SEO業者が行う、SEO対策とは?【技術情報】12.10.07

今回は、SEO業者が具体的にどのような方法でSEO対策を行っていくのかを見ていきましょう。

SEO内部対策について。

SEO対策を行うにはまずターゲットとなるキーワードを選定します。
例えばあなたが京都で美容院の経営をしていてインターネットからお客さんを呼び込みたいとする場合、「京都 美容院」などで検索するユーザーがターゲットになり、対策ワードは「京都」と「美容院」になります。

SEO対策するキーワードには「スモールワード」と「ビッグワード」があります。
スモールワードは競争率が低いワードですので、需要が少ない可能性があります。SEO対策も簡単な対策ですぐに上位に上がってきます。
逆にビッグワードは競争率が髙いワードで、検索数も多いですので当然簡単なSEO対策では検索順位は上がってきません。
対策ワードがビッグワードなのかスモールワードなのかは「Google」の「キーワードアドバイスツール」などを使って、ある程度は調べることができます。

京都の美容院が検索ワード「京都 美容院」で検索上位に表示されればいいのですが、京都中の美容院が「京都 美容院」でSEO対策をしているので競争率が上がりますので、そう容易いことではありません。
しかし、あなたの美容院は実は京都の「中京区」にあるとして、「中京区 美容院」と地域を絞ったらどうでしょうか?
「京都 美容院」で検索するユーザーに比べ、実際に「中京区の美容院」を検索しているユーザーは圧倒的に少なくなりますがライバル美容院との競争率も下がってきます。
京都の中京区にある美容院を利用したいお客さんは「京都中京区 美容院」とか「中京区 美容院」または、駅名やその他地名をキーワードにして検索するのではないでしょうか?

京都の中京区にある美容院を「京都 美容院」で検索するユーザーは美容院を利用したいお客さんではない可能性の方が高いかもしれません。
京都の美容院のリストを作りたい業者や店舗数調査する企業など様々な目的のユーザーが考えられます。

つまり、「京都 美容院」で検索するユーザーの内、あなたの中京区の美容院を探している見込みユーザーの割合はかなり少ないことが予想できます。
この見込みユーザーのことを「有効なユーザー」といいます。
「中京区 美容院」と対策ワード絞っていくことで有効なユーザーの割合を高めていきます。

SEO対策ワードは検索数の多い「京都 美容院」よりも検索数の少ない「中京区 美容院」や「烏丸駅 美容院」にすることで結果的に有効なユーザー率が高くなり、アクセス数は下がっても来店率は上がることが期待できます。つまり、見込み客以外のアクセスを省いたことになります。
これを「ロングテールSEO」といいます。

SEO業者でもビッグワードのSEOはかなりの労力と費用がかかってしまうので、お客さんが望まれてもまずはロングテールSEOを提案します。ロングテールSEOであれば、それほど難易度は高くないのでお客さんに提案しやすいのです。

その他、HTMLタグ内の適切な位置に対策ワードを含めたり、コンテンツページ内に対策ワードを一定割合の出現率に調整したり、タグ構造やサイト内リンクの最適化などがありますが、過剰な対策を行うと逆に検索エンジンの評価が下がってしまいます。
クローラーは常にロジック変更しているため、この内部対策は基本さえおさえていれば、それ以上はあまり効果がないのでリスクを伴う過剰は内部対策は行う価値がありません。

スモールワードのSEO対策であれば、内部対策だけでも十分効果が出ることがありますので、SEO業者に頼まなくても比較的容易に順位上昇するでしょう。

SEO外部対策について。

自動登録ツールで、あらゆるコミュニティ型サイトに投稿する。

これはブラウザを操作するプログラムを使用して、投稿型サイトに片っ端から被リンクを自動的に投稿していきます。
こういったスパムはメンテナンスの行き届いている質の高いサイトではすぐに削除など対応されてしまいますので対策の対象は管理の行き届いていない(=「質の低い」=「検索エンジンの評価が低い」)サイトへの登録しか不可能でしょう。

ブロガーの話。

これは後述のさくらユーザーと似ていますが、趣味でブログを運用しているフリーの何百人ものユーザー(ブロガー)に一斉に被リンクやPRの依頼をかける作業です。
一気に増える被リンクは検索エンジンから嫌われるケースがあり、実際には期間をおいて、少しずつ被リンク依頼をしていきます。

クローラーから評価の高い、実績のあるブロガーが重宝されます。

オーソリティサイト、またはそれに近いサイトからの被リンク購入。

これは毎月数万円を支払って、オーソリティサイトに近いサイトに被リンクしつづけてもらうというものです。
毎月の費用がかかるので、SEO業者も費用が出せるお客さんでないと、なかなか提案してきませんが費用がかかるだけあり、ビッグワードでもそれなりに期待ができる方法です。
当然、検索エンジンからは非常に嫌われている行為ですので、スパム認定を受けてしまうリスクも髙くなります。

