SEO対策とリスティング(PPC)広告の費用対効果(ROI)の検証【技術情報】14.01.16

今回、オーガニック検索(自然検索)におけるSEO対策とリスティング広告の費用対効果(ROI=投資対効果)について考えてみます。

オーガニック検索(自然検索)におけるSEO対策の費用対効果

SEOの費用対効果をSEOにかける費用を差し引いた損益として下記のように計算できます。

【月間アクセス数】 = 月間検索数 × クリック率

【コンバージョン数】 = 月間アクセス数 × コンバージョン率

【損益】 = 平均粗利益 × コンバージョン数 - SEO費用

例としてSEO業者にキーワード「人間ドック 京都」のSEO対策費用として毎月「40,000円」支払っているものとて考えてみると

【月間検索数】(オーバチュア、アドワーズの予測数)

Yahooo!「2,000」+ Google「320」 = 2,320

aramakijake.jp」の予測数、下記はオーバチュア、アドワーズの予測数とかなり隔たりがあり厳しい数値ですが、実際の数値に近いという評判があります。

Yahooo!「250」+ Google「172」 = 422

【月間アクセス数】
クリック率はSEO in Philadelphiaの調査結果によるオーガニック検索の1位のクリック率、「15.1%」を仮に用いて月間アクセス数を求めてみると

「350」(aramakijake.jp「63」)

となります。

【コンバージョン数】
コンバージョン率を仮に1%としてコンバージョン数を計算すると

「3.5」(aramakijake.jp「0.6」)

となります。

【損益】
1コンバージョンあたりの平均粗利益を仮に20,000円としてSEO費用を差し引いた損益を計算すると

「25,350円」(aramakijake.jp「-32,650円」)

となります。

この損益25,350円で十分利益があると考えられる場合は費用をかけてSEO対策を行っていくといいと考えられます。
ただし、aramakijake.jpの検索予測数で計算すると-32,650円になり隔たりが大きいので、「クリック率」や「コンバージョン率」、「平均粗利益」を毎月調査し、できるだけ正確なデータを取得して損益予測することをお勧めいたします。

クリック率も検索順位1位でも15%と厳しい数値ですがこの数値はジャンルやアクセスする端末などの検索環境によってもかなり変わると思います。

リスティング広告の費用対効果

SEO in Philadelphiaの調査結果によるとオーガニック検索のクリック率が80%に対し、リスティング広告のクリック率は20%ということです。
独自の条件に基づく調査なので一概には言えませんがこの調査結果を参考にして考えるとリスティング広告からのアクセスよりもSEO対策で検索上位に表示されている方がアクセスが多いということになりますが費用対効果が悪ければたとえアクセスが少ないとしてもリスティング広告の方が良いケースもあります。

キーワード「人間ドック 京都」のケースで
【オーガニック検索の月間検索予測数】
Yahooo!「2,000(aramakijake.jp 「250」)」+ Google「320(aramakijake.jp 「172」)」に対し、
オーバチュアのクリック単価「12円」、アドワーズのクリック単価「105円」として実際に考えてみます。

前述の「SEO in Philadelphia」の調査結果によるクリック率からリスティング広告からの月間アクセス予測数は下記とします。(検索順位1位のクリック率は15.1%、リスティング広告のクリック率はさらにその20%なのでクリック率は3%)
Yahooo!「60(aramakijake.jp 「8」)」+ Google「10(aramakijake.jp 「5」)」

よって、リスティング広告の月間費用はそれぞれ下記になります。

オーバチュア「720円(aramakijake.jp予測数 「96円」)」
アドワーズ「1,050円(aramakijake.jp予測数 「525円」)」

オーバチュアとアドワーズを足したリスティング広告の月間費用はだいたい621~1,770円と予想できす。

【損益】
1コンバージョンをアクセス数の1%とし、1コンバージョンあたりの平均粗利益を20,000円として月間の粗利益を計算すると2,600~14,000円となります。
月間粗利益からリスティング広告費用を引いた損益はだいたい、

2,483~13,883円

となります。

前述のSEO対策での損益は25,350円でしたのでこのケースではリスティング広告よりもSEO対策の方が費用対効果が高いということになりますが「aramakijake.jp」の予測値ではSEO対策は「-32,650円」ですのでリスティング広告の方が費用対効果が高いといえます。
このケースではリスティング広告の月間費用は621~1,770円でSEO対策と比較すると圧倒的に安いですがリスティング広告の月間クリック数がオーガニック検索と比べて20%しかないというデータの影響が大きく、アクセス数も当然低くなっています。
また、コンバージョン率1%をもう少し上げられるようにサイトを見直すことで費用対効果はかなり良くなります。

上記のようにホームページにアクセスしたユーザーのコンバージョン率を上げることができればリスティング広告よりもSEO対策の方が費用対効果が高いともいえます。

現在のホームページの状況を把握してリスティング広告をするのか、SEO対策をするのか最適な方法を選択するようにし、十分な費用対効果が期待できるようになるまでコンバージョン率の改善を繰り返し、リスティング広告のみでも(SEOで順位が下がっても)十分利益が出るようにしていくことが大切です。

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