最近多い、ブレーキとアクセルの踏み間違え事故をなくせないものか?【BLOG】17.01.11

最近多い、ブレーキとアクセルの踏み間違え事故をなくせないものか?


最近、高齢ドライバーによるブレーキとアクセルの踏み間違え事故のニュースをよく耳にします。
ミッション車が主流だった昔はあまり聞かない事故です。

以前、74歳になる父の運転する車の助手席に乗せたもらった時、歩行者や交差する路地でタイミングを待っている車など近くまできて初めて気づきビックリしたようにブレーキを踏むといった運転で、頻繁にブレーキを踏む運転で、疲れないのかな?と感じていました。
気付くのが全体的に遅いというのでしょうか。

先日、高齢になるその父に「免許返納は考えてないの?」と尋ねてみました。
しかし、もともと車好きの父で運転にも自信をもっており「80歳までは大丈夫」、「最近多い、高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違え事故なんて、わしは絶対100%起こさない。」と言っていました。
しかし、踏み間違い事故を起こした人も当然、事故を起こすまでは同じように思っていたはずです。

「事故を100%起こさない」なんて、若い時の父は言ったでしょうか?
車の運転が好きで運転に自信がある人でも「100%」なんて言わないのではないでしょうか。
運が悪ければどんなに運転技術がある人でも事故は起きます。


能力の衰えを隠すかのようにスピードを出したり、急発進、急ブレーキをするような荒い運転をする高齢ドライバーの方を目にすることがあります。(以前、妻と4歳になる息子が薄暗い、ショッピングモールの立体駐車場で高齢ドライバーの運転する車に轢かれかけた事がありました・・・)


豊かで便利な生活に慣れてしまっている私たちは、自動車のない生活、電車・バスのない生活、電気・水道のない生活なんて不便に感じずにはいられません。

私も車の運転が好きですが、車の運転は人間のエゴの象徴のように感じます。
「他の車より先に行きたい」、「遅い車がいたら、追い抜きたい」、「もっとスピードを出したい」、「赤信号になる前に交差点を通りたい」「近い距離でも歩きたくないので車」、「運転技術を他人に見せつけたい」。

事故を起こしやすく運転に向いていない性格の人や運転能力の衰えた高齢ドライバーなど運手免許を取得(維持)できる基準が低すぎるのではないでしょうか。


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もはや、自動車は人間の運転するものではないのかもしれません。
色んな業界の方から反発を受けるかもしれませんが、悲しい事故が起きないためにも早く完全自動運転になる方が望ましいのではないかと思ってしまいます。
全ての車が自動運転で制御されれば、事故だけでなく人間の運転による認知と動作のタイムラグやエゴ運転による無駄な交通渋滞や交通トラブルもかなり減りそうな気がします。
ただし、もし自動運転の車のシステムが悪意を持つ人にハッキングされたら・・・怖くなりますが・・・


昔は飲酒運転もすごく緩い時代でした。
昔は酒気帯びドライバーの父に飲酒検問中の警察官が、「気を付けて運転して帰れよー!」って見逃してくれたというエピソードを父から聞いたことがあります。

私も20年前は、たまに飲酒運転をしていました。
私はお酒を飲んでもそんなに体に表れないので飲酒していても事故を起こさない運転ができる(運転に差し支えない)自信がありました。
しかし、最近の悲しい飲酒運転による事故で法律が見直され、現在では「飲酒運転は非常識」になっています。
確かに飲酒して運転能力に支障のある人、ない人、個人差がありますが、やはり飲酒運転で悲惨な事故が起きるケースがあるのであれば、飲酒運転は運転能力に支障が出るという基準に支障がない人も従うべきでしょう。

高齢者に多い、ブレーキとアクセルの踏み間違えも同じことが言えるのではないでしょうか。


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そもそも、「ブレーキとアクセルの踏み間違え事故」を勘違いしている方も意外と多いようです。
私の妻もそうでしたが、車好きの父でさえも「そうだったのか?!」というような表情をしていたのでここで再確認のため説明します。

「ブレーキとアクセルの踏み間違え事故」とは「ブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んでしまう」のではなく、「アクセルをブレーキと信じ込んでしまう」ことで起こっています。
つまり、ブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んでしまう操作ミスの場合は頭ではブレーキではなくアクセルを踏んでいるという認識があるので、時間の余裕があれば操作を修正できます。

