インターネットの情報は嘘ばっかり!? その正確性の見分け方。【Q&A】13.03.24

先日、あるWEBサイトの欲しいと思っている商品のクチコミに「おすすめ」などと全体的に高評価な情報があったので、実際に購入し、届いてみるとクチコミに書いてあることとはかなり違うなと思いました。その商品のクチコミを見たホームページ以外でも、同じように良い評価の情報が掲載されていたので信用できると思ったのですが・・・
インターネット上の情報の信憑性はどのように判断したらいいでしょうか?

【2017/6/5更新】

インターネットでは様々な情報が簡単に手に入ります。また、ホームページや各種SNSなどのWEBサービスを利用することで誰でも簡単に情報を発信することができます。
また、ホームページ制作会社やSEO業者によるSEO対策やアクセスアップさせるための情報の真意を無視したコンテンツ配信、ステルスマーケティング(ステマ)的な広告など、さくら的な自作自演行為も横行しています。
このような状況の中、インターネット上の情報の正確性や信憑性を判断するためにはいくつかのポイントがあります。

まず情報掲載されいているWEBサイトの目的(運営者の利益は何か?など)、また掲示板やSNSなどでは書き込んだ人の目的に不自然な箇所がないかを想像することです。

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商品の評価が掲載されているブログやホームページ、実はアフィリエイトサイトだった。

「この商品はとてもいいよ」、「このサービスがいいよ」などというような情報が掲載されているホームページを見つけた場合、ページの最後の方に商品購入やサービス申し込みへのリンクがあると思います。
そのリンクがアフィリエイトリンクになっていないかが一つ目安になります。
アフィリエイトだからといって一概にその情報が利益目的で嘘の情報とは言えませんが、WEBサイト(ホームページ)運営者が商品を紹介することで利益につながっているので必要以上の良い評価が掲載されているケースがほとんどです。

(※アフィリエイトとはアフィリエイトを利用している運営者のホームページ上でその商品やサービスをPRし、ユーザーがそのページ経由で購入や契約に至った場合、売上げの数%がホームページ運営者に支払われるといった仕組みです。)

アフィリエイトリンクかどうか確認するにはアフィリエイトリンクをクリックしてみてその遷移先のURLの末尾に「http://www.~/~/?aid=0000000」といったようなパラメーターがついていないかで確認できます。
ハテナ「?」が接続詞で、その後の英数字がパラメーターでアフィリエイトユーザーの識別IDや商品番号が続きます。
こちらのページ(http://www.webase.jp/blog/2016/01/snow_grip.html
ではページの下の方にいくとスプレーするだけでタイヤチェーンになる「Snow Grip」という商品のstore-mix.comへのアフィリエイトリンクが設置されているのが分かります。

アフィリエイトのサービス会社によってはこのパラメータがつかないケースもあります。
アフィリエイトリンクをクリック後、一瞬、別のページが表示されアフィリエイトユーザーの識別をして目的のページへリダイレクト(自動遷移)されるので一見するだけではアフィリエイトリンクだと分かりにくいです。ただこういった手法のアフィリエイトサービスでもHTMLソースを見ることで確認できるのですが、そこまでするのも面倒でしょう。
まずは「1つの情報源」で信用しないのは基本ですが、その商品についての「良いとしていない評価」を探すことも大切です。
「全て」の人が満足と言う商品はなかなかないと思います。人は良いものでも何か些細な悪いところ見つけて誰かに言いたいものです。「ここがこうだったら完璧なのに」と。

ウソの情報ばかりが検索エンジンで上位表示されているという検索ワードも多い。

Yahoo!やGoogleなど検索エンジンで検索した結果の9割がウソの情報を掲載したWEBサイトばかりが表示されるジャンルも結構あります。
それはインターネットの拡散効果の高さが背景にあります。間違った情報を参考に他の人が自分のブログに掲載する。これが繰り返し行われていくのです。
他にもアフィリエイトという仕組みがウソの情報を拡散させている原因でもあります。

投資情報で外国の詐欺企業に投資をさせるようなWEBサイト(このサイト経由で登録させると数万円が稼げるアフィリエイターのWEBサイトなんです)が検索結果の1ページを独占されていたりすることも普通にあります。

商品の比較を目的としたランキングサイトや比較サイトはステマばっかり!

検索エンジンで多く検索されているワードに商品カテゴリ+「比較」や「ランキング」というワードがあります。
WEB業界やマーケティング業界の人なら比較サイトやランキングサイトはほとんどステルスマーケティング(ステマ)であることを知っていますが実際には多く検索されているので多くの人がステマとは思っていないことが分かります。
比較やランキングサイトの目的はアフィリエイトや企業の競合商品の対策などがほとんどです。

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SNS(LINEやFaceBook、twitterなど)の人気アカウントが勧める商品、信頼できる?

