業の集客関連、マーケティング関連の部署の方などは、マーケティングセミナーに何度かは参加されたことがあるのではないでしょうか?

私も良さそうなものがあればたまに参加することがありますが、受講者のみなさんがセミナーを受講して本当に内容を理解し、何らかの形で実践できているのか疑問に思うことがよくあります。

セミナーの内容が物足りないといったケースもあれば、内容が専門用語ばかりで理解できない、漠然とした内容、精神論ばかりなど、具体的にどのように自分の事業に取り入れたらいいのか分からないのではないでしょうか?

セミナーにはよく参加するものの自分の会社や店舗の事業の成長速度を上げるまでに至っていないという方は実は非常に多いと思います。

そこで事業改善にすぐに取り組みやすい「良いマーケティングセミナー」というのはどういうものかを考えていきたいと思います。

セミナー受講料と内容のクオリティは比例する?

マーケティング会社がセミナーを行う目的として考えられるのは

  • セミナー受講料で儲ける
  • セミナーで見込み客のリストを集めてアップセル・クロスセルをする

の2点が考えられます。

2の場合はアップセル・クロスセルすることが目的であるため見込客である受講者の人数を多く集める必要があり、受講者の質が悪くなる(居眠りされたり、営業目的の参加など)ので受講料が無料ということは少ないですが数千円~1万円と受講料は非常に安いケースが多いです。

また、受講料が安いのでセミナーの内容も薄くなります。

1の場合は当然受講料は高くなります。逆に高くないとセミナーの内容があまり期待できないので受講料が高いということがセミナーの質の目安になります。

セミナーの内容が濃く、質の高いものを期待する場合はやはり1の受講料の高い「セミナー受講料で儲ける」というセミナーを選ぶといいと思います。

セミナー受講料が高いと会社の看板を背負って講義する講師もクレームにならないようそれなりに時間と労力をかけて質の高い内容にしようとすることも理由の一つです。

受講料が安いと内容も薄い

先日参加したセミナーではセミナータイトルが「経営改善セミナー」で内容が詳しく案内されていなかったのですが参加費が1,000円ととても安かったので参加してみました。

期待はしていませんでしたが案の定、「店内の掃除はしていますか?」、「お客様の顔は覚えていますか?」、「DMはは定期的に送っていますか」など初歩的で内容の薄いものでした。

その後の異業種交流会、名刺交換会がメインだったような感じです。

セミナー後のセールスも特に強いものではなくDMを最後に渡された程度でしたのでセミナーの内容は薄いにしても受講料相応で印象は悪くありませんでした。

見込客のリスト集めが目的かと思えば、いきなり高額塾が目的のセミナー?

以前参加した、「見込み客を動かす20の心理トリガー」というタイトルの10,000円のセミナーの場合、セミナー時間が1時間半しかないのに受講者に質問を求めることが多すぎて進行がスローペース。

見込み客の行動心理の解説では「行列のできるラーメン屋さんではバンドワゴン効果という心理が働き集客されている」や「ベネフィットの表現」、「返報性の心理」などインターネットでよく見る行動心理の概略のような内容で薄い。

具体的に実務にどう取り入れるのか具体的な解説などはなく(1万円のセミナー初回の現時点では当然ですが・・)、セミナーの最後は高額塾の営業で「今日中に申し込めば60万円が50万円に」、「申し込み受付は明日で締め切り」など強引な営業や詐欺などでよく使われる「考える時間を与えさせない」手法を使って勧誘してくる・・・。

高額塾はマーケティングノウハウが身に付き、モチベーションを高められるので良いとは思いますが、高額塾のメリットの提示が十分でないために怪しさが出てしまっています。

明確な理由もなく、見込み客に考えさせる時間を与えない、契約を急がせる商品は良い商品ではありません。しかも初回セミナーで・・・。

そのセミナーではマーケティング会社取締役である講師が自分の解説するマーケティング手法を何回も「詐欺師も行う手法」として補足説明されることに違和感もおぼえました。

「マーケッターである自分」=「詐欺師」、私たちも詐欺をするためにマーケティングを学んでいるのか・・・確かに詐欺師も似たような手法で行動心理を利用していることは間違いありません。