しかし、最近ニュースでよく耳にするブレーキとアクセルの踏み間違え事故は「体が条件反射的にアクセルをブレーキと思い込んでいる状態」なので、いくら時間の余裕があっても修正操作ができません。
間違いに気が付くまで修正できないので、気が動転して「早く停まらなければと思い、ブレーキと勘違いしているアクセルを更に踏み込む」状態で、このような心理状態で修正操作なんてまずできないことが予想できますし、被害も大きくなります。
ドライバーは「突然車のブレーキが故障した」としか感じないでしょう。

先日ニュースで報道されていた、福岡の「200m手前からブレーキとアクセルと踏み間違えて病院に突っ込んだ個人タクシーの事故」からも分かります。


このような心理状態で車と停める(または被害を軽減させる)にはどうしたらいいのでしょうか?
最近では多くの自動車メーカーで安全装置として自動ブレーキの機能の実装を進めています。

しかし、全ての国産メーカーでは「自動ブレーキの作動中、さらにアクセルを踏み込むと自動ブレーキが解除される」という仕様のようです。
これは、自動ブレーキが作動しては危険な踏切りや高速道路で機械が間違って判断してしまった場合の安全上の仕様です。
この仕様では前述した心理状態のドライバーによるブレーキとアクセルの踏み間違え時に作動し続けられるのか疑問です。

ブレーキペダルをなくして、従来のアクセルペダルのみで加減速する「ワンペダル」方式というものもあります。
ワンペダルを踏み込むと加速、緩めるとブレーキがかかります。
これなら、ブレーキはアクセルを「離せばかかる」ので基本的にアクセルとブレーキで動作が異なり、条件反射による踏み間違えはなくなりそうです。
(これに近い仕様のペダルが日産の「ノートe-POWER」という自動車で採用されていいます。アクセルを緩めるとブレーキランプが点灯し、ブレーキがかかりますが、従来の自動車と同じくノートe-POWERはブレーキペダルもあり、2ペダル仕様となっています。危ないですからね・・・。)


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その他にもワンペダル方式では「ナルセペダル」というものもあります。
熊本県の「ナルセ機材」という会社(http://www.onepedal.co.jp/)が開発しているペダルでアクセルペダルが右足の右側面に押す、ブレーキペダルは従来通りに奥に踏み込むタイプのペダルです。
(参考 http://www.onepedal.co.jp/products/)

しかし、ワンペダル方式はブレーキとアクセルが独立した従来の自動車を運転したことのない人であればいいのですが、従来方式の自動車からの乗り換えの場合は、やはり条件反射という心理が邪魔をし、踏み間違え事故(ナルセペダルの場合は追突されるなどの他の事故)が起きる可能性は残ります。


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「ブレーキとアクセルの踏み間違え事故」の場合は事故直前にアクセルが「べた踏み」されていることが予想できます。
それではアクセルを「べた踏み」すると、エンストさせれば完全に停まらないまでも被害はかなり低減できるのではないでしょうか?

しかし、エンジンが停まると油圧が下がり、パワステやブレーキペダルが重くなるので高速道路や右折時などかえって危険なシーンもあるかもしれません。

では、アクセルをべた踏みするとギヤが「ニュートラル」になるのはどうでしょうか?
そうすれば、油圧低下の問題もなくなりますし、こちらも自動車を停止させることはできなくても、被害はかなり軽減できるのではないでしょうか?

また、できるだけ早く踏み間違えてをドライバーに認識させるために、アクセルをべた踏みした場合、ギヤがニュートラルになると同時に「あなたが踏んでいるのはアクセルです」とか「アクセルべた踏み」とか大き目の音量の警告音声で知らせ、メータ部にも警告表示すればどうでしょうか?

ニュートラルになっては危険な状況(高速道路や右折時など)を防ぐために、これ以上踏み込むとニュートラルになると分かるように、アクセルに踏み込み具合を予めメーター表示してもいいでしょう。

このような仕様は既に自動車メーカーの方も考えていて、自動車の構造的に難しい、複雑なシステムになると故障しやすくなり逆に危険、コストがかかるなどの問題から導入できないのかもしれません。
しかし、今後の日本は高齢社会になるようですので早めに対策してほしいものです。


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自動運転の自動車、まさしく「自動車」への技術進歩を待つのか、高齢者のタクシー無料化やカーシェアリングの乗合化など制度改革をし、高齢者が自ら運転しなくてもいい社会にするか、いずれにせよ早急に対策してほしいものです。

最後に補足ですが、ブレーキとアクセルの踏み間違えは、年齢や運転経験に関係なく発生するという実験結果が出ています。
決して、高齢者だけの問題ではありません。


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