LINEやFaceBook、twitterなどの人気アカウントによる宣伝効果は大変大きく、販売企業なども宣伝に利用するために広告費を払って宣伝を依頼することはよくあります。宣伝と分かればいいのですがアカウントのユーザーが実際には使用していないにも関わらず企業に依頼され、商品を使ってみて良かったという感想を投稿することもあるようです。
ブログのステマでは以前、芸能人が関与して話題になったペーニーオークション詐欺がありましたね。

クチコミサイトの信頼性

クチコミサイトやショッピングサイトのクチコミのほとんどは「さくら」(自作自演)ということもあります。
顧客心理としては通常、悪い評価はクチコミとして書き込みたいという意欲が発生しますが、良かったというクチコミをわざわざ書き込みたいと思うことは少ないものです。
クチコミサイトの運営会社は良いクチコミも投稿してもらうためにクチコミ投稿することでポイント還元するなどの「クチコミ投稿するメリット」をユーザーに提供して、クチコミの公平性を保っています。
クチコミを投稿することで投稿者にメリットがあっても、なかなか自然には良いクチコミは増えないものです。
そこで販売企業やその関連業者がサクラ行為を行う場合もあります。これはクチコミサイト側からすると、運営を成り立たせるためにガイドライン違反となっていることが多いです。
同一IPアドレスからの大量投稿や他端末側のクッキーという機能を利用したりして、サクラ投稿かどうかの判断をしていますが、海外サーバーを経由させるなどの抜け道があったりと、取り締まりはいたちごっこでもあります。
サクラの投稿かどうか判断するにはクチコミ記事の「不自然さ」を感じ取ることです。
アマゾンや楽天など点数評価機能のあり、販促効果の高い大手ポータルショップサイトでよく見られますが良いクチコミの投稿日が近すぎたり同一日に集中していたり、画像付きの投稿が多い(画像まで投稿するのは面倒なので)などの場合、その信頼性には注意が必要です。

クチコミの各投稿記事のタイトルがキレイすぎることもおかしいです。新聞記事のようなキレイな見出しとまでいかなくても、内容が分かりやすいクチコミのタイトルが連続して並んでいたりすれば不自然です。
ユーザーはライティングのプロではありません。誤字脱字もありますし、記事の内容が分かりやすいタイトルなんてまずつけません。

  • 「親身になって話を聞いてくれる先生!」
  • 「総合技術力は高いと感じました。」
  • 「素晴らしい病院です」
  • 「赤ちゃんを授けてくれる病院」
こんなタイトルた並んでいると不自然ですね・・・。

実際にはこんな感じになると思います。

  • 「駅が近くて便利。」
  • 「おすすめです」
  • 「ありがとうございました!」
  • 「お世話になりました。」
  • 「待ち時間がちょっと長いけどいい病院です」
など、内容が分かりにくいタイトルになっている方が自然です。
(ちなみに、WEBサイトなどのメディア運営者がクチコミなどのユーザーの感想文のタイトルや本文を分かりやすいように修正して公開することは「改ざん」にあたり禁止されています。)

クチコミサイトなどでは前述したようなポイント還元など会員登録してクチコミ投稿するメリットが具体的にしっかりとログイン前にアピールされていることが重要です。メリットがはっきりとしなければまず、会員登録する人などいません。
このような場合もなぜ、クチコミが集まるのか疑ってみましょう。

また、悪いクチコミもライバル企業やクレーマーによる営業妨害などを防止するため、企業が運営するクチコミサイトでは厳しく公開前に審査が入り、掲載されにくくなってきています。
以前、私が個人的に利用した居酒屋チェーンのお店で注文が極端に遅かったり、凍ったままの刺身が出てきたり、指摘して初めて注文キャンセルしたメニューの料金が会計に含まれていると分かったりと酷いことがあり、当日のスタッフの人数が明らかに不足しているなと思い、大手クチコミサイトでその状況を投稿しようと思ったことがありました。しかし、クレーム的な悪い評価のため審査が厳しく行われ、クチコミ投稿の実績がないという理由から掲載されなかったとうことがありました。
要するに、大手クチコミサイトの場合は良いクチコミが集まりやすく、悪いクチコミは集まりにくい傾向にある場合が多いということです。
それは、大手クチコミサイトは掲載店舗の広告費で成り立っているため、真実であってもあまり悪いクチコミは掲載したくないという都合があるのです。

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このように情報源となったWEBサイト(ホームページ)が信用できるかどうかはそのWEBサイトの運営者の目的や情報を書き込む人の気持ちを理解することが重要で、また、情報源に対して多くの方の意見を聞くことも必要です。
(ただし、質問サイトなどで他者の意見を求める場合、回答者が業者の営業だったりする可能性もありますので注意してください。)

アクセスを集めることで収入になる、ということの問題

とにかくアクセスが高いWEBサイトを作るには、検索数の多いワードで検索上位表示するようなサイトが必要です。
「クチコミ」というワードはとても需要が高くアクセス数も高くなりますので、WEB制作会社や広告業界はクチコミサイトを作って、広告収入を得たいと考えています。
一般的に上位表示されたクチコミサイトなどは何らかの広告収入が発生していると考える方が自然です。