しかし、私たちマーケッターは、お客様を騙して利益を上げる(お客様が騙された、買わされたしまったと感じさせてしまう)のではなくお客様に喜んでもらい顧客満足度を上げ、良いブランドイメージを築いていかないことには決して事業は成長していかないことを知っています。

お客様を騙してでも「売った者勝ち」なセールスをしたり、ステルスマーケティングによる高い効果の誘惑に傾いてしまったりしても、その売り上げ効果は短期的なもので決して長期的な事業の成長にはつながりません。

お客様はとても鋭く、決して騙し続けることはできません。また、インターネットで一度拡散してしまったブランドバッシングを回復させるのはとても時間とコストがかかり、取り返しのつかない結果を招きます。

「詐欺師も使う手法を学ぶ」のではなくマーケティングの手法を詐欺師が悪用しているだけです。

詐欺師と決定的に違うのは私たちは顧客満足度を高めてブランドイメージを上げることを目的にマーケティング活動を行っているのです。つまり「お客様を必ず喜ばせる」のです。

満足度の高いセミナーとは?

具体的な事例を紹介

私が個人的に「このセミナーは良かった」と感じるのはとにかく実例や実績、ノウハウを惜しみなくたくさん紹介してくれるセミナーです。

マーケティングセミナーでは専門用語で専門的な解説がされることが多いので、自分の事業や仕事で具体的にどのように実践していったらいいのかイメージできないといった人は多いと思います。しかし、具体的な実例を多く知ることで業種が異なる例であっても実感がわきやすく参考になります。

狭く深く、テーマが絞られている。

基本的なマーケティングの基礎や概要を広く浅く説明するだけといった内容ではなく、的を絞った狭く深いセミナーが良いと思います。

それは事前にセミナーのタイトルやプログラムなどで判断できると思います。

  • 「経営セミナー」
  • 「売上改善セミナー」

など漠然としたタイトルでは広く浅い、マーケティング初歩レベルの可能性が高いです。

また、

  • 「起業してわずか半年で1,000万円売り上げたネット集客の秘密」
  • 「明日から実践できる、毎月100万円の売り上げる方法」

など漠然と人の欲を掻き立てる結果だけを訴求するタイトル。

初回のセミナーでは成功の核心部分は解説せず、マーケティング塾や情報資料、動画やメール定期購読など高額商品へ誘導されます。

もっと具体的にマーケティング的要点に的が絞られた下記のようなタイトルのセミナーであれば内容が濃く、満足感も高いと思います。

  • 「利益を効果的に上げるために重要なフォロー営業のノウハウを公開!」
  • 「1年で売上げ20倍を達成したメールマーケティングの実例をご紹介」
  • 「短期間でバズマーケティングを成功へ導くためのポイント」

実際に自分の事業で取り入れ、実践することもイメージしやすいでしょう。

集客実績があるか

セミナーを行う企業のホームページに今までに実際にどのような企業をどのような手法でどれくらい利益を伸ばせたのかが掲載されていると安心です。(広告費を使えば普通は売上げは上がるので利益をどれだけ伸ばせたかがポイントです。)

クライアントの利益を伸ばした実績がなくセミナー事業だけで経営している企業や個人事業のコンサルタントの方もいます。

そういった企業や個人コンサルタントのセミナーが全て悪いということではないのですがセミナーや高額塾で内容の使いまわしで効率的にお金が稼げるのも事実です。

受講者にノウハウを伝授して儲けてもらうというよりも自社のセミナー事業を軌道に乗せるためセミナーの見込み客の囲い込みの方を重視する傾向になります。

実績があると実際にお客様の集客率アップに貢献できることが期待できますし、セミナーで解説する情報やノウハウにも信頼性があり、説得力も出てきます。

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