大手SNS内や掲示板などのさくらユーザー。

これは、大手のSNSやコミュニティなどでPR投稿したり、被リンクが含まれた記事を投稿する作業です。これはSEOの外部対策以外にその記事自体がSEOにもなり宣伝広告となることもあり、効果的です。
そのため、SEO業者やその関係者が複数のアカウントを作成、運用しています。
SNSなども利用規定があり、「宣伝に関わる記事」などを取り締まっていますので通常は真面目なユーザーを装い、複数アカウントを使用して真実味のある記事で巧みに偽装しています。

実際に真面目に運用していた実績のあるアカウントを業者が買い取ったり、ユーザーに費用を支払ってPRを依頼したりすることもあります。

SEO対策用のアカウントということが判明してしまうとアカウントが削除されてしまい、今までのアカウント実績が水の泡となりますので積極的な対策は慎重に行う必要があります。真実味のあるライティングセンスもかなり必要です。

大手ディレクトリサイトへの登録。

外部対策でもう一つ、効果が高く王道ともいえる大手ディレクトリサイトなどに登録するというものもあります。

例えば「Yahoo!Japan」のディレクトリに自分のサイトが登録されれば、かなりの検索順位アップが期待できます。
ただし、大手検索エンジンのディレクトリ登録は商用目的や企業の場合は有料となります。
「Yahoo!Japan」の場合ですと審査料として「52,500円(税込)」(2012年9月時点)かかり、2回まで審査してもらえます。審査に通ると、登録されますが、2回とも審査落ちしてしまうと掲載されません。
再度、上記の金額を支払って審査してもらうことになります。

また、登録されるWEBサイトの業種が「アダルト」や「鍼灸・整体」、「書士業」などの場合は審査費用も「157,500円」と一気に跳ね上がります。
(「Yahoo!」側の理由として「慎重かつ複雑な審査が必要となるため」としています。)

このようなことから、大手ディレクトリサイトに登録することは被リンクを買っていることにならないのかと疑問に思う方もおられると思います。
これは、費用を払ったら必ず掲載されるものではありませんので「被リンク購入」ではなく「審査料」としての費用としています。
ただ、Yahoo!以外は質の低いサイトなどでもほとんどのサイトが審査に通過することからすると被リンク購入にあたらないとするディレクトリサイト運営者側の逃げ道との考え方もできます。

ディレクトリサイトやポータルサイトへの掲載が有料なのは、その情報の信頼性やクオリティ維持の面から少なからず必要になってくるのも確かです。
大手ディレクトリサイトは有料で特にYahoo!の場合は審査も厳しいことから、掲載サイトのある一定のクオリティが保たれていることになります。
検索エンジンはその大手ディレクトリサイトの掲載クオリティを信頼し、検索順位に反映しているという考え方もできます。
逆に無料掲載のディレクトリサイトは掲載クオリティを維持・管理するには大変な労力となるため管理が行き届かずクオリティも下がり放置状態となり、検索エンジンも評価しなくなるでしょう。

SEO業者が行うグレーなSEO対策はスパム行為。

前述のSEO外部対策でスパム行為(=検索エンジンが嫌う、排除したいとしている行為)は「大手ディレクトリサイトへの登録」以外、全てです。

しかし、ビッグワードはSEO業者でもなかなか検索上位に上げられないため、クライアントが強く望めば前述のグレーなSEO外部対策(=スパム)を行っていることが多いのです。
グレーなSEO外部対策をして検索エンジンからスパム認定を受けてしまうと、大幅な順位下降かひどい時は全くインデックスされなく(検索結果に表示されなく)なってしまいます。
SEO業者はこうしたスパム認定を受けるリスクが比較的少ない対策を優先して作業していますがスパム認定されるようなグレー対策を施してクライアントから絶大な信頼を得ていることもあります。

SEO業者がこうしたグレーなSEO対策を行うことはもはや、SEO「Search Engine Optimization」ではなくSEDO「Search Engine(検索エンジン) Deceives(騙す) Optimization(最適化)」ではないでしょうか。

検索エンジンの順位を故意に操作しようとする行為(被リンクを装う自作自演)は一切クローラーから嫌われますので、グレーなSEO対策で検索順位上昇してもリスクのこと考えるとスマートなSEO対策とは言えませんね。

このようにクローラーが検索順位を決める要因(評価基準)として外部からの被リンク(外部要因)を参考にしていることが分かったと思います。これはクローラーが人間に近い高度な人口知能を持たない限り、評価の参考とされ続けるでしょう。
コンテンツSEOが叫ばれている昨今でもまだまだ良質な被リンクの効果は高いのです。

その理由は次回「クローラーが被リンクを最も重要視する理由」でご説明いたします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
「WEBaseとつながろう!」LINEでマーケティング情報を定期的に発信していきます。集客に興味がある方は、友達登録お願い致します。
Contents
お知らせ 一覧
使命は集客、戦略的WEB集客サポート「WEBコンサルティング」
お試しWEBコンサルティング
完全成果報酬型SEO対策「インジーニアスSEO」
戦略的ホームページ制作・リニューアル
「WEBaseとつながろう!」LINEでマーケティング情報を定期的に発信していきます。集客に興味がある方は、友達登録お願い致します。
ページTOPへ