また、人は過激で攻撃的な悪口や他人の不幸など好奇心を煽る内容を好み、こういった情報をWEBサイトやブログで掲載することでアクセスが集めやすくなり、記事を最後まで読んでもらえたり、記事タイトル次第で他の記事も「ついで読み」してもらえることも多きなりサイト滞在率が上がるので、その結果、SEO効果も高くなります。
最近ではGoogleのアドセンス広告が有名ですがWEBページのアクセスを集めることで収入につながるという仕組みを利用して、内容を誇張し、とにかく不安や反感といった感情に訴える内容、金儲けの話題や政治の話題、ヘイトスピーチ的な内容など、多くのアクセスを集めることができます。
ブログなんかでは逆に炎上させるような閲覧者を逆なでするような内容を利用したりと情報の正確さよりもアクセス集めを優先させたWEBコンテンツが増えてきています。
芸能や政治ジャンルなんかではウソの情報(過剰な表現)がまたウソの情報を作り、強烈な興味や必要以上の嫌悪感が煽られていきます。
隣国の反感情報なんかもインターネットではひどいものです。

正確な情報を見つけるには

このようにインターネット上には、嘘の情報が多いことが分かります。その中で、正確な情報なのかどうかを判断する、できるだけ早く正確な情報を見つけるためにはどのようにすればいいのでしょうか?
まず、1つのWEBサイトの情報だけで判断するのではなく多くのWEBサイトを見てみる、というのももちろん重要ですが、時間がかかります。
前述したように見込みユーザーが検索するキーワードで上位表示できるようなWEBサイトは営利目的で業者が制作していることが多く、信頼性が疑問です。
検索エンジンで検索する時に「○○ 評判」や「○○ クチコミ」など他人の意見を聞きたい多くの人が検索するであろうワードではなく 「○○ ブログ」で検索し、個人のブログの方の意見をいくつか探すとその情報の信憑性は比較的高いと思います。
(ただし、その個人のブログから商品などへのリンクがアフィリエイトリンクの場合は信頼性はなくなります。)
「○○ 2ch」もいいですが、2chは過剰なクレームも目立ち、濡れ衣的な評価も多いです。

Yahoo!知恵袋などのコミュニティサイトや掲示板などの質問に対しての回答は比較的、信頼性が高いと思いますが、Yahoo!知恵袋はSEO効果も高いことから、最近では業者の自作自演の質問回答やアフィリエイト利用などもたまに見ます。
信頼性の見極め方は回答に使っているアカウントの過去の回答や質問が一定期間でしっかりと行われているかがポイントです。

まとめると、

  • 企業が運営するクチコミサイトなどで信頼できるのは悪い評価のみ。
  • 良い評判はYahoo!知恵袋などのコミュニティーサイトなどの回答や個人のブログ記事を参考にする。
  • ブログ記事はアフィリエイトサイトの場合(アフィリエイトリンクがある場合)はその商品評価は信頼性が低くなる。
  • 検索結果で上位表示しているWEBサイトだけでなく、3~4ページ目(30~40位)のWEBサイトの情報も参考にする。

以上を注意して情報を集めるといいでしょう。
信頼性の高い情報を得たいのであれば、インターネットでも調べる時間は必要になります。

良い医療機関を探すには

私もクチコミサイトやインターネットの掲示板でおすすめとされている人気の産婦人科に妻がかかっていたことがありましたが、確かに人気でいつ行っても患者が多く、待ち時間も長かったのですが、ある日、妻からの説明でなぜその診療が必要なのか理解できない部分があり、直接院長先生と話してみる機会がありました。
質問しても事務的に扱われて、治療方針で分からない箇所を聞いてみると、「じゃあ、この治療は止めておきましょうか」と意見を変えて、目もあまり合わせてくれずに話されていて頼りない感じでしたので、すごく不信感を抱き、転院したことがありました。
医療機関の悪い評判などは違法なことでもしていない限り、インターネットなどでいつまでも掲載され続けることはまずないと思います。
やはり、企業の運営するクチコミサイトなどで良いクチコミ数が極端に多いのは、患者数が多いこと意外にも何らかのクチコミ投稿を助長する仕組みがあるわけで、
「良いクチコミが多い」=「良い医療機関」
というわけではありません。

接骨院や歯科医院、産婦人科などの医療機関などインターネット上に多くのクチコミサイトなどがあるジャンルの場合、クチコミサイトなどの良い評価はあまり信憑性がない場合が多いので、例えば医療機関の場合、院長先生の経歴やブログ上で専門知識を頻繁に発信されているか、ホームページに治療方針のこだわりを感じられるか、書籍の出版経験ああるなど、要するに院長先生やスタッフの先生方の勉強熱心さがコンテンツとして一般に配信されているかが、一つの目安になると思います。

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